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2006年09月27日

感謝の言葉を

雨の中。
気温12度の中。
頑張ってくれた選手達に。
そして、応援に駆けつけてくれた方達に。


ありがとう  と。


本当にありがとうと。
言わせて下さい。


バカみたいに他の言葉が出て来ない。
自分の言葉足らずが情けない。
想いは溢れてるのに、泣きそうなぐらいなのに。

嬉しくて。
本当に、ただ、嬉しくて。


頭が下がります。



ありがとう。
本当にありがとうございます。


沢山、走ってくれて。
沢山、シュートを打ってくれて。
沢山、ゴールを決めてくれて。
沢山、頑張ってくれて。

沢山、応援してくれて。
沢山、声を出してくれて。
沢山、跳んでくれて。
沢山、想いを形にしてくれて。


そして、行く事の出来なかった沢山の想いを、厚別に向けてくれて。



本当にありがとうございました。




なんでこんなに泣けてくるかな。
嬉しいのにな。
2試合連続6得点だし。
謙伍くんが今度こそ得点してくれたし。
フッキも砂川くんも西嶋くんも関くんも決めてくれたし。
完封だったし。
嬉しくて嬉しくて堪らないのに。

なんでか、泣きそうで堪らない。
嬉しすぎて頭がパニック起こしてる。
ああ、もぅ、思い切り絶叫でも上げちゃえばすっきりするんだろうか。



ありがとうございました。
いや、私なんかが礼を言う筋合いじゃないんだろうけれど。
それでもやっぱり他の言葉が出て来ない。
行けないもどかしさを抱えていたから、余計に現地で頑張ってくれていた方達に頭が下がるのかもしれない。


頑張ってくれた選手達に。
応援に駆けつけてくれた方達に。
行けなくても厚別に想いを送ってくれた方達に。

本当に心から感謝の言葉を。



沢山の想いが1つになって、手に入れた勝利だと思うから。




だから、 「  ありがとうございました  」。








そして、「 お疲れさまでした ! 」。

風邪を引かない様に、気をつけて下さい。

posted by 半月 |21:40 | 試合の日 | コメント(0) |

2006年09月27日

辿り着く歓喜に

土曜日は折角6-1で勝ったというのに、昨日の夕方ローカルニュースのスポーツコーナーは、軒並みドラフトと日ハムで埋め尽くされてた。
仕方がないけどさ。世間の注目度は明らかに向こうが上だし。
でもせめて結果ぐらい流してくれよな・とちょっと不貞腐れたのも、事実。

……見てろ。来年はJ2ぶっちぎりで優勝して話題全部かっさらってやる。

とか言ってる辺りが自分でも笑えるけど。
でも来年なら、さして現実味の無い話でもない様な気がして来る。
ま、ぶっちぎりかどうかは別としても。

今の状況を考えれば、何処をどう見ても崖っぷち以外の何物でもなくて。
それなのに、全くと言って良い程、危機感なんてものが、無い。
昇格さえもどうでもいいぐらい、もっと圧倒的な歓びがあるからだろう。
ようやく、出来上がりつつある一つの形。
この1年間、挑み続けてきた勝負の結果が、ようやく、出始めている。
あの水戸戦からこっち、明らかに感じる何かとてつもない流れ。
一つの「もの」が出来上がる瞬間に、今、立ち合っている。
ずっとずぅっと、「これ」を目指して、ただひたすらに頑張ってきたもの。


3年  かかった。



………………長かった、    なぁ。



一昨年は、アクションサッカーを命題に掲げながらも、パスも中々繋がらなくて。
去年は、ぎこちないながらもパスが回る様になって、後はフィニッシュだ・というまでになって。
そして、今年。

浮き沈みは激しかったけれど。
時間も随分かかったけれど。
予想以上の難産だったのは間違いないけれど。
それでも。

「これが札幌のサッカーだ」と言えるものが、形になりつつある。


引き分けを「悔しい」と言える。
その贅沢さ。その嬉しさ。
2年前は1失点で負けを覚悟し、引き分ければ上等だった。
1-1なら「1点取れた。良く頑張った」
0-0なら「失点しなかった。良く護った」
そう言って拍手を送っていた。
頑張っているんだ・という事実だけを励みに、それでもそれを喜びとして応援していた。

あれから、2年。
あの頃とは、まるでレベルの違う場所に立っている。
ただ一つの事を貫き続けて、ようやくここに辿り着いた。

「1-0より5-4」

そう叫べる事の、言い尽くせない歓喜。





どうか、この流れを止めない様に。
努力を続ければ、願いは必ず叶うから。
何時の日にか最高の歓びを手に入れる為に。
今は一歩ずつ確実に進んで行こう。

posted by 半月 |01:13 | サッカーを想う日々 | コメント(0) |

2006年09月14日

「そのひとつは希望」

朝の新聞で、出番がある事を知った。
駐車場で車を置いたスペースが、219だった。
マッチデイプログラムの表紙にもその姿があった。

「こりゃあ今日は、ひょっとして関くんデイかもな。」

そんな事をちょっと思ったりもしたけれど。


まさか、お立ち台に上る程、活躍してくれるとは思わなかったよ。


ありがとう関くん。お疲れさま関くん。今日は本当によく頑張ってたよ。
関くんをお立ち台に乗せてくれたスタッフも、渋くていいなぁ。
試合が終わって前に駆け寄って、立った場所はちょうど関くんのダンマクが貼ってある所だった。
何だかそんな事さえも、嬉しくて堪らない。


ゴール裏のダンマクも見事!
更には、あの「攻めろ」コール!凄すぎる!

