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コンサドーレの試合をはじめて見たのは、招待券で見た1996年伝説の厚別初戦。ペレイラのフリーキックと、オテーロのVゴールを目撃しました。娯楽の少ない北海道で、それは衝撃的な体験でした。そして実際に自分がファンからサポーターになったのは98年に、オフィシャルサポータークラブに入ってから。以来、今日までホーム全試合観戦を目標に、シーズン券を買って、応援を続け、たとえJ2の最下位になろうとも、年間に5回しか勝てなくとも、(実際になりましたが)、チームがある限り、サポであり続けることを誓って、今日まで生きてきました。
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2008年06月08日
現地からです。忘れないうちに、観戦記です。 結果は0-3の惨敗。開始早々に最終ラインの裏をポポに取られて1点。2点目は、久しぶりの登場となった西澤が、相手の早さについて行けず、ペナの中で不必要に足を出してPK(そして退場)。最後は終盤間際に投入されたデビ純が、これもペナの中で何でもないボールクリアをミスし、相手に渡して失点。結果だけを見ると、まったく良いところのない試合で、終了後のゴール裏からの大ブーイングも(私もしましたが)当然の試合でした。 この試合は、評価の視点の置き方で大きく変わる試合だと思います。函館での千葉戦、アウェイの川崎戦、そして今日の柏の3連戦を、リーグ再開後に向けたあらたな再構築の課程として見ると、十分に手応えのあった試合だと思います。反対に、ナビスコの決勝進出という結果に注目すると、3連敗で、守備の崩壊は止まらず、得点も函館の1点止まりと、まさに監督解任を叫びたくなる内容でしょう。 三浦サッカーは超守備的であり、守備でJ2を制覇し、J1での低迷を守備の崩壊に置く見方があります。そうした見方からすると、今日の3失点は守備崩壊がまったく修正されていない状況に写るでしょう。しかし、今日見て私が思ったのは、三浦サッカーの本質は「守備的」であることではない、ということでした。むしろ三浦サッカーの本質は「攻撃的」であると言ってもいいでしょう。 かつて札幌の監督時代の岡田さんは、「J1で1失点はしょうがない。勝ち点を獲得するにはどうやって2点を取るかだ」と発言していました。この言葉の通り、今、ナビスコの後半3節を通して、三浦さんはまさにこの「2点を取るサッカー」を目指しているんだと思いました。 失点しない、堅守を再建する、ということが目標ならば、昨日のバーレーンのように最終ラインを下げれば良いんです。札幌は高さがありますから、もっと下がって事実上の5バックにして高さで跳ね返せば、失点はきっと減ると思います。そうなればカウンターの切れ味も増すでしょう。 ところが今日見た札幌のラインは非常に高く、引き籠もり、どん引きサッカーとは正反対のものでした。1失点目は、札幌がラインを上げた裏のキーパーとの間の広大なスペースを突かれたもので、こうしたラインを高く保つサッカーを目指す以上は仕方のない失点でした。 反対に今日の札幌は面白いようにチャンスを作り出していました。J1になってから今日ほど相手陣内に肉薄した試合は初めてでした。ところが、これが何かに呪われたと思うほどゴールが決まらない。決定機を外す見本市のような試合でした。バーに嫌われたシュートは3回はあったんじゃないでしょうか。 ナビの後半3節の記録を見ると、どちらがゲームを押し気味にすすめかのバロメーターになるというコーナーキック数では、今日と前節の川崎戦では札幌が上回り、函館の千葉線ではコーナーキック数こそ相手が上でしたが、シュート数がはじめて相手を上回りました。結果は散々でしたが、内容的にはこの3節は札幌が押し気味にすすめていたようです。そして今日も、途中で西澤の退場によってゲームが崩れ、撃ち合いとなって相手のシュート数が上まりましたが、こうした事故さえなければ、札幌が柏を圧していた試合だったと思います。 今日のドームでは、守備の再構築が課題という世評とは裏腹に、三浦さんは「三浦サッカーの攻撃的側面」を高め「2-1で勝ち点を取るサッカーの構築をすすめている」ことが実感として感じられました。