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生え抜き率とユース出身率

2008年12月25日

また某ブログの意見に興味を持ってしまった。笑
構ったら負けってその通りなんですけどね。

個人的にもちょっと興味あったので、調べました。
各クラブの生え抜き率とユース出身率について、です。

本当は、スタメン率や数年に渡る調査もしたかったんですけど、
流石にそうすると調べなければいけないことが多すぎて、ギブアップしました。笑


とりあえず2008年度の生え抜き率とユース出身率、そして観客動員数の一覧表です。

20081225

特徴的なクラブを何点かピックアップします。

まずは鹿島。
生え抜き率が80%で1位にも関わらず、ユース出身率は16%で下位。

全国の優秀な人材をしっかりと調査して、じっくり育てる。
かといって、ベテランをいつまでも重宝するわけでもなく、世代交代をする時はあっさりと行う。
その積み重ねが鹿島の強さなのかもしれませんね。

ユースで昇格するのは、毎年大体1名前後。
佐々木、野沢、曽ヶ端などがそうです。

数は少なくてもユースから昇格した選手は、活躍している選手が多いことからも、
鹿島のスカウトは非常に優秀なのかもしれません。


次は大分。
鹿島とは対極に近いクラブですね。
生え抜き率が50%の下位で、ユース出身率も下位です。

大分が躍進したのは、やっぱり監督の力が一番大きいんじゃないんでしょうね。
他クラブで燻っている若手を大分にすぐ馴染ませつつ、本人の能力を発揮できるような
指導、練習をしているのでしょう。
選手の再生工場大分ですね。

毎年スタメンクラスを引き抜かれても、チーム力が衰えないのは、
そういうところから来ているのかもしれませんね。


次はガンバ大阪。
ガンバは非常に特徴的です。
生え抜き率≒ユース出身率という唯一のクラブなんですよね。

ただしスタメンとなると、他所からきた選手で形成されているのが現状です。
近年のユース出身でスタメンなのは安田くらいじゃないでしょうか。
(橋本、二川もユース出身なので、追記と修正w)

自チームの下部組織からの昇格に頼りすぎると、即戦力となる人材がいなかった場合、
層が薄くなってしまうという事でしょうか。
その結果、補強で補わなければいけなくなり生え抜き率が下がり、
戦術を中々熟成できないのかもしれません。

ACL優勝、CWC3位という栄光の陰で、今年はリーグ7位で終わり、
天皇杯の結果次第では、来年ACLにすら出られない状態ですからね。


次は千葉と磐田。
どちらとも生え抜き率で上位にいて、磐田は更にユース出身率も上位なのに降格争いをしました。

千葉はなんといっても、去年の大量引き抜きが原因でしょう。
そのせいで著しく連携面、戦術面が低下してしまった。
それでも、ギリギリで踏みとどまったのは、ミラー監督が優秀だったのでしょう。

磐田に関して言えば、鹿島と違い世代交代を失敗してしまった。
生え抜き選手を大事にしすぎたせいで起きた弊害ですね。
時には鹿島が秋田、本田を放出したようにスパッと切る覚悟が必要というわけです。
(本田は正確に言えば生え抜きではありませんが・・・)

それが出来ないと、ユース出身含め若手の選手はバックアッパー要員になってしまうのが殆どで、
スタメンはベテランの割合が多くなってしまいます。
そのせいで中々若手が伸びず、世代交代も上手く行かなくなってしまう可能性が高いかと。


最後に札幌。
生え抜き率はブービー。(最下位は京都)

2004年からの若手育成が上手くいかなくて、結局今年はレンタルに頼ったためでしょうか。
ユース出身率については、順位こそ下位ですが、5名と言うのは大体平均値に近いです。

怪我などもありますが、DF陣の顔ぶれが去年から殆ど変わってしまったなどで、
チーム力が中々向上しなかったのが、4勝しか出来なかった原因のひとつかもしれませんね。


札幌がこれから強くなるためには。
レンタルではなくて、まずは燻っている中堅や放出された選手を
完全移籍で即戦力を獲得していくようにしたいですね。

そのまま完全移籍のパターンもありますが、
戻られては札幌には何も残りませんからね。
セレッソや大分の様に借りパク出来るような素晴らしい環境を作るのも手ですが。笑

助っ人に関しては、既にフロントはそう動いているので、
日本人に関しても徐々にそうしていきたいですね。
(そういえば、来年はレンタルいないかも?)

