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コンサドーレの試合をはじめて見たのは、招待券で見た1996年伝説の厚別初戦。ペレイラのフリーキックと、オテーロのVゴールを目撃しました。娯楽の少ない北海道で、それは衝撃的な体験でした。そして実際に自分がファンからサポーターになったのは98年に、オフィシャルサポータークラブに入ってから。以来、今日までホーム全試合観戦を目標に、シーズン券を買って、応援を続け、たとえJ2の最下位になろうとも、年間に5回しか勝てなくとも、(実際になりましたが)、チームがある限り、サポであり続けることを誓って、今日まで生きてきました。
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2009年07月25日
はぁ、やれやれですね。 j2の中位のチームとしては上出来だけど、仮にもJ1の定着を目標としているチームとしては、まだまだ。 4点取ったことはまぁよしとしても、なんで2点取られて、岡山と「良い試合」をしてしまう。3-0で危なげなく勝たないとならない試合でしょう。 2失点のうち、1失点目は、まぁ、J2だとほとんどが枠から逸れるボールが、たまたま入っちゃったもの。とは言え、J1ならばああやって入れてくるから、仮にもJ1の定着を目標としているならば、あれは抑えなければならない。 問題は2失点目。見事に崩されて取られた。 ゴールへの形ということでは、実は岡山の方がしっかりと持っている。中盤からペナの前で構えているポスト預け、ポストがタメを作っている間に、サイドに走り、それを見てサイドに私、折り返してのゴール。ポストに入ったらどうすればいいのか、岡山の選手は理解して動いている。 このような得点が札幌にはない。ああしたカタチを持たないと中位からは抜け出せない。4失点のうち、コンビネーションで取ったと言えるのは、1ゴール目だけ。残りの3得点は、カウンターからの個人技、または当たり損ないがたまたまゴールしたもの。札幌の課題のコンビネーションによる得点という意味からは物足りない試合だった。 得点、失点の双方からも、J2中位らしい試合だった。 と辛口のコメントはこの位にして、なんだかんだ言って、4点取ったことは評価していい。特に上原の4点目。個人としてもチームとしても、(私個人としても)、モヤモヤしていたものを吹き飛ばす、まさに次につながるゴールだった。 こうした積み重ねが、少しずつ自信につながり、自身は体の動きをよくする。積み重ねが悪循環を好循環に変えていく。とどのつまりサッカーは選手個々の能力だが、こうした好循環を自ら作り出すことでしか、個々の能力は伸びないと思う。 ps 本当は、3-0,4-1の試合になって、古田がピッチに登場するのを見たかったなぁ。
2009年07月24日
昨日の議論を補足する。 現在の札幌の得点力不足、勝ちきれない現状は、かなりの部分、三浦監督時代の負の遺産なんだと思う。 三浦監督のサッカーは失点に繋がるリスクを極力排除することが基本。セットプレイなどのセーフティな形で得点をあげ、その後はゲームを膠着状態に持ちこんで、僅少差で「結果」を得ることを目指すものだ。 相手ゴール前でのコンビネーションや、パスを繋いだ崩しなどは、失敗するとカウンターに繋がるリスクとしてほとんど推奨されてこなかった。ボールを奪ったらできるだけ手数をかけずに、最前線に放り込む。そんなサッカーだった。 ところが、こうした確率論に頼ったサッカーではJ1への定着が難しいというのが昨年の教訓。やはりパスを繋いで、コンビネーションによって得点を奪おうというのが、今、石崎監督が取り組んでいるものだ。 そして、三浦監督の過去2年間、こうした練習をほとんどやってこなかったことのツケが今巡ってきている。中でも今の主流の若手組は、わずか数年のプロ選手経験の中で、崩しによる攻撃に取り組んだのは、遠い柳下時代。それも1,2年しかない。 今シーズンに入ってから、ここで私は「コンビネーションによる得点を見たい」と何度か書いたが、石崎監督がいくらゴール前での工夫を求めても、そもそも体が覚えていない。だから指示に付いて行けない。