事実、これまでよく見られた中盤を放棄して、長い球を単純に前線に放り込む、またヘディングで簡単に跳ね返すという工夫のなさは影を潜め、パスを繋ごうという意識は高くなっていました。もっとも、失点を減らそうという意図はあまり感じられませんでしたが。 では、なんで3連戦もして得点はわずかに1点なんだよ、との声もありそうです。それこそノナトに変わる新外国人FW次第なんじゃないでしょうか。いずれ能力の高い外国人FWが来る、来てからでは遅いので、今からトレーニングしておこう、というサッカーではなかったかと思います。今日は宮澤が早々にピッチから消えたため、4-6-0という布陣だったのです。確かに今日は、ゴールの手前でのFWがいないことから来る、戸惑いが目立ちました。 さて今、札幌に絶対に必要なのは守備の再構築だというならば、専守防衛でラインを下げてカウンターに徹するサッカーにすべきでしょう。そしてこの転換には監督交代が伴うものと思います。しかし、J1でも2-1で勝ちきるサッカーを目指すのならば、今の三浦さんの取り組みは決して間違ってはいないと思いました。これが成就するためには、ノナトの代わりとなる外国人FW次第なのですが。 ともかく、ナビスコ3連戦を通して、J2サッカーの延長線上では勝ちきれないと判断した三浦さんが、新たなリフォームに着手していることは確かです。
2008年06月04日
しばらく、コンサドーレの試合を見ていませんね。 昨年にはなかった中断期間というのが、まだ慣れていないというか。 それでもナビスコは行われ、ご承知のように勝ち星は挙げられていないんですが、私的には、もともとナビスコはどうでもよく、あくまでもリーグ戦。そしてそこで少なくとも下から3番目以上になることです。 ということで、ナビスコは本気モードのプレシーズンマッチと言うことで、再開されるリーグ戦に向け課題を浮き彫りにし、その改善策を見出してほしいです。そうした中で、たとえ負けようがかまいません。 なので今週末、久しぶりのドームでは、リーグ戦再開に向け、今、どのような試行錯誤をしているのか、見てみたいですね。 中でも注目点はディフェンスライン。 フットボールは正解のないスポーツで、クロスを上げるととラインを上げてオフサイドにする。裏を取ろうとするとしっかりとゴール前でブロックする、というバランスが取れているうちはいいんですが、ゴール前でブロックしようとするとミドルから撃たれる。ラインを上げようとすると裏を取れると、逆手逆手に行ってしまって、自信をなくす、と言うことがあると思うんです。 昨年も、第3クールの後半から、失点がかさみ、デフェンスラインが自信を失いかけたことがありました。それを、ラインをブレイクするカバーリングの徹底で乗り越えたように思うんです。 今もまた袋小路に入っていますが、ナビスコという本気モードのプレシーズンマッチの中で、これをどのように修正していこうとしているのか、しっかりとみたいと思います。
2008年05月30日
北海道チャンピオンリーグの結果が北海道協会のサイトにありました。 http://homepage3.nifty.com/hfa/2008_convention/2008_project/2008_hokkaido_champions_super_league_ke.pdf 5月26日現在 勝 分 負 点 失 差 勝点 札大 3 1 2 15 5 10 10 道都 3 0 1 12 9 3 9 コンサトップ 2 1 0 9 3 6 7 ノルブリッツ 1 2 0 4 2 2 5 コンサユース 0 1 3 6 15 -9 1 室蘭大谷 0 1 1 1 3 -2 1 札幌ウィンズ 0 0 2 2 12 -10 0 消化試合数がまちまちなので一概に比べられませんが、草サッカーに近い札幌ウィンズが大きく遅れているのは、予想通りだったものの、コンサドーレ札幌のトップはトップでも2位でもないんですね。やはり一人落ちのハンディが利いているのでしょうか。 体格差とか、経験で高校生チームは下位に沈んでいますが、得失点差を見ると失点してもいいからドンドンいけという札幌ユースと、格上相手でもしっかり守ってという大谷の違いが出ています。(両チームともレギュラーが出ているのかわかりませんが) JFLを狙うというノルブリッツですが、札大は下したものの、コンサユースと室蘭には引き分け。札幌ユースには2点を許し、室蘭には無得点で終わっているので、対戦相手のゲームプラン通りに試合を運ばれてしまったということでしょうか。 JFLに上がるためには、J2のサテライトと同レベルの力が必要なことを思うと、まだまだ昇格は難しいかな。 今度ヒマがあったら見に行こう。
