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2008年04月21日

日本サッカー再考(下)~選手育成~

日本経済新聞4月19日のスポーツ面に掲載されたシリーズの最後です。
例によって要約。


Jリーグ発足後、日本サッカー界は中田英寿、中村俊輔、小野、高原、稲本など、多くの才能を生み出してきた。しかし、後に続く選手がいない。生きのよい十代選手がいないわけではない。層は厚くなり、底上げもされているが、天才、傑物がいない。JFAアカデミー福島や、各チームでの選手育成など、多彩な育成スタイルはある。課題は、試合が少ないこと。公式戦は多いチームでも年間30試合。試合数を増やすため、学校・クラブを問わず、昇降格を伴う地域リーグを創設する構想もある。また、Jリーグの監督にも、そうして育った若手を積極的に使い、「鉄を熱いうちに打つ」姿勢が求められる。


確かに、いい選手はたくさんいるけど、天才がいないって感じでしょうかね、今の若い世代。
まあ、でもわかりませんよね、若手の場合。突然化ける可能性だってありますからね。
野球の話になりますけど、イチローなんてまさにそんな感じで、高校時代は無名で、プロに入ってしばらくしてから(「振り子打法」を体得してから)一気にブレークしました。
サッカーでも大化けがないとは言えません。
でも、そのためには、若手が失敗を恐れずにチャレンジできる場が必要。記事にあるとおり、実戦に出ること、そして実戦では結果を重視するのではなく、チャレンジする姿勢をしっかり評価してあげることが大切かなと思います。

うちの若手では、石井なんか、チャレンジして失敗するんじゃなく、チャレンジせずにバックパスとか、思わず「えーーーっ!?」と叫びたくなるプレーがしばしば。
西もちょっとプレーが小さくなっているのか? でもゴール前にはしっかり詰めていることが多いという話も聞くかな?
征也も、今ひとつ、活躍した、いい動きをしたという話を聞きませんよねぇ。
最近は岡本がいいなと思います。川崎戦だったかな? 岡本のドリブルはJ1でも通用するんだと思いました。
あと、気になるのは、「味スタ改修」の記事に勝鬨橋さんがコメントして下さった横野純貴ですね。名前があまり出てこないのはケガでもしてるのかと思ってましたが、昨日のサテライトには出ていたようで。ケガしてたりしたのは宮澤か。宮澤も出ていましたね。
上里や鈴木は、MFの選手層も厚くなってるし、ベンチに入るためにはヤンツー時代よりさらにレベルアップしないといけないのかもしれませんね。特に今は守備を求められますからね。
いずれにせよ、こうした若手選手に是非どんどん実戦経験を積ませてあげてほしいです。
コンサの今後10年は君たちにかかっている!

新人の発掘と育成には定評のある札幌。しっかり育てて、札幌で活躍してもらいたいですね。札幌で、です。いい選手に育っても、他のチームにはあげないよ! あげないったら! ああっ、そんなご無体な! 連れて行かないで! 今野~! 山瀬~! 藤ヶ谷~! 播戸~!
……orz。

posted by 元多摩 |12:00 | 経営 |