そして、ゴールに近づくと、どうしていいのか、わからなくなる。現場で試合を見ていると、ゴール前でボール受け取ることを恐れているような消極性を感じる。 これに加えて、FWのキリノは典型的なカウンタータイプの選手のようなのだ。裏に抜け出したボールを長い距離を走って追いかけて決めるというタイプだ。パスを回しながら、相手を翻弄し、アイディアやひらめきでゴール脅かすタイプではない。日本人の経験不足を補うことができない。 そうこうするうちに、相手の守備戦術と研究が進んで、いよいよ得点が取れなくなってしまった。そうなると、回りからは「やる気を見せろ」「死ぬ気でヤレ」という圧力がかかる。それがやる気の空回りを見せて、いよいよゴールから遠ざかっていくという悪循環。それが今の札幌だろう。 これはけっこう時間がかかると思う。
2009年07月24日
昨日の夜は、北見で美味しい地ビールを飲んでいた。北見の人たちといろんな話をしながらも気になるのは、試合経過。定期的に携帯をリドロー。0ー0が続く画面にため息をついてしまった。 そしてさっき富山でのゲームを見終わった。金は金に集まると言うけれど、ゴールはゴールに集まる。反対に言えば、ゴールを遠ざけるものにゴールは離れていく、ようだ。 朝のホテルで見た新聞では、後半に富山に圧されたように書かれていたが、実際に見ると、後半の富山は、シュートを打てという監督の檄に応えて、可能性の少ないボールを何回か蹴っただけだった。札幌は前後半とも相手を十分に抑えていた。 今、快調に上位を走っていたならば、2-0ぐらいで、危なげなく勝ち点3をゲットした試合に見えた。だのに得点が入らずにまたまた引き分け。 ここ何試合もまともに点が取れず、勝ち星にも見放されている。そんな中で、得点のチャンスが目の前に転がり込むと、無用に力が入ってしまうのだろう。後半はじめの藤田の消極的なプレイに象徴されるように、逆に、得点することに意識が過剰になりすぎて、逆にナーバスにもなっているようだ。 藤田以上に問題だなと思ったのは、変わったばかりの砂川が、ゴールラインの手前から後ろに折り返したグランダーのパス。これに反応する選手が誰一人いなかったことだ。 ペナルティボックスの横、ゴールラインの手前からキーパーから遠ざかるように走るグランダーのパスは、もっとも得点の可能性の高いパスだ。これが調子のいいチームだと、砂川があそこに走り込んだだけで、ゴールを求めて選手が積極的に動き出しただろう。しかし今節の札幌の選手たちは、最大の得点機に棒立ちだった。 一部掲示板などでは、監督解任論なども出始めているようだが、バカバカしい。 札幌の課題は「ゴールにいたるコンビネーションの確立」、これだけに絞られている。 時々ポカはするが、守備戦術は確立されているし、アグレッシブなプレスからショートカウンターという戦術も浸透している。中盤のボール回しもだいぶ改善された。 本当に残す課題は「ゴールにいたるコンビネーションの確立」だけなのだ。チームの75%は完成している。なのに、ここで監督をクビにして、再び0からチームを作ろうという意見は正気の沙汰とは思えない。 チームの完成にはあと25%を残すだけなのだが、前監督の2年間はこの25%の完成を早々に諦めて、残りの75%だけで戦ってきたようなものだから、ゴールにいたるコンビネーションにおいては、石崎監督にとっては0からどころか、マイナスからのスタート。砂川のラストパスに無反応だったことが、これを象徴していると思う。 だから、名将石崎をもってしても、わずか半年で昇格チームレベルに押し上げることなど、どだい不可能なのだ。 ヤンツーさんの後に、石崎監督だったら、と思わないこともないけれど、三浦さんのような戦術を選ばなければ、誰が監督をやってもこの順位だと思う。
2009年07月19日