2008年05月29日
滞ってしまいました。 道内のホームとはいえ、ナビスコで映像のない試合で、あんな結果だけを知らされると、やはりコメントする気が萎えますね。 自分の見ていない試合なので、あれこれ言う資格はないんですが、やはり新居にやられたようですね。札幌を追放になってから鳥栖の時代を含め、新居には何点決められたんでしょうか。 よく「勝って恩返しをする」なんてことを選手は言いますが、やはり新居には札幌には特別な気持ちがあるんでしょうね。その特別な気持ちが、空回りせずにきちんと結果として表せるところが、彼らしさなのでしょう。 ただ札幌サポは、新居に対してネガティブな感情を持っている人が多いようですから、あまり声を大きくして言いたくはありませんが、私はもう過去ことを気にしていないので、いずれは札幌に戻ってきて、大エースとしてチームを支えてほしい。 よくチームを離れた選手が「勝って恩返しをしたい」と言いますが、勝つこと=味方の不利益であるわけで、けっして恩返しにはなりません。恩返しはあくまでも、味方の利益なんですから。 新居はさておき、何人か外国人選手が練習生として来ているようです。ノナトは、ナビの控えさえ入っていないし、解雇は確定的なんでしょうね。もっとも今来ている、FWアンデルソンにしても、エジソンにしても、自分からの売り込み組で、札幌の本当の獲得目標は別だと思いたい。
2008年05月21日
前のエントリーでのオオドサさんのコメントへのレスなんですが、日頃思っていることもあって、場所を変えました。 前節の名古屋戦、後半開始早々、相手のミドルシュートが決まったことに対してのオオドサさんのコメントです。 >こう立て続けにヤラレルと「コンサの穴」として狙われているのかも? 実は、そうなのかもしれないと思うんですよ。 たとえば、マギヌンのようにペナルティエリアの10メートル手前まで、相手がボールを持って近づいたとします。 この時、ゾーンデフェンスを取る札幌のディフェンダーは、相手にチェックに行くよりも、ラインを揃える方を優先するような気がします。となると、相手に対するチェックは甘くなります。そして易々とミドルを打ち抜かれると。 またこれはコーナーキックの守備の時もそうで、ゾーンで守る札幌は相手と競るよりも、ゾーンを守る方を優先するように思えます。そして、これがコーナーからの失点の多さに繋がっていると。実はコーナーキックからの失点は、ほとんど同じところを突かれて、失点しているんです。 このミドルからの失点と、コーナーからの失点はかなりの数になっていて、いずれも試合の流れを大きく変えています。 ゾーンデフェンスであったとしても、時にはゾーンを崩してでも相手にマークに行くというような臨機応変さが必要なのですが、昨年のレギュラーが一人もいない今のDFラインには、この臨機応変さが欠けているのかもしれませんね。たとえば、前節名古屋戦の3点目。PKを取られたシーンは、こうした判断の食い違いが招いたもの、だったかもしれません。 たびたび監督が「昨年のレギュラーがいない」とため息をつくのは、このへんじゃないでしょうか。ラインを揃えてゾーンで守ると言うことは指導できるけれど、これを崩していく臨機応変さは、なかなか教えられるものではないし、また教わってできるようなものでもないですから。 昨年は、ゾーンの4バックが機能して、堅守で優勝しましたが、たまたま奇跡に近くうまくいったのであって、本当は、ゾーンの4バックはそう簡単に習得できるもんじゃないのかもしれない。確か昨年、監督は1年で優勝できるとは思っていなかったといってましたが、これは1年で4バックのゾーンデフェンスが完成するとは思っていなかった、ということだったかもしれません。大宮でも完成に何年もかかっていますしね。 実際、札幌でも過去に4バックへ何度か挑戦していますが、いずれも失敗に終わっています。もともと4バックのラインデフェンスは、とても難しいシステムで、その難しさの焦点はラインやゾーンを自ら壊す判断にあると。
