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2007年06月02日

第19節・札幌2-0京都

 今日も幸運な部分もあったけど、それでも最低限のタスクをこなしていなければ勝ちは絶対に転がってこないわけで。以下、雑感。
 
【ボールが落ち着かなかった前半】
 今日も例によって強風の厚別。前半、風下を選択したわけですが、立ち上がりにボールがなかなか収まらないことが気になりました。ハイボールや大きく弾んだボールにかぶってしまう選手が、京都より札幌に多かったってのはいかがなものでしょう。舞っていたんでしょうかピッチレベルでは。
 それに加えて京都は「札幌ボールになった瞬間のプレッシャーを早く」という指示が出ていたのか、早めのディフェンスで自由にさせてくれませんでした。両サイドハーフも窮屈そう。川崎は入り方があんまりよくなかったですね。しばらくすると落ち着いてきましたが。全体的につなぎに中途半端なパスが多く、攻撃は形になっていませんでした。
 10分を過ぎたあたりから少しずつ落ち着いてきて、30分ぐらいまでは膠着状態だったのではないでしょうか。今年はこういう時間帯を作っておいてじっくりチャンスをうかがう、という展開で多くの試合をものにしてきたわけですが、しかしそこは力のある京都。35分には西野が引いてできたスペースにパウリーニョが出ていってビッグチャンス。絶好のセンタリングを徳重があら~、で助かりましたが、ここで入っていたらかなりやばかったですね。直後の36分、札幌は左へ流れて裏を取った砂川からダヴィがヘッドをこちらもあら~バーの上。これぐらいだったでしょうか、流れで崩したのは。
 37分の得点、セットプレーからなのですが、ファウルを受けた大塚がしゃがみ込んで、少し間が空いているんですよね。これで京都は集中力を欠いたんじゃないでしょうか。かく言う私も集中力を欠いてしまいましたw
 
【いい時間帯に2点目が入った後半】
 後半の立ち上がりは前半よりはマシ。奪ってからはそれなりにスムーズに攻めに移行できていました。どっちつかずの流れから再びセットプレーでの得点。少ないチャンスをものにするしぶとさはだいぶ身に付いてきたと思います。
 できれば3点目を取って楽に試合を運びたかったところですが、今日のダヴィは肝心なところでダメでした。中山も前半から相手を背負った時のプレーが不正確。落としのパスをあれだけミスしちゃイカンよ。
 後半良かったのはパウリーニョにほとんど仕事をさせなかったこと。前半は京都の中盤の低いところから札幌のDFラインの裏へいいようにボールを入れられていましたが、後半は出所にプレッシャーがかかっていた上にパウリーニョが我慢できずに引いてくる場面もあったりと、良く押さえていたと思います。
 


 
【選手個人の評価&今日のピカイチ君】

  • 砂川:やっぱりこの人のフリーランニングは前線に活力を与えるね。だからこそ相手が疲れてきた後半投入、なのかも知れない。9分、NHKで野々村が褒めてるけれど、テレビで見ていた人には分かるまい(ニヤリ
  • 大塚:その砂川がポジションを崩して前で働けたのは彼のカバーリングがあったから。砂川が中へ入ってできた後ろのスペースには必ず大塚。西谷-西嶋の関係と同じことが今日は右サイドで展開されていました。前でのつぶしも効いていた。
  • う・え・さ・と~!あの守備じゃあスタメンは遠い。予測とコースの切り方がなってない。このチームではボールを追っているだけでは守備していることにはならないので、組織の中での守備の仕方をしっかり。

 

  • 君:大塚

 
【今節の結果】

  • 注目ジョカトーレ・#8砂川:バツカトーレ[○]
  • 今節のマルカトーレ:#13中山(3)#15ブルーノ・クアドロス(1)

 


 
 内容はともかく、勝ち点3はしっかり取れた、このことは評価して良いと思います。メンバーを替えざるを得ない試合で結果を残したわけですから。これからもこういう事態は起こるはずなので、今のうちにできるだけたくさんの選手が試合に出て、少しでも自信と経験を手にして欲しいと思います。もっと早く金子出せ!(愚痴

posted by tottomi |21:27 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(0)