今、函館から帰りました。はぁ。。。 さて、函館の試合は、ゼロ点で抑えれば勝てたと総括すべきではない。3点取れれば勝てたと総括しなければならない。 仮にも将来のJ1定着を目指すならば、毎試合3点を取る、取れるチームを目指さなければならないのだ。 そして函館でも、厚別でも、札幌は3点を取るチャンスは、確実にあった。とは言え、チャンスはあったと書いたものの、ほとんどゴールで、ギリギリのところで撥ねられたというのはあまりなかったように思う。 クロスを上げればずれる。ゴール前のグランダーのボールは素通し。ポストが落とせば相手に渡り、これぞというチャンスボールが来れば宇宙開発。。。 どうもマイボールが、相手のゴールに近づけば近づくほど、エネルギーという生命力が失われ、キーパーの手前ではほとんど老衰状態だ。コーナーキックを除いて、力強く相手ゴールにけり込まれたシーンを今期は見ていない。ゴールに近づくほど、ヘロヘロになり、力のないボールが相手ゴール前で余裕を持って処理されてしまう。 ボールを1,2,3,4と繋いでいくうちに、一つ一つのズレやブレが増幅されて躍動感を奪ってしまうのだろう。 これを改善するには、一人ひとりのプレイの正確さを上げ、考える時間を短くしていくより無いと思うが、それには監督が言うように「そういうところを改善するのはなかなか難しいのですけど、それをやり続けていかなければならない」。 今は「結果」よりも「プロセス」なのだが、「結果」がでないと監督の言うように「チームがバラバラになる」可能性も十分に秘めている。 しかし、「結果」がほしいあまり、コンビネーションを捨てて、セットプレイや、カウンターオンリーに逃げては元の木阿弥だ。 コンサドーレ札幌の今後10年を考えても、今が正念場なのかもしれない。
2009年07月17日
J2で上位に入るだけならば、J1に昇格するだけならば、守備を鍛えればそれは可能なのかもしれない。しかし、J1に定着できるかどうかの分かれ目は、守りに入った相手を崩して得点を奪えるかどうか。そのことを、私たちは一昨年から昨年にかけて学んだ。 j1に定着するチームは、引いて守った相手から得点する術を少なからず持っている。いわばゴールをこじ開ける鍵を持っているのがJ1に定着するチームだ。逆に言えば、そんな鍵を持っている相手に、ゴールの扉を閉めても、こじ開けられてしまうのは、昨年経験したとおりだ。鉄壁も守備と言っても、ちょっとしたことで崩れると立て直しが難しいのは大分を見ればわかるとおりだ。 ゴールをこじ開ける「鍵」とは何か。昨年の三浦監督は「高さ」にそれを求めて失敗した。昇格初年度の甲府やウィルのいた札幌ののように外国人の高い能力の場合もあるだろう。しかし、個人に依拠しすぎたカタチは、その個人がいなくなってしまえば、失われてしまう。 そうなると、やはり「鍵」は、チームの連動した動き。コンビネーションによる崩しだろう。札幌のように個人の能力がスーパーではないチームの場合は、相手に守備体系を作られる前に、一人ひとりが手間をかけず、できるだけ素早くゴールを陥れる必要がある。と監督は考えただろう。 しかし、ダイレクトでゴールに迫ろうとするならば、ワンタッチ、ツータッチの素早いプレイが求められる。ワンタッチコントロールで、良いポジションにボールが運ばれればよいが、あさっての方にボールが行ったり、相手にボールが渡ってカウンターを食らったりすると、逆に危機になってしまう。 そういうことが続くとやはり慎重になってしまう。ボールコントロールして、相手と見方を十分に見定めて、安全な選択をしたくなる。でも、そうなると相手に時間を与え、よけいダイクレトプレイが難しくなる。 またダイレクトプレイは、ボールの受け手にとっても、ダイレクトにどこに叩かれるのか、把握しにくい。ボールをコントロールしてもらえば、“ため”の間に、アイコンタクトなりで、受け方がわかるのに、その時間がない。味方のボールがどこに出てくるのかわからないので動き出しようがない。いきおいボールウォッチャーになってしまう。そうなると、出してはまた出しどころが無くなる。 ダイレトプレイは成功するとゴールをこじ開ける最強の武器だ。これに必要なのは、受け手と出してのあうんの呼吸なのだが、これがずれて疑心暗鬼にが生じると、途端に悪循環に陥ってしまう。今の札幌の現状は、こんなところなのではないか。 J2で攻撃を旗印に掲げたチームが必ずぶつかる「壁」だ。この壁はあまりに高く、正面突破しようとすると、跳ね返されてしまう。時には、空中分解もあるだろう。 だからといって、この壁を回り道して避けて、乗り越えるのがよいのか。札幌は、いま、この岐路に立っていると思う。 チームの崩壊もあり得るなかで、あくまでも壁に対して正面突破を目指すのか。真壁を迂回する方法を探るのか。函館での戦いが注目だ。 明日早く函館に向かいますので、今日は寝ます。
