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2023年01月23日

2019ルヴァン・カップ・グループステージ長崎戦と外海観光

2019年4月、ルヴァン・カップのグループステージのVファーレン長崎戦の応援というか観戦のため、長崎へ行った。周知の通り、この年のルヴァン・カップではコンサドーレは決勝まで駒を進めたのだが、実は全試合を現地で見ることができた。

全試合を現地で見て最後に優勝を目撃するというストーリーは残念ながら完成しなかったが、この年の終盤以降、実家への張り付きが常態化したので、自分のコンサ応援生活史という観点からは、とても貴重な年となった。

全試合現地観戦するなかで、試合会場・日程的に最も観戦ハードルが高かったのが、この諫早のトランス・コスモス・スタジアム(長崎県立総合運動公園陸上競技場)で行われたVファーレン戦だった。しかし、長崎には以前から行きたいと思っていた場所があり、試合日程が決まると、すぐに遠征計画を立てた。

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 いつもはアウェイ席に陣取るのだが、この日は普段リーグ戦に出場しない選手が見られる可能性もあるということで、メインスタンドのチケットを購入。陸上トラックはあるが割りと見やすかった。

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さすがに平日の夜に諫早まで遠征してくるサポーターは少ない。
 
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試合は、6-3でコンサドーレの勝利。

この試合で強く印象に残ったのは福森のミドルシュート。えげつない威力だった。

この試合以降、コンサの試合を見る際、福森がスルスルっと上がってペナルティエリア近くまで行くと、いつも彼のミドルシュートを期待してしまう。

今年の福森は体づくりが上手くいっているという話も聞こえてくる。あの時のようなミドルシュートを期待して試合を見たいと思う。

この日は諫早駅近くのホテルに宿泊。翌朝、長崎に出て駅前からバスに乗って外海(そとめ)へ向かった。

目的地は大野教会。
この教会堂は、以前、NHKのBSだったろうか、ド・ロ神父(フランス出身、1879年出津に着任))が「ド・ロ壁」と呼ばれる石組みを用いて建設したことが紹介されていて、いずれ行きたいと思っていた。ただ、ここをメインの目的地にするほどでもなく、なかなか訪れることができずにいた。

ちなみに、2018年、長崎と天草の潜伏キリシタン関連遺産が世界遺産に登録され、大野教会がある大野集落もその中に含まれている。


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バスを降りて坂道をしばらく登って行く。

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大野教会堂(1893年完成、2008年国指定重要文化財指定))が見えてきた。石組みの感じがヨーロッパの田舎にある建物という雰囲気を醸し出しているが、屋根の瓦は東アジアという感じ。石組みは赤土を水に溶かし、そこに石灰と砂を投入したものを接着剤として、大野岳の玄武岩を積み上げて作られている。なお、教会内部は撮影禁止なので、外観の写真しかありません。

ちなみに、内部は、板張りの床、平らな天井、木の枠組みがある白い塗り壁という日本風の建築で、ステンドグラスはない。

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この教会は目立つところに十字架が立てられていないが、屋根瓦にさりげなく十字架の装飾がほどこされているのが、なかなか格好良い。

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外海の海。


大野教会堂を見学して、一応目的は達したが、長崎市内へ戻る途中に、ド・ロ神父が日本にやってきて、まず建てた出津(しつ)教会に寄った。

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出津教会。こちらも内部の写真撮影は禁止。

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出津教会。

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出津教会(奥)と旧出津救護院(手前)。

出津救護院は、ド・ロ神父がフランスで学んださまざまな分野の知識をもとに、外海地区の女性の自立のために作った授産施設。編み物、素麺、マカロニなどの加工器具、農具などが展示されている。いつもそうなのだと思うが、シスターが丁寧に説明してくれた。

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出津集落前の海。


長崎市内に戻った後、帰りの飛行機までには若干時間があったので、寺町へ行き、興福寺を訪れた。

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興福寺。江戸時代初期に明から渡来した僧によって開かれた黄檗宗の寺。ちなみに、17世紀半ばこの寺の住職を務めた明僧隠元は後に京都宇治に万福寺を開いた。写真は大雄宝殿(本堂)

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大雄宝殿の前から庫裏の方向を見る。正面に見える魚の形をしたもの(魚板)は僧侶に食事時を告げるために叩いた木彫の魚。


そろそろ時間切れとなり、寺町にある他の寺には寄らず帰途につく。


posted by オフ |21:57 | 旅とコンサ |

2022年05月13日

サンガ・スタジアムに行ってきた(ルヴァンカップ・グループステージ)

