2006年03月28日
胡椒の故郷(南インド)
スパイスの王様ともいうべき胡椒の原産地はインド南部にあります。南インドでの栽培は紀元前500年頃から始まっていたということで、古くからヨーロッパへもたらされていました。
肉食を中心とするヨーロッパ人にとって胡椒は極めて貴重なもので、15世紀の大航海時代の幕開けも胡椒への欲求が背景にあったということです。コーチンはヨーロッパ人が進出して以来、胡椒貿易の一大拠点として発展し、現在は輸出品に占める胡椒の割合は低下したものの、インド有数の貿易港として繁栄しています。なお、胡椒の栽培が世界各地に広がり、コーチンの近くではあまり栽培されていないようです。
コーチンのマーケットの入り口。
スパイスの数々。どれが何なのか細かいことははわかりません。あしからず(笑
コーチンのあるケララ州の特産品バナナを売る店。
posted by オフ |23:05 | 旅 | コメント(0) |
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