2009年07月17日
本人が満身創痍なのは確かだ。父のことも心配だったのだろう。それにしてもと思うのは、厚別で一人少ない相手に負けた前節だ。後半30分の勝負所で、クライトンが退き、岡本が投入された。この采配が、退団の直接的な原因になったのではないだろうか。 この試合の後、監督はこんなコメントを発している。 「ボールを止めると相手が間合いを詰めてきてなかなかリズムがでないと思います。やはりそういうところと、シュートにしてもダイレクトで打てばいいところを、コントロールするから、相手は1人少ない分、体を寄せてくるのは当たり前なので、ダイレクトだったらコースが開いてるけど、1度コントロールすると寄せられてコースが開かなくなってしまう。そういうワンタッチでのプレーというのが、ミスを恐れているのかどうかはわかりませんが、まだまだできていません」(jsゴール) 実は、これはほとんどクライトンを名指しにしたコメントだったのではないか。 今期の最大の課題は、守備ではなく、引いて守った相手をどのように崩すかという攻撃だった。これまで札幌の得点は、セットプレイや相手のミス、または偶然のような個人技でのものばかりで、攻撃陣の連動した動きの中でのシステマチックな攻撃は見られなかった。 監督のコメントをずっと追っていくと、監督の理想とするのは、激しいプレスで球を奪った後に、ワンタッチのダイレクトプレイでゴールを陥れる早くて連動的な攻撃だ。 20試合を過ぎても一向に完成しない攻撃のカタチ。その原因をついにクライトンに求めたのではないだろうか。 ところが、キープ力のあるクライトンが入るとコントロールしてしまい、そこでプレイの「ダイレクト」さが途切れてしまう。そして何よりも他の選手が、ボールをもらうと、コントロールしながらクライトンを探してしまう。クライトンが上手ければ上手いほど、監督の理想とするダイレクトプレイから離れてしまう。 ここ何試合かの勝ちきれないなかで、水面下では、石崎監督志向するダイレクトプレイとクライトンのコントロールプレイの水激しいせめぎ合いがあったのではないだろうか。 そうして、ついにクライトンを切るという選択が為された。そして、札幌とクライトンのメンツを立てるために、このような発表になったと。 クライトン退団後の補強の早さ、そしてそれが石崎監督の薫陶を受けた二人が電光石火の早業で入団が決まった経緯を見ると、そんな気がする。
2009年07月11日
結果についてはあえて書くまい。 長年厚別に通い、最大のブーイングだった。今日、自分も大きな声でブーイングした。 長年、コンササポの間には、ブーイングについての是非論があるが、こんな試合の後では、ブーイングをしなければならないと思った。 いつもならば、ブーイングを浴びせると、にらみ返す選手が必ずいる。しかし、今日だけは、すべての選手は下を向き、罵声を浴びせられるままになっていた。岡本は明らかに泣いていた。 負けようと思って試合をする選手はいない。また、レギュラーで「やる気のない選手」や「勝ちたいという気持ちのない選手」はいない。 それでも人間である以上、心の奥底に、怠惰や甘え、そして奢りのようなものが、沸いてくる。昨年までJ1を戦い、今期J2に落ちたといえども、外国人の大型補強に成功し、クライトンも残った。有望な若手は残り、石崎監督は、昇格請負人とされた。 こうした環境の中で、どこか漫然としたものがあったのではないか。自分の中の甘さは、優しい言葉では、吹き飛ばせない。ほほを打たれるような打撃、“目が覚めるような”な衝撃がなければ、人は変われない。 今日の結果、そしてスタジアムを包んだブーイングが、変わる切っ掛けとなってくれればよい。
2009年06月27日