2008年05月18日
皮肉半分・実感半分で、今期のベストゲームだったと思います。 相手は、浦和を追って2位に付ける好調名古屋。前半は、この強豪を相手に互角以上のゲームをし、嬉しい宮澤の1点で先行。守ってもゼロで終えました。ラインは高く保たれ、ボールを奪う攻撃的な守備ができていました。 勝敗を分けたのは、後半24分の玉田の得点よりも、後半5分のマギヌンの得点だったと思います。後半開始早々で失点したことによって、1-0のアドバンテージをできるだけ長く続けるというゲームプランが、わずか5分で崩れてしまったからです。(まぁ、決勝点になった2失点目も大きな課題ですが) これはすばらしいミドルでしたが、実は、これまでほとんど同じ場所から、昨日のを入れてこれまで4点も決められているんです。最初は開幕戦、鹿島の新井場に決められた点。次はドームの川崎戦で鄭大世に決められた点、そしてアウェイの神戸戦の石櫃の同点弾。そして名古屋のマギヌン。場所はいずれもちょうどペナルティエリアラインから10メートルくらい離れたところで、どの得点もゲームの流れを変える得点でした。 札幌DFが押し下げられ(または下がり)、ペナルティラインにそってぴったりと並ぶかのように最終ラインが形成されると、ちょうどその手前に大きなスペースができます。これらの得点は、いずれもその大きなスペースから撃たれたものです。ちょうど、ここはフリーキックの入れ頃の距離と同じで、プレッシャーのかからない状況では、技術のある選手にとって壁がないだけにフリーキックよりも入れやすいのでしょう。 問題は、この危険なスペースが、空間的にもプレッシャー的にも、ゲームの肝心なところで出来てしまうことですね。名古屋戦では、前半にリードして終わったため、後半開始早々「よし、守るぞ」という意識が出てしまったように思います。そして最終ラインに人は並んだものの、その前に広大なスペースがノープレッシャーな状態で出来てしまった。 要するに、ラインを上げると裏を取られ、下げるとミドルから撃たれる、ということなのですが、中断期にこれに対する対策を固めないと降格を免れるのは難しそうです。 対策のヒントは、やはり前半にあると思うんです。攻撃的だった前半は、技術で勝る相手が札幌を押し下げようとしても、カウンターを含む札幌の攻撃に怖さがありましたから、守備が気になって名古屋としてもそれほど前がかりにできませんでした。その結果、ボール支配率的には4:6ぐらいだったのに、失点ゼロで抑えることができたと思います。 つまり、札幌の場合は、6対4ぐらいで相手を攻撃する姿勢で、ようやく4:6とか5:5になって結果として「守ること」ができる。反対に4対6ぐらいで守ろうと思うと、3対7と相手に圧倒されてしまい、結果として「守れない」。そして同点、逆転をねらい7対3の試合をしようとすると大量失点してしまう。 そうなると、守備再構築のポイントは、ディフェンダーではなく、攻撃陣だと思いますね。中断期にノナトに代わる外国人FWを入れるそうですが、この人選が、実は守備の再構築のキーになると思います。 いずれにしろ、名古屋戦は、2失点目、3失点目は、どうにかできた気もしますが、リーグ2位の相手に対して、今の持てる戦力(怪我人が多いことも含め)の範囲内で精一杯やった結果だと思います。
2008年05月14日
もうすぐ中断前最後の試合。相手は、ストイコビッチが監督に就任した名古屋グランパスです。ドームの名古屋戦と言えば、忘れられない思い出があります。それは前にJ1にいた2002年のこと。 年間わずか5勝で、降格最短記録を作った忌まわしいシーズンでしたが、5勝のうち2勝をプレゼントしてくれたのが次節の相手である名古屋様。この名古屋様と最後に戦ったのは2002年の11月17日。ドームでのセカンドステージ第13節でした。 この日、ほとんど勝てないシーズンだったにもかからず、ドームには21759人もの観客が詰めかけました。アウェイサポーター席もそこそこ埋まり、トップリーグらしい華やかさに包まれたのでした。 その試合で、もう降格が決まった後だけになんとなく試合に集中できずにいた私は、何げなく名古屋のサポーター席に目をやったんですね。すると4人ぐらいの若者が、大きめのゲーフラを掲げて、何やら必死にアピールしている姿に気づきました。 