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2008年03月24日

入江の空と太陽と

sunlight



昨日の、試合後の太陽。
周りに光の輪が出来ていた。
30分ぐらいしたら、もう無くなっていたけど。

祝福かな・とか思った。


2008年、公式戦、初勝利。


試合に勝てて。
天気も良くて。
本当に良かった・と思う。

後半からとはいえ、ちゃんとゴール裏にも行けたし。


昨日は、急遽頼まれて、手伝いをやっていた。
ゲートでマッチデープログラムを配る手伝い。
開場してから30分ぐらいは物凄く忙しかったけど。
その後はちょっと落ち着いて。
あとはもう、ヒマになるかなぁ・と思ったんだけど。
意外とこれがそうでもなく。

ちょっと切れてはバラバラ来て。
少し落ち着いてはわさっと来て。
一息吐いては、またやって来て。

家族連れ数組で・とか。
応援仲間御一行様・って感じの人達とか。
いかにもサッカーやってます・って少年達のグループとか。
……そのピンヒールで芝生席に行くの?と訊きたくなる様なお姉さんとか。
来ては途切れ、途切れてはまた来て。
そんなふうに好い感じに忙しいまま、キックオフの時間になっていた。

思ってたよりずっと沢山来てくれて、ホッとする。
何たって、『入江』で『3月開催』で。
その上、『ナビスコカップ』で、しかも『天気予報は曇り』。
ここまで揃えば四重苦。
その条件下でこんなに沢山来てくれて、本当にありがとう・って気分。
3000人も入らないんじゃないかって心配してたから。
やっぱり天気のお陰かな。
それとも相手が川崎だからかな。


青空が綺麗で。
ひるがえるフラッグが本当に良く映える。


そんな事を思ってたら、
「じゃあ、そろそろ応援に行っていいよ」
と言われた。

……入江の手伝いは、試合開始までなんだそうだ。

知らなかったから、CVSみたいに1日手伝うんだと思ってた!
だから、今日は応援は出来ないと思ってたから、チケット母にあげちゃったよ!


…………話を受けた段階で、終了時間を訊かなかった私が悪いわな。


それから慌てて当日券を買って。
車に戻って荷物を取って来て。
セブンでお茶を買って戻って来たけど、既に1時15分。


……友達が、ゴール裏に居るけど。
何時も、USさんよりバックスタンド側にいるから。

……………とてもじゃないが、今、アレを突っ切っていく気にはなれない。

それに、大雑把な位置しか解らないし。
皆が試合に集中してる只中を人を捜してうろつく・なんてはた迷惑なマネはしたくないし。
そもそも、携帯に連絡入れても、気付かないと思うし。



結局。



前半はそのまま、ゲート入ってすぐの柵から見守る。
黙ってられる訳も無くて、歌ってはいたが。
さすがに跳ぶわけにはいかず。
非常にジリジリと見守る。
……ストレス、溜まる。
そもそも、斜めからの試合は展開が解り辛い。



ハーフタイムに入ってすぐに、友人に連絡して場所を訊いて。
後半からは合流。
端の方とはいえ、一番前!
入江ゴール裏の最前、すっごく好い!!

跳び易い!!

目の前に柵だから、掴まって跳ぶのに丁度いい。
ドームみたいに前のめりになっていく事もないし。
転げ落ちる心配も要らない。
おまけに、後半からの参戦だから余力を考えなくて良くて。
いつもの3倍は跳んだ気がする。

歌も、遠慮なく大声で歌って。
土埃で口の中が粉っぽくなったけど。
そんな事、どうでもいいぐらい、気持ち好い。
やっぱり楽しいなぁ、J1!!



途中でふと見上げた空に、不思議なぐらい真直ぐに伸びて行く飛行機雲。
機体の形さえもはっきり解るぐらいの低空を。
静かにゆっくりと伸び上がって行く。
試合を忘れて、見上げる一瞬。

何年か前にも、同じ雲を見た。
あの日の試合には、確か、勝った。
じゃあ今日も・とは言い切れないけれど、でも。


頑張れ  って。


そう言ってくれてるような気がして。







後半29分、同点!
後半40分、逆転!!


