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2007年08月17日

【第34節】夏の熱さは札幌の味方

 鮮やかな勝利でした。
 京都には勝てない時代が続き、苦手意識から苦戦を予想していました。
しかしやってみれば、2-1からの鮮やかな逆転劇。敵将からは『そういうのも含めて首位・札幌とは現時点で差があったように感じます』との言葉がありました。

 数年前、昇格街道を走る京都や川崎などに挑戦して、今日明日の努力だけでは届かない深いものを感じたときに、この言葉を吐いたものでした。年間に5勝、1年通してわずか30の勝ち点しか稼げなかった時代のことを思い出すと、考え深いものがあります。

 個人的な感慨はさておき。
 北国にある札幌の弱点の一つは、本州の湿度の高い夏の暑さだと言われていました。今節は、暑さの厳しさで知られるアウェイの京都盆地。それも、「大文字焼き」のため午後5時20分キックオフと、札幌にとって不利な条件がそろっていました。
 ゲーム開始時になっても気温は33度を超え、両チームの動きは、酷暑に苦しめられたアジアカップの参加国を彷彿とさせました。

 しかし、実際にゲームが始まると動きの鈍いのは、熱さになれているはずの京都でした。ギクシャクした京都を尻目に、札幌は始終ゲームを支配し続けます。
 後半に逆転されましたが、札幌の選手は慌てるそぶりも見せず、冷静にギアを上げてアクセルを踏み込み、京都ゴールに殺到。数分のうちに逆転してしまいました。熱さに弱い札幌に、後半30分から立て続けにゴールを奪う余力など、残されいなかったはず。

 どうしてか。

 これは私の素人意見ですけど、三浦サッカーは夏の酷暑に親和するんだと思います。

 三浦サッカーは相手を膠着状態に追い込むサッカーです。前半はできる限り失点しないようにし、勝負の山を後半に持っていきます。この膠着状態を作り出すローリスクな展開が、酷暑の中で体力消耗を避ける展開とよく似ている、という事じゃないかと思うんです。

 つまり、相手にすると天候を意識して、これまでに継続してきたサッカースタイルを省エネスタイルに変えるわけですが、札幌にすると雪残る時からずっと続けてきたスタイルがそのまま夏の酷暑に対応するわけで、特に変える必要がない。そこに一日の長があるわけです。

 実際、特に前半はロングボールを主体とした同じようなサッカーを両チームが展開しましたが、京都がギクシャクしていたように見えたのに対して、札幌はノビノビとやっているように見えました。ギクシャクが生み出す疲れが後半の逆転を招いたと。

 どうでしょう。
 

posted by hibari |19:43 | 試合の感想 | コメント(3) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
サンガにキツイ京都のイケズな暑さ

どうでしょう?ッて・・ひばりさんは既に下手な解説者(除く野々村氏)を超えていますので。

昨日は大変な一日でした!早朝から仕事をこなして、午後四時頃にはコンサユニ抱え阪急電車に
飛び乗って西京極に行く予定でしたが、昼過ぎに機器類がパンクしお盆でバックアップが不可能
となり仕事場でKBS京都の中継を見ることに・・(帰宅してスカパー見ると中継映像が全く別物で
した)前売りのチケットは無駄になりましたが、差し引いて余りある良い試合でしたネ♪

>ところでひばりさま。

「大文字焼き」は京都ではNGワードです!!激怒されます。「五山の送り火」と覚えて下さい。
京都市民を昔やってましたが、京都の子供は五山や町の通りの名前を歌で覚えます。
「大文字・如意ヶ嶽」「妙法・万燈籠山」「船形・西賀茂山」「左大文字・大北山」
「鳥居形・曼荼羅山」です、正確には妙法の法の字は別の山なのですが・・・
京都の人にはこれが言えないのは、米国人が五大湖の各湖の名前を言えないのとor英国人が
サンダーバードのトレーシー兄弟の五人の名前を言えないのと同じくらい恥だそうです。
(オオドサ調べ)

閑話休題

暑さに関しては二試合続けて京都にいたサンガの方がキツかった?それとも直前の札幌の暑さで
トレーニングになったコンサに有利だった??
でもあの酷暑の中で涼しい顔して?プレーした選手と、西日の当るサポ席で応援した皆に拍手♪

サポ席のサポ「もうすぐキックオフなのにオオドサが来ませんね」
サポリーダー「オオドサ??ああッアイツが西京極に来て勝ったためしはないからなァ」
サポの皆「そうだ!そうだ!オオドサ来てろロクな事はないぜ」
サポリーダー「・・??でもオレ達も西京極で勝った事あったっかナァ」
サポも皆「・・んーっ勝った記憶はたしかに無いなァ」
サポリーダー「オオドサは放っといて選手入場だから始めるぞ!!」
「コーンサドーレッ!!タカギッ・・(中略)・・ゲンキッ!」
サポ「あれっ元気の肩に何か付いてませんか?」
サポ「ああああっクルビ監督とオオドサのご当地キューピー人形だ!」
元気「千歳で売ってたよ!白恋の代わりに」

posted by 大阪の道産子| 2007-08-17 21:34

Re:【第34節】夏の熱さは札幌の味方

オオドサさま

 恥ずかしながら、この年まで、京都の「五山の送り火」(なんですね)は、札幌で言うところの大倉山あたりで「大」の文字にかがり火が焚かれるものだと思っておりました。

 オオドサさまのご指摘で、調べてみると、5つの山で同時にかがり火が焚かれるんですね。知らなかった!。ありがとうございました。

 PS 日曜日には室蘭に行きますので、何かまた撮ってきます。

posted by hibari| 2007-08-17 22:42

室蘭にエール♪

別にいいのですよ♪京都は寺社の町なので坊さんや神主が威張ってる?町ですので。

あっオオドサに「様」付けるとひばりさんの運気が下がるので呼び捨てにして下さい。

室蘭のナイスショト期待してます♪愛する曾田は良い休息になったかもネ・・んっ
元気「愛してるのは俺だけって言ったじゃないか」
ダヴィ「カミサマはミナアイシテまーす!」
元気「オオドサがサマを取れってっさ」
ダヴィ「サマジャナクッテ、アシタカラ、カミ取ってサマーホリデーデス」
元気「黄色紙のカミ取った?」

posted by 大阪の道産子| 2007-08-17 23:05

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