数百人の名古屋サポーターを除き、ほとんどすべての観客が札幌だけを応援しているドームで、大きめとはいえゲーフラをいくら激しく振ろうが、2万人もの観客の眼中に入るものではありません。しばらくすると、さすがの名古屋の若者も、自分たちがまったく意識されていないことに気がついたようです。少しでも目立とうとして、アウェイサポーター席を離れオーロラビジョンの下まで移動しました。 多くの観客が目を向けるオーロラビジョンの下ならばもっと目立つと彼らなりに思ったんでしょう。でも、明るいオーロラビジョンの影のようになってしまって、彼らのゲーフラはいよいよドームの観客の眼から消えていきました。 ハーフタイムの時、私はそのゲーフラに何と書いてあるのか気になって、オーロラビジジョンの下まで見に行きました。(というのは脚色で、ほんとはたまたま通りがかっただけなんだけど) 見ると、そのゲーフラには次の文字が 『 OUT OF 眼中 』 彼らは「眼中にない」という文字を眼中に入れてほしくて必死に旗を振っていた、というわけなのですね。何かすごくわらちゃいました。 今でも、名古屋と聞くとあのゲーフラを思い出します。
2008年05月11日
まぁ、また首の皮が繋がったというところです。 さて、以前読んだサッカー入門書に、なるほどなぁ、というのがありました。 それは「守備の目的とは何か」という問いかけで、その本では「ゴールを守ること」と答えると×というのですね。では何が守備の目的なのかというと「ボールを奪うこと」というのです。 なるほどなぁ、と思いました。キックオフと同時のゴール以外、点を入れるためには、どこかで必ず相手からボールを奪うという局面があるんですね。ボールが確実に奪えるならば、少々相手がボールを持っていようが、パスミスをしようが恐れることはないのですね。 さて大宮戦をテレビで見ていて、この昔本で学んだ「守備とはなんぞや」という設問が甦りました。前半の札幌の守備はまさに、ボールを奪うための守備であり、後半の守備はゴールを守るための守備だったのです。 前半だけを見ていると、守備的とされる三浦監督のサッカーが、実は「ボールを奪うための守備」であることがよくわかりました。ラインを上げて相手からスペースを奪い、タマの出し手にプレッシャーを掛けることによってパスをブラし、苦しくなった受け手にさらにプレッシャーを掛けることによって、横や背後にいるフォロアーがボールをかっさらうと言うことが良くできていました。 しかし後半は途端に「ゴール守るため」だけの守備となってしまいます。そして案の定、大宮のきれいな崩しに1点を奪われます。後半40分にコーナーキックの流れ弾に必死に飛びついた柴田の頑張りがなければ、勝ち点1以下だったでしょう。 J1に上がって早くも12節。「ボールを奪うための守備」ができていればJ1の強豪とも互角の戦いができることはハッキリとしました。一方「ゴールを守るための守備」を続けていても、必ず1失点以上することも明らかです。 まったく同じメンツで前半と後半ではこうもサッカーが違ってしまう。こうした試合がこれまでもたびたびありました。この違いはどこあって、どこから生まれてくるのでしょうか。これがわかると、札幌のサッカーをもう少し理解できそうなんですが、ラインの高さということ以外に、実のところよくわかりません。 ただ、ゴールを守るための守備ではなく、ボールを奪うための守備が90分を通して実現できないと、茨の道は続きそうだということだけは、確かなようです。
2008年05月09日
コンサドーレがJ1に上がって、大きく肩すかしを食らったことに観客動員があります。 これまでの平均16,881人はJ1の平均19,716にも達していない。J2の時代は通年で12,112人でしたから、増加率は139%にすぎません。 たとえば、同時に昇格した東京Vと京都は、 東京V 7,327→16,864(230%) 京都 6,629→13,886(209%) と倍の伸びを示しています。札幌も同様に倍の伸びを示すとしたら、24,000という数字になったはずです。HFCが皮算用した25,000人という数字も、このあたりに根拠がありそうですが。 もっとも今年の16,881人という数字もドームだけの数字で、それも大きな動員が見込める開幕とゴールデンウィークを入れての数字。