そうして、歓喜の瞬間。



あとはもう、滅茶苦茶になって喜んだ。


挨拶に来る選手達もみんな笑顔で。
クライトンなんか、笑顔が眩しいぐらい。
大脱走を歌って、ドールズのラインダンスを見て。


ああ。

なんか。





本当に良かったなぁ  って。





見上げた空の上で。

太陽が真ん丸な光の輪を被っていた。



おめでとう って言ってるみたいだった。











開幕していきなり鹿島に手痛い洗礼を受けて。
次の横浜には気が緩んだ一瞬を突かれて負けて。
その次の柏と、そこそこ張り合って引き分け。

そしてようやく得た勝利。

好い感じかも、しれない。
いきなり連勝して慢心する事も無く。
かと言って連敗して自信喪失する訳でもなく。
好い感じで上昇して来ている。
頑張れば、そこそこやれる・って。
何とか喰らい付けない訳じゃないんだ・って。
そう思える流れで来ている。

次の柏戦が、きっと大事。
ここで結果を出して欲しい。
昨日の勝利が、単なる運ではなかった、と。
ここまでの皆の努力の結果なんだ・と。
そう確信出来る様に。


ここから一歩ずつ。
進んで行ける。
ゆっくりでも確実に。




posted by 半月 |20:46 | 試合に行った日 | コメント(0) |

2008年03月14日

マイナスからのリスタート

まるで実感が湧かないまま、開幕戦を迎えてしまって。
そのまんま、とんでもなく実感の湧かないスコアで終わってた。

スカパー、入ってないから。
出掛けてて、帰って来たのも6時だったし。
それから急いで速報見て。


…………5秒で見なかった事にした。


携帯を電源毎落として、固まる事、暫し。
でも、だからと言って起こってしまった事は、もう変えられない。
事実は真実でこの結果はもう確定してるわけだし。
それなら受け入れるしかない訳だけど。
でも、いくら何でもちょっと待てや・と。
こりゃーあんまり過ぎないかい?と頭を抱える事、10分。
それから、やっと。



……まぁ、仕方ないだろ!



と、肚を括った。

やっちゃったもんはもう、どうしょうもないだろー。
私が文句言ったって、チームが良くなる訳でもないしー。
それならそんなムダな労力使うより、出来る事をやらんとなー。

取りあえずは「跳ぶ・歌う・諦めない」の原点を忘れずにいく。
シンプルだけど、やっぱりこれしかないから。
この3つを放棄した自分なんて、ゴール裏にいる価値も無いもんな。


最下位、上等。
這い上がってやろうじゃないか。
そもそも、J2最下位から這い上がってここまで来たんだし。
ここから更に上へ昇れない訳が無い。当然だ。
変にそこそこの結果が出るよりも、俄然、燃えて来るのはなんでだろうか。
まぁ確かにヘタに引き分けとかだったら、却って気が抜けてたと思うし。
そう思えば、気合い入れ直すには充分な結果。
ありがとう鹿島。手を抜かないでくれて。
本心からそう言える。


さぁ、仕切り直しだ。
明日はこんな結果にはさせない。
気合いだけは絶対に負けない。
札幌には札幌の意地があるんだ。


まずは、「ここより上へ」
すごく解り易い目標だし。
最終節を終えた段階で、15位より上に居られりゃ、それでいい!

再び始まる闘いの日々。
スタート地点でマイナスになっても。
そんな事ぐらいで、今更落ち込めない。
這い上がってやることを考える方が性に合う。
なんだか訳が解らんぐらい、高揚してくる。





ああ、そうか。



きっと。






順位だ何だと言う事よりも。
ようやく開幕だ・って事に比重が行ってるんだろう。

うん。
現状がどうであれ。


「ようやく試合に行ける!」


その事実の方が嬉しいみたいだ、私は。






最下位、上等。
得失点差マイナス4、だから何?
面白いのはこれからじゃないか。
逆境なら笑って挑め。


ようやく、『サッカー』が日常に帰って来る。


その喜びの方が、遥かに大きいんだから。




posted by 半月 |21:52 | サッカーを想う日々 | コメント(0) |