中途半端な降格チームが陥る法則があるように思う。 (1)警戒し、守備を固めてくる相手を崩す力がない。 (2)昇格への勝ち点を求め、無理な攻撃を仕掛けて逆襲を食らう。 (3)相も昇格チームに対する恐れを克服し、自信を持って臨んでくる (4)ゲームは支配するけど、勝ち点を落とす (5)昇格戦線から落ちこぼれ、勝利へのモチベーションを下げる (6)「結果」を求める回りが、「変化」を要求する (7)チームが混乱する (8)選手、監督の信頼感が崩れ、チームが崩壊する 2003年の降格の時、ウィルらを擁したジョアンカルロスのチームはまさにこの法則にはまり、最後には下から数えた方がよいぐらいの順位だった。昨年の甲府、横浜もこの法則にはまり、中位に停滞してしまった。 今の札幌は、(4)段階から(5)段階へと、落ち込んでいる最中なのだろう。もっと、落ち込めば(8)もあり得る。 この法則には続きがある (9)新チームになって、守備を重視したチームを作る (10)固い守備によって1点差の試合を拾い始める (11)選手は自信を深め、相手も警戒しはじめる (12)集中力が高まり、実力以上に力が出る。 (13)昇格し、キープコンセプトでJ1に臨む (14)J1の攻撃力によって頼みの守備が破壊される ↓ (1)に戻る。 こうやってみていくと、J1に定着するチームを作るためには、守備力の強化によって、1点差のゲームを拾う試合を目指すのではなく、引いた相手から得点を奪う攻撃力を養うことだとわかる。 しかし、それにこだわると、逆襲を食らい、勝ち点を失って、自信を失う。 そして、「結果」だけを求める回りから非難の声が高まり、それがチームの自信喪失を加速する。 この悪循環を断ち切るにはどうするのか。 サッカーがメンタルゲームだとするならば、時間のかかる攻撃力の構築の間、たとえ望まない順位で低迷しても、選手個々のモチベーションを落とさない、コントロールだと思う。 そういう意味では、上に書いた、エレベーターチームの輪廻から脱出するためには、今ここで、サポも含めたチーム全体が、ネガティブにならない。モチベーションを落とさないことだと思う。 具体的に言えば、目先の勝ち点よりも、一つでも多く得点パターンを確立すること。 負けたとしても、試し続けきた新しい攻撃が機能し得点できたことを喜ぶ、こと。 だから、今日も勝ち点のために1点を守りきるサッカーをしなかった監督の采配、後半に3バックにした采配を非難する声が多いようだが、後半15分の失点を防ぐことよりも、新しい攻撃の形を模索している今の監督の路線のほうが正しい・・・と思うこと。 それが今の札幌に必要なことだと思う。
2009年06月25日
求められているのは攻撃の形なんだろうと思う。 05月19日「4のゴールが見たい」再び というエントリーはじめ、なんどか 流れの中の得点が不足していることを指摘したが、今日まで、流れの中の得点が増えたかというとそうではない。 札幌の得点は相変わらず得点は、セットプレイや、相手のミス、そしてカンターだ。いわばもらい物なのだ。 第2クールに入って、’相手の守備も整備され、“もらいもの”をだんだんもらえなくなってきた。J2とはいえ、もらいもので得点できるのはせいぜい1点。これを超えようとすると、実力で点をもぎ取らなければならない。 ところが、それができない。 ゲームが終わり近くになっても、点が取れずに、あせって守備のバランスを崩してしまう。なまじ、J1で通用するサッカーを目指しているため、1点を守りきるサッカーができない。(というかやろうとしていない)、1点をまもるのではなく、2点目を目指し、攻撃の圧力で相手を圧倒してやろうというサッカーだ。 もっともそれができないので、後半30分過ぎから、点を取るか、守るのか、選手の中で揺れ動いてしまう。それが終了間際の失点癖につながっているのだろう。 やっぱり札幌の今の課題は、攻撃の形。守備を固めた相手を崩す形なのだ。 前節の湘南を見て思ったのは、得点の形があり、シュートまでのプロセスに、湘南の方が迷いがないということだ。湘南の迷いのなさが、逆転ゴールにつながり、そして札幌の迷いの多さが、厚別無勝利を生んでいると思う。 なんかで読んだが、守備の形は比較的早く作れるものの、攻撃の形を作るのは時間がかかるという。形が出来るのが待ちきれずに、結果だけを求めて1点を守りきるサッカーになってしまえば、昨年の二の舞だ。 また、ここで我々は、「結果」か「プロセス」か、という柳下監督時代に何度も議論した課題に戻ったのかもしれない。 さて、あなたならどうする?