その一方で、全国で人材を探してじっくりと育てる。
そして徐々に生え抜き率を上げて、将来的に60%以上にする。

ユースは現状維持かやや多いくらいでとりあえずはいいと思います。
ユース昇格に関して言えば、方向性は間違ってないかと。

ユース時点で北海道以外からも引き抜くべきみたいな意見にはあんまり同意できないですね。
それこそ北海道全体のサッカーレベルが落ちてしまう。
あくまで北海道内の人材を育てるというのが、ユースの大きな目的なはず。
それが北海道のサッカーのレベル向上に繋がり、底上げに繋がるかと。

現状で既に北海道の中で同年代の強豪クラブとしてユースは存在していますし。
全国でもそれなりに活躍できるほどまでに。
これこそコンサドーレの育成活動が実を結んでいる証拠だと思いますけどね。

最も、コンサドーレユースに通いたい!という意思を持って
内地からくる子がいたら歓迎したいですけどね。

豊作な年だったら、今年の柏のように大量に昇格しても良いですけど、
基本は毎年1,2名昇格というのが理想でしょうね。
新加入して、やっぱり駄目だったと1,2年で契約満了になってしまう選手が大量に出るより、
数は少なくてもキチンと活躍する方が、心情的にも良いですし。


・生え抜き率をあげよう。
・ユース出身は現状維持か若干多いくらいで良い。
・ユース、高校出身の新人は2~3年は我慢して、じっくり育てよう。
  それでも芽が出なかった場合は、放出もやむを得ない。
・ユース出身だから、生え抜きだから、地元出身だからという感情を
  フロントが持つことはチーム力低下のもと。



post by consa_fs

14:11

コメント(3)

この記事に対するコメント一覧

フラッ太

Re:生え抜き率とユース出身率

2008/12/25 15:07

 はじめまして。フラッ太と申します。  とても興味深く読みました。  コンサがどういう方向性で強化していくかは今年の大分が1つの手本でしたね。  ちょっと前まではガンバが理想かなあと思っていたのですが、最近では鹿島のほうがより理想に近いですね。継続性という意味ではガンバも鹿島もあるんですが、ガンバは西野監督が長期政権であることが大きい。鹿島は監督が代わっても戦い方がそんなに変わらない。  ユースを育てるというのは基本でしょうし、コンサは今まさにそこから始めているところ。征也や大伍は高円宮杯で準優勝。今年はユースから曵地君がトップ昇格、古田君が2種登録。今年の高円宮杯も現在ベスト4と少しずつ蒔かれた種が芽を出しはじめています。  このあたりは機会があればいずれ拙ブログでも書こうと思っていますが、イマイチ芽が出ない選手や若い選手がのびのび働ける環境づくりを5~10年くらいかけて行うのが近道なのかな、と。とりわけ大分のような・・・。  長文失礼しました。 ※リンクさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?

いぐ

Re:生え抜き率とユース出身率

2008/12/25 15:31

>>フラッ太さん はじめまして。 いつもフラッ太さんのブログは拝見させてもらってます。 大分と鹿島を見習うというのは同意です。 また、ユースはしっかりと芽が出ていると思います。 北海道が九州の様にサッカー王国になる日も夢じゃない!なんて・・・妄想してます。笑 リンクの件は喜んで。 こちらもリンクして宜しいでしょうか?

フラッ太

追記です。

2008/12/25 17:02

 今、Jが最もアツいのは九州でしょうね。  J1に大分、J2に福岡・鳥栖・熊本。JFLにニューウェーブ北九州とFC琉球、来年にはV・ファーレンとホンダロックが昇格。地域リーグにはヴォルカ鹿児島とかりゆしFCと見事なまでのピラミッドができていますから。  北海道はまだまだこれからでしょう。 ※リンク貼りました。相互リンク、もちろんOKです!

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