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気がつけば甲府の勝利に乾杯!

2005年12月07日

そりゃまあ、心情的には、ヴァンフォーレ甲府を応援したいわけですよ。経営危機だ、25連敗だというところから1ミリ1センチの努力でここまで来たのだから、十分、応援するに値する。昨年、アビスパ福岡が柏レイソル相手にまったく歯が立たなかったことを考えると、今年の甲府がちょっとは頑張ってくれないと、やっぱり入れ替え戦はやめようなんてことになりかねないし。

そのうえ、なんだかんだいっても、柏にはいい選手がたくさんいるのですよ。そんなのがJ2に落ちてきたら、来年、イヤじゃないですか(<すげえ後ろ向き)。

ただ、これで甲府が昇格しちゃったら、甲府サポーターは「あの札幌ドームでロスタイムに逆転して…」って感じに、あの試合を伝説にしちゃうわけですよ。ぼくらがいまだに8年前の川崎フロンターレ戦の話をするように。

それは悔しいんだよな。だから、甲府を応援したいような、したくないような。

始まるまではそんな気分だったけど、これ、甲府を応援するでしょ。おもしろいもん。J1では失点も多いけどそれを得点力でカバーしてしまうガンバ大阪が優勝して、J2でも、今季は(昨年の大宮アルディージャのような)ガチガチに守ってカウンターのチームはことごとく中位以下に沈んだ。やっぱりね、今季の甲府のような、派手な攻撃型チームのほうが、見てておもしろいのだ。ただ勝てばいいってもんじゃあない。

開始からずっとやられっぱなしだった柏が、大野敏隆の精度の高いフリーキックから先制して、20分過ぎに甲府が猛攻を仕掛けるも柏がペナルティエリアの中にみっともないほどの人数をかけて守りきったときは、ああ、やっぱりJ1とJ2なんだなあ、こうやって攻めてるけど点が取れないでいるうちに2点目取られて負けちゃうんだろうなあと思ったですよ。

7年前、あの室蘭のアビスパ福岡戦だってそうだったじゃない。前半はかなり攻め込んでたのに、バウテルのフリーキックがクロスバーに当たったりで、点を取れないでいたら、後半にやられちゃったんだ。

でも、甲府は、めげないんだ、これが。走る走る、とにかく走る。味方を信じて、相手が守りにくいようなコースへと走る。ボールを持っていない選手の仕事を、解説の川勝さんがちゃんとしゃべってくれるから、甲府の攻撃がいかにすばらしいか、よくわかる。

あっという間に追いついて、なおも甲府がゲームを支配し続けて、ついにバレーが決めてしまう(その直前、藤田健のコーナーキックが直接ゴールインしそうになったのもすごかった)。柏は受け身だもん。あれは疲れるって。

序盤はキャッチングが不安定でどうなるかと思った甲府GK阿部謙作も、後半途中からはビッグセーブを連発(80分ごろのレイナウドのヘディングシュートなんて、よくキャッチしたよなあ)。もう、完全に、甲府の試合でありましたよ(観客の熱気も含めて)。

残り数分のところで柏原丈二主審がへんな演出してくれちゃって(一昨年の博多の森で今野泰幸→藤ヶ谷陽介がとられたのと同じパターンの間接フリーキック)、ドキドキしちゃってる自分にまたびっくり。もう、完全に、甲府のサポーター状態。

さあ、ロスタイム4分、なんとか守りきってくれ!…と思ったら、なんですか、いきなり画面真っ暗。おいおい、この大事なところで衛星に問題発生かよ!(<スカパーではときどきある)…いやいや、なんと、停電だとさ。照明思いきり落ちちゃってる。ここはインドか。

ざわわ、ざわわ、な中で、「かし~われいそる!(ダダンッダッダンダン)」。おお、さすが、柏サポーターはやるね。僕は、その間、スカパーの放送時間枠が大丈夫かどうか、心配してました(思わずEPGで確認してしまった)。

小瀬のスタンド、寒そうだったなあ。あれもまた、7年前の室蘭を思い出す風景。これ以上のチャンスはないんだから、甲府、昇格してくれ。普通にやれば負けねえって。こんどの土曜日、運よくチケットを入手できた甲府の人は全力で応援してくれ。僕はたぶん千葉テレビの中継見ます。



post by issey11

21:31

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