ナビスコの室蘭も入っていません。昨年の平均12,112人は、西が丘や室蘭、函館を含んでの数字ですから、これを今年と同一条件にして、昨年の開幕から5試合のドームの平均を見ると、 14,853人 です。すなわち、J2からJ1へのジャンプ率は、 14,853人→16,881人(113%) すなわち1割ちょっとしか伸びていないんです。 「負け続けているから伸びないんだ」という意見もあると思います。 J2の中位に低迷した2006年は第10節から第20節まで1勝もできませんでした。 この間(勝てなかった20節を念頭に入れた来場者のあった21節を入れて)ドームでは 3試合がありました。この時の平均は11,459人です。確かにJ1の今よりは、大きく落ちますが、J2のクラブとしては断トツに多い数字です。本当に勝ち負けが動員にとって重要な要因ならば、もっと低くても良い、とも思えます。 この現実は考えさせられますね。今会場を埋めているのはリーグが変わろうとも通い続ける固定客だけで、そもそも北海道・札幌では「J1」という舞台自体にほとんど集客力が無いのでは、という見方もできます。 このこととはもう少し考えてみたいと思います。
2008年05月08日
ざーとですが、今2試合分、見終えました。(疲れました) アウェイの京都戦はもとより、ホームのベルディ戦を、ゴールデンウィークの最終日に見た人は、かなり堪えたでしょうね。 基本的には、京都戦では相手の縦の早さに、東京V戦ではフッキのドリブルに札幌の生命線であるラインを下げさせられたというのが大きいのでしょう。 しかし、それだけでしょうか。私は案外、クライトンの存在に大きな影響があるように思う。もちろんクライトンがダメというのではなく、良すぎるということで。 アウセウショックから、札幌の救世主のように登場したクライトンですが、抜群のキープ力がタメを生み出し、札幌に攻撃のカタチを与え、柏戦や磐田戦に勝利をもたらしました。 ところがクライトンに力がある過ぎるため、他の選手がクライトンを頼り切るサッカーになってしまった。そうなると、昨年まであった全員攻撃、全員守備のバランスが崩れていく。そしてダヴィのいないことで崩れがどんどんふくらみ、ついに東京V戦を迎えたと。 東京V戦の時、クライトンを最初からボランチにしないで、FWに起用したことについて、批判するサポもありましたが、監督としてはクライトンを低い方において、チームの全員がクライントンにボールを預けるような状況を避けたかったんじゃないかな。中盤でタマが収まるメリットよりも、ボールがみんなクライトンに集中してしまうデメリットの方が大きいという判断。個々の戦力が落ちる分を戦術でカバーしてきた札幌にとって、バランスは生命線で、これが少しでも狂うと攻撃も守備もできなくなってしまう。 もちろんバランス重視の監督としては、当然、何とかしたいところですが、予期せぬ怪我や出場停止、さらにゴールデンウィークの連戦で、休む間もなく試合が続き、修正のヒマもない。対して東京Vにしろ、京都にしろ昨年戦ったライバルで、これまで戦った札幌を見下して気持ちを抜くような格上チームではなく、両チームとも昨年の遺恨に加え、残留争いの前半の正念場とばかり、全力でぶつかってきた。 でも何度も言うようだけど、クライトンがダメというのではなく、実はまだチームにフィットしていないのね。最初の数試合が良すぎたものだから、いきなりフィットしたように見えるけど、フィットしたのは表面だけで、裏面はまだまだフィットしていなかったということと思うんです。 とは言うものの、これは難しいよね。クライトン以外の日本人選手のレベルを引き上げるか、クライトン以外にも核となる外国人を入れるか。その両方か。いずれにしろ、この強化費で、この戦力で、できることは限られているよ。 少なくとも監督を変えれば、劇的にチームが強くなる、ということだけはない、と言っておきます。
2008年05月07日
昨日の遅くに帰宅。 ホームのV戦は、途中経過をケータイでチェックしていたから、 結果はわかっていましたが、渋滞ドライブで疲れて、ビデオ(というかDVD)を プレイバックする気力が起きませんでした。 そして今、新聞やネットなどで試合のことを知るにつけ、 プレイバックする勇気が湧きません。 京都戦、東京V戦・・・・ やっぱり、酷かったですか?