ずいぶん時間がたってしまいましたが、4月13日、ルヴァンカップ・グループ・ステージ、京都サンガvs北海道コンサドーレ札幌の試合を見るため、サンガ・スタジアムへ行ってきました(試合はご存知の通り、札幌が2点先取したものの、3点取られて逆転負け)。

札幌の実家に張り付かざるを得ない状況にあるなか、色々と調整してまる1日強の時間を確保し、京都亀岡へ行ってきました。

新千歳を12時45分に出発するJALの大阪伊丹行きの便に搭乗。

ほぼ定刻の14時40分すぎに到着。

まっすぐ亀岡に向かうと、キックオフ(18時30分)より相当前にスタジアムに着いてしまう。

諸般の事情で旅というものもご無沙汰なので、ちょっと寄り道しながらスタジアムへ向かうことにしました。

まず、モノレール、阪急線を乗り継ぎ嵐山まで移動、そこから嵐山・嵯峨野をちょっと歩いて旅気分を味わい、嵯峨嵐山駅からJR山陰線で亀岡まで行くというのが選択したルート。


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渡月橋。もう桜はすっかり終わったかと思っていましたが、かろうじて枝垂れ桜が残っていました。

渡月橋を渡り、天竜寺の前を通過、少し進んで左手の道に入って行きます。
このあたりは竹林が続く道として観光客に人気。


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竹林に囲まれた道のすぐ横に、いつできたかわかりませんが、人力車専用の道ができていました(徒歩の観光客の通行は禁止)。


さらに山陰本線を渡って北方向に進んでいきます。


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奥には落柿舎という名所があるのですが、もう入口は閉じられていました。
何で、そんな場所の写真をと思わわるかもしれませんが、このあたりは以前とは随分と風情が変わってしまったのです。

次の写真は2008年1月に訪れた際に同じ場所で撮ったものです。


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一つ上の写真でただの草が生えた(芝生?)の広場のようになっている場所は、以前は畑だったのです。なんということはない菜園ですが、これが何とも言えぬ風情を醸し出していました。今は畑を管理できる人がいなくなってしまったのでしょうか?


土地勘のない人にとっては、どこをどう歩いているの? という感じでしょうが、スタジアムへ向かうまで、もう少しお付き合いください。

二尊院というお寺の前まで行ったあたりで、そろそろ嵯峨嵐山駅方向に向かおうということで、東へ歩く向きを変えました。


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八重桜でしょうか?(花はよくわからないです)、茅葺(?)の建物の横の花が綺麗だったのと、奥に立派な寺院があったので1枚。奥のお寺は釈迦堂(清凉寺)です。


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釈迦堂(清凉寺)境内で見かけた石仏と花(枝垂桜だと思う)。


清凉寺境内を抜け、さらに歩いて17時ころ、嵯峨嵐山駅に到着。


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嵯峨嵐山駅のホームから下り方向を望んだ写真。左に写っているのは旧山陰線を走っている観光列車の車両。


17時16分発の亀岡行き普通列車に乗車。

17時26分、亀岡到着。途中、チラッとですが保津峡が見えました。



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ゴール裏のサポに挨拶に来た選手たち。気が急いていたのか、スタジアムの外観の写真を撮り忘れました。選択した席は「バルコニー指定席」。コーナーフラッグの後ろのあたりからスタジアム全体を見渡すのが好きなので。


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自分の席からの眺め。とっても見やすいです。また、すべての座席の上に屋根があるということで、最前列でも雨の心配は少ないということです(風が強いときはカッパがあった方がよいでしょうねえ)。


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スタジアムから見た亀岡駅。ご覧の通りとっても近いのですが、スタジアムの入口は駅の出入り口から遠い側にあります(駅直結みたいにしてしまうと、混雑時に客の流れが滞ってしまうからという配慮からでしょうか?)。


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左はメインスタンド。


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入場時に配布されたスマホに張る紫のセロファン(?)で光の演出。しかし、この日の観客は3000人台で、やや寂しい感じ。


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選手整列。いつごろからかは忘れましたが、ゴール裏を離れてからは、入場後整列した選手の姿をカメラにおさめることが慣例となりました(出席記録みたいな感じ)。


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選手整列写真をもう一枚。


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動きのある写真も一枚。ゲームが始まると試合に集中するため、あまり写真は撮らないのですが、中島が入ったのでちょっと期待して、コーナーキックの際、カメラを取り出しました。


