2008年05月16日
医療崩壊
今日の「北海道クローズアップ」で、北見の赤十字病院の内科が医師の退職によって診療体制に大きな影響がでている事が取り上げられていた。 医師が患者を見捨てたとも言えそうであるが、一方で医師とて人間であり、ただでさえ医師が足りない中でこれまでも文字通りの不眠不休を強いられ、肉体的にも精神的にも既に限界を超えていたのだろうことも容易に想像できる。そんな人を簡単には責められない。 僕は専門家ではないので長々とはしゃべりませんが、最近私が思っていることは「田舎があるから、地方があるから、都市がある」ということ。 都市に色々な資源が集中するのはある意味仕方ないことだが、それは地方からの供給があればこそであって、医療などのように生活に大きく関わる事で格差が生まれれば、巡り巡って都市にも打撃を与えることとなるでしょう。 このままでは、地方では生まれた街で死ぬということが不可能になってしまう気がします。難しいことですが、地方でも安心して暮らせる体制というのを望みたいと思います。 といった所で、明日に備えて寝る、と。