2009年06月24日
再び湘南戦について。。。 J2で、勝ち負けは別にして、 自分たちよりも圧倒的に強いというチームはない。 (へへ、俺たちは強い) 少々失敗しても、メンバーも少ないし、 まぁ、ベンチから外されることは無さそう。 そりゃ、J1には上がりたい。 けど、また、ケチョン、ケちょんにされるのもいや。 まだまだ、(自分は別にしても)、他がだんだん合ってきたら、 そのうち、勝ち始めるんじゃないの。 前半、走りすぎたからね。 今の札幌の選手の、頭の中を覗いて、本音を覗うとこんなところじゃないだろうか。まさにこれは「中位チームのメンタリティ」だ。 ところが、昇格レースの真っ只中で、抜きつ抜かれつしているトップチームの意識は、こんなもんじゃない。 そうした意識の違い。覚悟の差が、ペナの中の思いっきり、ぶつかり合いの中の威圧感となって、相手に先んじる。 そうしたちょっとしたメンタルの集積が、まえの湘南戦の結果を生んだんだと想う。降格のないJ2リーグでは、真剣を交わし合うような勝負は、昇格を争う一握りのチームだけ、それ以外のチームは簡単に「中位のメンタリティ」に飲み込まれてしまうように想う。 これが、J1だと、下には下で、降格を避ける戦いがあり、「中位のメンタリティ」は蔓延しにくい。 この事実を率直に認めつつ、降格がないJ2というリーグの中で、どうやって「中位のメンタリティ」から脱して、選手の気持ちをドライブさせるか。 第2ステージからの見所は、そうした監督のマネージメントにあると見たい。 少なくも、次節、前節のショッキングな負けが、心理的なショックとして、よい方にデルか、それとも、引きずって「中位のメンタリティ」の中に落ち込むのか。それを確認したい。
2009年06月21日
これは、J2という下部リーグにいて積もり積もったもの、うっ積したモノの差だろうな。 札幌は一昨年、それを吐き出して、いったんリセットしたのに対して、湘南は10年、仙台で6年、セレッソで3年と、歴史と伝統がありながら、下部リーグに甘んじているクラブの、今年こそ上に行きたいという想いの差かな。 ちょうど、2年前、コンサドーレ札幌も反町湘南と同じように、なんであそこに勝てないんだろう、なんであんなチームが首位なんだろう、と想われていたに違いない。 確かに田原、アジェル、ジャーンというストロングポイントはあっても、昔の川崎だとか、去年の広島だとか、と比べて圧倒的な戦力を持っているわじゃない。 今日の試合だって、個々の力や内容的に見ると五分五分、ひょっとしたら札幌が推していた。だのに勝てない。あまつさえ、逆転を食らってしまう。 後半終了間際に何度も追いつき逆転した湘南の自信と、反対に何度も追いつかれ、勝利を逃した札幌の不安が、正直に出たと言える。 まぁ、俺たちは若い。こうした試合で、精いっぱい、悔し涙を流せ。落ち込め、ショックを受けろ。腹の底から悔しがれ。` 湘南はもっとも、もっとたくさんの悔し涙を流して、もう涙は見せないと決意して、今日がある。
2009年06月15日
徳島は昨年は3年連続でJ2で最下位だった。 監督の解任も普通なのに、フロントは美濃部監督に指揮を任せ続けた。そして、2年目の今年、万年最下位から脱し、上位を伺う位置につけている。 今日の試合を見ると、両チームのチームとしての成熟度が現れたように思う。 「人もボールもよく動くサッカー」というのは、よく聞く言葉だが、徳島のサッカーはまさに、そんな感じだった。一方、札幌は個の力でかろうじて対抗できているものの、チーム全体の連動性、人もボールもよく動くという面では徳島の方が上だった。 よく美濃部監督を信頼し、最下位の屈辱を受けても監督にチームを委ね続けた徳島のフロントは良い仕事をしたと思う。 反面、この事実はチームが完成するには長い時間がかかることを示している。 連勝が途切れてから勝ちきれない試合続いている札幌。勝ちきれない理由は、個々の選手や、監督の采配、そして戦術などにあるのではなく、チームとしての成熟度にあると感じた。 ゴールまでのイメージが70%できあがっていても、30%が未完成なために、この未完成な部分でゴールから嫌われ、逆襲を受けてしまう。 しかし、着実だが少しずつ成熟に向かっている手応えも感じた。またまた後半に失点してしまったが、守備の連携は良くなってきた。 今は、守備の土台の上に攻撃の形を作ろうという段階なのだと思う。口で言うのは容易いが、この段階が完成するには、1シーズン以上かかるかもしれない。
