2006年10月08日
雨の入江にのぞむ
明日の試合が楽しみで、気が付いたらもうこんな時間。 これが厚別かドームでの試合だったら、もうとっくに無理矢理にでも寝ている頃だけど。 地元だとこれから眠っても充分間に合うというのが、また嬉しい。 いやだからと言って、良い加減に寝ないといけないんだけど。 でも、やっぱり眠れない。 天気の心配はもうしないことにしたし。 心配したら晴れるってもんでもないし。 久し振りに試合に行ける。 そう思ったら、なんだか眠れない。 遠足の前の日の子供みたいに、眠る気になれない。 実際には試合に行くのは1ヶ月振りで。 たったそれだけしか間が空いていない筈なのに、思い切り久し振りの様な気分がして堪らない。 やっぱり、日常生活の結構な割合をサッカーが埋めるようになったんだな・と改めて実感した。 この1年間で笑っちゃうぐらいに、自分の中でコンサドーレ札幌の占める割合は大きくなっていて。 楽しみで楽しみで堪らない。 リーグ戦じゃないからとか、そんな理由じゃないだろう。 正直な話、順位だの昇格だのそんなものはどうでも良くなっちゃってて。 もう、とにかく、このサッカーを、3年かけて作り上げたこの札幌のサッカーを、少しでも長く1試合でも多く見せて欲しいだけで。 自分達のスタイルを貫いた試合を続けて行って、結果として昇格とか出来れば、言う事無し・といった所だろうか。 上がってからも挑戦の日々は続くんだし。 それに作り上げたと言ってもこれはまだ基本形に過ぎなくて、これからまだ様々に発展して行く可能性があるんだし。 そんな未来を考えただけで、本当にどうしようもなく気分が昂揚していく。 札幌スタイルを見せつけてくれるんなら、リーグ戦だろうが天皇杯だろうが練習試合だろうが紅白戦だろうが、何だっていい って気分。 あの9月13日から約1ヶ月。 確かに改新した札幌のサッカーを、ようやくこの目で見る事が出来る。 3月には叶わなかったけれど。 今度こそ、入江を笑って後にしたい。 思えば2004年のジェフ戦を最後に入江では勝っていないんだ。 そろそろ入江にもう1つ、嬉しい思い出を増やしたいよ。 雨は止まないかもしれないけれど。 風は収まらないとは思うけれども。 気温も多分低いんだろうけれども。 だからと言ってやる事は変わらない。 満足の行く結果の為に。 出来る事を全力でやろう。