2008年05月03日
ゴールデンウィークですね。 毎年のことですが、この期間だけは家族サービスでサッカー封印です。 これから家族で南に向かい、日曜日の夜まで帰ってこれません。 アウェイの京都戦。ホームのヴェルディ戦。 残留を掛けた大一番ではありますが、スタジアムには行けません。 家庭内でのレギュラーポジションを守るということでして。 でも、密かに勝利の念を送ります。 みなさま、私の分も応援よろしくお願いします。
2008年04月29日
オホーツクのサポーター・かもめさん(http://www.consadole.net/kamome/)が、平均年齢の中央値を出してくれました。 2008年04月21日「平均年齢から見えるもの」のレスとしてコメントしてくれたものですが(http://www.consadole.net/hm1644/article/160#comment)、コメントの中に埋没させるのは、あまりにももったいない労作なので、みなさまの目にも留まりやすいトップエントリーとして転載します。(年齢ごとにスペースを入れたのは私です) なお、中央値とは「有限個のデータを小さい順に並べたとき中央に位置する値(wiki)」で、単純平均よりも実態を示すそうです。これを見ると広島と横浜の若さが際だちますね。一番上と下では4歳の違いがあるというのは、結構なものですね。しかし、ここでも名古屋の中位力が目を引くな。 かもめさん、とても貴重なデータ、ありがとうございました。 J2(1)岐阜 26.57 J1(1)緑 26.55 J2(2)横浜C 26.43 J1(2)京都 26.23 J1(3)浦和 26.13 J2(3)熊本 25.94 J1(4)大宮 25.92 J1(5)鹿島 25.67 J2(4)徳島 25.71 J1(6)G大阪 25.51 J2(5)甲府 25.26 J1(7)大分 25.29 J1(8)川崎 25.05 J2(6)福岡 24.98 J1(9)札幌 24.97 J2(7)徳島 24.86 J2(8)山形 24.81 J1(10)名古屋 24.77 J2(9)湘南 24.63 J1(11)千葉 24.59 J1(12)FC東京 24.59 J1(13)新潟 24.53 J1(14)神戸 24,45 J2(10)草津 24.40 J2(11)C大阪 24.30 J2(12)鳥栖 24.02 J1(15)柏 23.99 J1(16)磐田 23.96 J2(13)仙台 23.95 J1(17)清水 23.69 J2(14)水戸 23.90 J1(18)横鞠 22.69 J2(15)広島 22.12
2008年04月29日
札幌は前線が軒並み野戦病院送りという非常事態の中で、よく戦いましたが、試合を分けたのは闘莉王とエジミウソンの個の力だったんじゃないでしょうか。 浦和の2点目、闘莉王のヘッドは、札幌から見るとゴールエリアの左端で、J1になってから何度か失点している魔のゾーンです。コーナーキックもゾーンで守る札幌では、ちょうどあそこが死角になるようなんですね。そしてJ1だとその死角に寸分違わず確実にボールが飛んでくると。 しかし、失点の場面は、札幌もさすがに死角を潰すべくしっかりとマークしていましたが、闘莉王の強さと巧さの前にゴールを決められてしまいました。 後半、試合を決定づけたのはエジミウソンの個人の力でした。これで1点ビハインドとなり、同点、逆転のためには攻めるしかなかった札幌が逆襲を受け、4点目を失うのは、まぁ、仕方がないでしょう。それにしても、エジミウソンが鮮やかに決めたゴールは、ダヴィが今シーズンになってからも何度もキーパーにぶつけたシュートでしたね。 FW不在とは言え、立ち上がりから調子よく、早々に砂川がゴールを決めたのに、試合をコントロールしきれなかったのは、埼玉スタジアムのあの雰囲気に飲み込まれた部分があったのでしょう。久しぶりのj1となった札幌には、あの雰囲気を経験したメンバーが少なかったことが、多かれ少なかれ影響したのでしょうね。明らかに高木の動きは変でしたしね。 前回の昇格の時には、札幌には動員力があり、たとえ浦和とは言え、それに動じないだけ雰囲気をホームでつくり出していましたから、浦和とも堂々と渡り合っていました。しかし、今回、せっかくの昇格であっても、これまでJ2と変わらない動員で、選手に免疫を付けることができませんでした。 一方、浦和は日本ナンバーワンのビッククラブとして常勝を義務づけられているんでしょう。代表クラスが綺羅星のように並ぶ選手たちが、J2のような負けないサッカーをやっては、うちのようなチームは勝てませんよ。開幕で戦った鹿島の方がはるかにチャンピオンにふさわしいチームだったというのは、負け惜しみです。
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