あれ程、直接的に言葉が伝わるコールは初めてだと思った。
想いがはっきりと伝わる。間違えようも無い。
最初は笑いも起きたけれど、後半になるに連れてどんどん勢いが増して行った。

気合いが乗移った様に走る選手達を見て。
ああ、こういう事なんだな・と思った。
勝点3よりも。ゴールシーンよりも。
欲しかったのは、きっと、こういうもの。

繋がり合う想いも無く勝利だけが転がり込んで来ても。
それは何処か虚しいから。
それは心には残らないから。

そういう勝利も見て来たし。
そういう勝利は記憶の中でも朧だし。



本当は、試合前は怖くて堪らなかった。
あんなに緊張したのは、久し振りだった。
勝って欲しい という願いと。
勝てるだろうか という不安と。
2つの想いが入り乱れて。
寒さだけじゃなく、震えが止まらなかった。


黄金色から茜色に変わって行く空。
ライトに照らし出される翠のピッチ。


厚別は想いを裏切らない事を知ってはいても。


本当に待ち遠しかったホイッスルを聴いた。
冷えた手すりが直ぐに熱を孕む。
言葉をかけるよりも、ただ拍手を送った。

手に入れたのは、勝点3と確かな希望。

すぐに来るアウェイの試合に、この想いを繋いで欲しい。
崖っぷちのギリギリで、それでもここから底力を見せよう。
走り抜けば必ず勝機は訪れるから。











駅を出ると、空には半分の月が浮かんでいた。
何処かで見たな・と思えば、開幕戦と同じような位置。
あの日と同じ様に、笑みの形を造って浮かんでいる。

今日が私にとっては、厚別最終戦。
残りの2試合は、恐らく行けないから。
その今日に、最初の日と同じ様な月を見る。

開幕戦の日には青空に上弦の月。
最終戦の今日は夜空に下弦の月。

どちらも同じ様に笑って見守っていてくれて。


なんだかそんな事さえも、嬉しかった。


posted by 半月 |01:28 | 試合に行った日 | コメント(0) |

2006年09月01日

結局それしか出来ないけれど

27日の朝、目を覚ましてまず自覚したのは、喉の痛みと。
それから全身を取り巻く物凄いまでの疲労。
疲れた。なんてもんじゃないぐらい、疲れ果てた。
暫くベットに腰掛けて脱力してから、ようやく動き出す。
次に自覚するのは、身体の痛み。
右肩。と両足の付け根・の裏側。何筋だ、これは。
こんな所が筋肉痛になった記憶は無い・と言う箇所が、痛い。

…………やっぱ、無茶したかなぁ。

と今更思ってももう遅いわけで。
大人しく突っ立って、手と声だけの応援していれば良い物を。
黙ってられる筈も無く、結局、サルトとまでは行かないまでもサルトっぽい事はしてしまったんだから。

26日。横浜FC戦。
何時ものSBではなく、ゴール裏に行ってしまった。


勝てなかったけど。
でも、何だか落ち込むとか凹むとかが無くて。
前半が終わった段階では、勝ったと思ったんだけどなぁ。
後半まで勢いが保たなかったか。
でも、後半20分ぐらいにバテてた私に選手を責める資格なんぞあろう筈も無い。
声だけは根性で出し切ったけど、でも。

ごめんな、最後まで力になれなくて。

挨拶に来た選手達にそんな申し訳なさを感じながら拍手を送った。
君らを尊敬する。
よく、気合いで頑張れ・だの、最後まで集中しろ・だの言ってたけど、口で言う程甘いもんじゃねぇのな。
たったこれだけで力尽きてるような自分に、気楽にそんな事を口走る権利はもう無いだろう。
いや、本当に情けないもんだ。
デスクワークじゃないし、それなりに体力はあると思ってたんだけどな。
だけど、本当に甘かった。
95分間、走り続ける体力を付けるってのは、容易な事じゃない。
95分間、跳び続ける体力を付けるってのも、簡単な事じゃない。
『気持ち』だけじゃ、どうしょうも無いんだ。そりゃあ、気持ちがある事は大切だけど。
でも、気持ちを表現するためには、それなりの体力も必要なんだ。
ようやく、その事を実感した。
鍛え直して、もう1回リトライしないとな。
あそこに立つからには、力になりたいから。


試合が終わって、帰る人達をぼんやり見ながら、痛む足をマッサージして。
フラッグやダンマクを片付ける人達の姿を見るとは無く眺めていて。
ふと見上げた空には、大きな雲。
雲の向こうは、広がる秋の空。


気が付けば残り15試合。
数字の可能性は絶望的だと理屈では解っていても。
理屈じゃない部分が、それがどうした・と肩をすくめる。

昇格する為だけに応援してる訳じゃない。
目標は、J1で闘って行ける力を付ける事。
そう思い出せば、昇格だって二次的な目標に過ぎない訳で。
前半の闘いぶりが、この道が間違っていない事を証明してくれたと思う。
「引いて護っているチームにゆっくりパスを回していても点は取れない」
その言葉を励みに思えば、あとはこの道を突き詰めて行くだけ。


頑張っている彼らを応援したい。
結局の所はただそれだけだから。
だから、何度でも足を運ぶ。
負けようとも打ちのめされようとも叩き潰されようとも。
応援したいから応援する。
やりたい事をやっているだけ。


まぁ、結局、それしか出来ない・って事でもあるんだけれども。




試合が終わって見上げた空。
夏の終わりの雲と秋の始まりの色。

勝とうと負けようと引き分けようと。
どんな試合になろうとも。
ドームの屋根の向こうにも。
当たり前だけど、必ずこの空があって。
そして、見守ってくれている。



そんな風に応援して行きたいよな・と。
改めて、そう思った。




posted by 半月 |00:51 | サッカーを想う日々 | コメント(2) |