2009年06月08日
ミスからカウンターを取られ、裏に上手く抜け出されて1点。 セットプレイで高さにやられて2点。 相手のボールをたくさん奪い、多くのコーナーキックを取り、なんどもゴールを脅かした。失点のシーンを除けば、まるで前節のプレイバックのような展開だった。札幌はボールを獲れていたし、相手にも試合をさせていなかった。 前節はゼロで抑え、今節は2失点。これが鳥栖と栃木の力の差なのだろうか。 そうでもないと思う。前節も1失点する可能性が後半にあったし、1失点にコーナーからの失点が加わる可能性もあっただろう。前節たまたま失点ゼロで終わり、今節たまたま2失点だったという違いでしかない。 問題は失点ではなく、20試合を戦ってまだ得点のパターンが確立されていないことだ。今節も、これだけゲームを支配していれば、1得点ということは無かっただろう。2点、3点取れても不思議ではなかった試合だった。 開幕当初、札幌の課題はプレッシングからのボール奪取だった。後半のスタミナ切れという大きな問題を除くと、ほぼこの課題は達成できたように思う。ところが、その次の段階で、ここ何試合も足踏みをしている。 一つの課題をクリアすると、次の課題が立ち現れる。それは確実に前の課題よりも難易度が高くなる。今、札幌はこの次の課題を超えられずにいるのだ。 しかし、見方を変えれば、課題がはっきりしている。それだけに取り組みやすい。こうして一づつ課題を明確にしながら、次の段階に導いていく手法が、育成に評判があるという石崎監督のあり方なのだろう。 そう思えば、まったく悲観することはないのだが、若いチームだけに、今節の負けを必要以上に重く受け止めないでほしい。
2009年06月05日
心臓病の父親の看病が理由にクライトンが帰国した。 今シーズン、合流が遅れたクライトンには、一時、古巣のアトレチコ・パラナエンセのホームページで移籍の告知があったという話もあっただけに、ちょうど欧州が選手の移籍時期に入るこの時期の突然の帰国は、またもや退団=移籍の悪い予感を高めてしまう。 そうしたクライトンだが、ウィキペディアで恐縮だけど、ここに掲載されたデータを見ると、彼のシーズン最多ゴールは05年、31試合出場した名古屋の4得点だ。 今期、札幌で17試合ですでに3得点となっている。このまま行けば、シーズン最多得点を更新することは間違いない。 そうしたクライトンだけに、離脱が長引けば、チームに計り知れない打撃を与える。発表通り、湘南戦までには戻ってくることを信じて疑わないが、一方、クライトン頼みからの脱却も現実的なテーマかなとも思う。
2009年06月04日
今季のコンサドーレでもっとも面白いのは、石崎監督その人だ。 これまで、いろんな監督を見てきたけれど、こんな采配をする監督は見たことがない。 毎試合、楽しませてくれるけれど、今日のアウェイ栃木戦は、ベンチにFw3枚だ。最終ラインで体で相手を止めるDFには、レッドや負傷のリスクがあるのに、DFが一人もいない。 本来、MFの上里、西をDFで使い続け、何とか形になってきたからこそ、DFが1枚かけても、西を投入することで対応できるという腹なのだろう。中盤で誰かが欠けたら、宮澤をトップにして、西を本業のボランチという采配も可能だ。 今期J2の長丁場を少ない選手で戦い抜くために、石崎監督が目指しものは、複数のポジションをこなせるボリバレントな能力だと言った。 J2のベンチ入りは5人と少ないが、一人で何役もこなせる選手がいると、5人のベンチメンバーが、7人にも、10人にも化ける。宮澤のボランチや上里のSBなど、少々面食らったが、ここにきて監督の思惑が少しずつ形になろうとしている。 一方、これの欠点は、絶えずフィールドにポジション経験値の不足した選手がいるため、安定感が生まれない。攻守にわたってなかなかチームとして機能しない。ここ最近の勝ちきれない試合も、石崎監督のボリバレント戦略と無縁ではないだろう。 もう一つの弊害は、出場選手の固定化だ。ボリバレントの能力に欠ける選手は、なかなか出場機会に恵まれない。堀田や柴田などがベンチにも入れないのは、おそらくそういうことなのだろう。 それでも、このボリバレント作戦が定着すると、シーズン終盤に面白いことになっていそうだ。ただ、選手が疲労の蓄積で動けなくならない限りだが。
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