この日は試合終了後、翌日の東京での所用のため、東京の自宅に移動。試合には負けましたが、久しぶりの遠征はそこそこ充実したものとなりました

ところで、18時半というキックオフは、京都サンガが、割と広域のサポの来場を想定していて、そのためナイトゲーム後の帰宅の便のことを考えているからなのかどうかわかりませんが、実は、試合後、東京まで移動することが可能なので、この日の遠征を計画しました。

ただ、この日は観客が3000人台で、試合終了後の亀岡駅の混雑もそれほどではありませんでしたが(僕は試合終了の笛がなる直前に席をたったためもあって混雑には巻き込まれなかった)、1万を超える入場者があると、駅の混雑は相当なものであろうと思われます。


posted by オフ |21:52 | 旅とコンサ | コメント(0) |

2019年10月31日

深井家長屋門に寄ってから埼スタへ(ルヴァンカップ決勝)

ルヴァンカップ決勝(10月26日)のことは、自己の記録としてやはり残しておきたいということで、ちょっと時間がたってしまいましたが書き留めておくことにしました。

埼玉スタジアムへは埼玉高速鉄道を利用して出かけるという平凡なルートをとるつもりだったのですが、ちょっと旅要素を加えられないかと考えました(今年は今一つ遠征のついでの観光ができていなかったこともあって)。

ということで、大宮駅からのバスでアクセスを検討。見沼代用水が残る風景でも見てから埼スタへ向かおうとグーグルマップをぼんやり眺めていると「深井家長屋門」という名所が目に入って来ました。

調べてみると、深井家は名主(なぬし)を務めていた家で、深井家長屋門は1844年に建立された門で、さいたま市の有形文化財に指定されているとのこと。

「深井家長屋門」を見学してから埼スタへ行き、試合では深井が活躍して(得点を決めて)勝利というストーリーを思い描きながら自宅を出ました。

大宮駅東口から国際興業バスの浦和学院行きに乗車するとけっこう両チームのサポーターが乗車していました。浦和学院から埼スタへは迷わなければそんなに距離はなく(浦和美園からよりも若干近い?)、そこそこ知られた埼スタへのアクセス方法のようです。

僕は寄り道前提ですから、深井家長屋門に近そうな「代山」というバス停で下車して、めざす長屋門のありそうな方向に向けて歩き出しました。

めざす深井家長屋門には容易にたどりつき写真を撮影(個人のお宅なので外から眺めるだけです)。

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深井家長屋門を見学した後、すぐ近くを流れる見沼代用水東縁へ。


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見沼代用水は、江戸時代の1728年(享保13年)に幕府の役人であった井沢弥惣兵衛為永が新田開発のために、武蔵国に普請した灌漑農業用水のことである。名前の通り、灌漑用溜池であった見沼溜井の代替用水路であった。流路は、現在の埼玉県行田市付近の利根川より取水され、東縁代用水路は東京都足立区、西縁代用水路は埼玉県さいたま市南区に至る。(Wikipedia)

見沼代用水の脇にはずーっと桜並木が続いており、花の季節に行ってみたいと思います。


見沼代用水沿いをしばらく歩いた後、決戦の地、埼スタへ向かいました。



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両チームの選手整列。

サポのヴォルテージも上がっており、とてもよい雰囲気です。
そして、コンサのゴール裏はいつもとは違い、広範囲で揺れています。
普段飛び跳ねない人も、この日は相当飛んでいたようですね。

試合の結果がご存知の通りですが、1-2から後半のアディショナルタイム、たぶんラストプレーだった福森のコーナーキックに深井が合わせて同点!

フロンターレの精神的ダメージ大きいだろ、これ。

もしかして延長はコンサ優位に進んで、試合前に思い描いた通りに進んでしまうのか? これ。そして、延長の福森のFK。できすぎです。

しかし、甘くはなかったですね。

もしかして、PK戦、石川のところで、顔見知りの関東後援会の方からいただいた紙テープから輪ゴムをはずして投げ込む準備をしたのが悪かったか?

悔しい敗戦となりましたが、この敗戦は選手には必ず次(来年)のモチベーションになることでしょう。



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posted by オフ |21:28 | 旅とコンサ |

2019年06月28日

上里・上原・前(寛)の3ショット(今頃?という感じですが)

もう一月半以上前のことですが。せっかく行ったので。

5月の連休後の琉球・水戸戦を見てきました。お目当ては上里・上原・前寛之。

Jリーグの日程が発表された際、過去にコンサに在籍していた選手がいるチームの日程も注意してみていると、5月の連休後に、琉球vs水戸の試合がありました。

羽田・那覇便の運賃を調べてみると、観光には中途半端な時間帯の便の先特運賃は1万円を切っている。ということで、沖縄行きを即決。


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タピスタ(タピック県総ひやごんスタジアム)に入ってすぐ目に入った横断幕。
一枚は沖縄の英雄具志堅用高。そしてその横にある一枚。拡大した画像を見ると「ハブ注意。琉球ゴール前はハブがいる場合があります。むやみに入らないでください」とあります。
琉球がホームで強い(先日敗れましたが)理由はこれ?


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水戸サポもそこそこ来ていました。


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琉球のサポ席。


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試合前に上里のJ2350試合出場のセレモニーが行われました。上原が花束のプレゼンターをつとめ、二人で写真を撮った後、前を手招きして3人での写真撮影となりました。DAZN中継を見ていた方は見た場面だと思いますし、YOUTUBE(J公式?)にも動画があります。この3ショットを生で見られただけで、この日の入場料(1200円)のもとはとれた、という感じでした。色々なことを考慮して画質は落としてあります。雰囲気だけでも感じてもらえれば。。。


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最近は旅先でめったにお土産を買わないのですが、今回は首里琉染という工房というか店で一点もののティッシュカバーを購入。


posted by オフ |22:34 | 旅とコンサ | コメント(0) |

2017年11月27日

吹田スタジアム→東寺ライトアップ

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久々の更新です。スタジアムには頻繁に行っているのですが、「旅」の要素がないといま一つ更新の意欲というか気力というか何というか、そういうものが湧いてきません。試合だけだと、「よっしゃー」だとか「やったー」だとか「悔しー」だとか、基本そんなことしか書くことがないので(苦笑)

アウェイ、ガンバ大阪戦は0-1で勝利。選手も監督もモチベーションの低下はないということを強調していたようですが、ミッション(mission)・オールモスト(almost)・インポッシブル(impossible)を達成した後だけに絶対ホッとしているに違いなく、モチベーションの低下がないことをチーム自身、自分自身に言い聞かせなければならないという意識が少しはあったのでは。。。

(随分前のことですが、ネパールのカトマンズからヒマラヤを越えてチベットのラサに到達したとき、達成感から、そのあとの旅はどうでもよくなり、もったいないことにチベット旅行を早々に切り上げて帰国の途に着いちゃったことがあります。はっきりいって後悔してます-その後、チベットは自由に旅行できなくなりましたから)

さて、今回の試合の試合終了は3時少し前と早く、日は短くなりましたが、けっこう観光ができそうです。

ということで、試合終了後は、知り合いの方々へのご挨拶もそこそこに、京都へ向かいました。

ラッシュは覚悟してました。しかし、モノレール→阪急の乗り継ぎ、烏丸から地下鉄に乗ったところ、半端ではないラッシュ状態。日没前の観光はあきらめました。

ということで、一息ついて紅葉のライトアップを見に行くことに。

この季節、京都ではあちこちで紅葉のライトアップを行っているのですが、選んだのはJR東海のキャンペーンで使われている東寺。混雑は必至です。池に写った紅葉が見られるのですが、ただ人が池に入ることはないので、人の多さはあまり気にならないだろうということで。

行ってみると開門前から大行列でしたが、思ったほど時間がかからず、中に入ることができ、なかなか綺麗な紅葉をみることができました。

昼間だと、意外と色がくすんでいたりしてがっかりなことも多いのですが、ライトの色味も手伝って3~4割増しの美しさ。


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ところで、紅葉のライトアップも素晴らしかったですが、国宝の仏像の数々も「すごい」の一言(ボキャブラリー貧困です-苦笑)。


それから、ついでと言ってはなんですが、残留を決定したアイスタでの写真も一枚。

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その場では、自分は爆発するような喜びはなく、選手・スタッフの喜ぶ姿が見られたことがとてもうれしかったです。そして、自分自身の喜びは、その後時間の経過とともにジワジワと湧いてきました。何か不思議な感じです。


posted by オフ |21:06 | 旅とコンサ | コメント(0) |

2017年10月02日

初エディオン・スタジアム、そして鞆の浦観光など

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初、広島遠征でしたが、結果はご存知の通り、1-1の引き分け。

広島に勝ち点3を与えなかったのは収穫だと思ってます。

しかし、最後の最後の方で次のようなイメージをふくらませてもいました。

ベンチ脇では稲本が「俺を出せ」という感じで、アップを続けていました。これを見て、ここで守備要員としてではなく攻撃要員として稲本投入。相手は勝ち点3をねらって攻めてくるだろうからカウンターが効く場面になる可能性がある。そこで、稲本が前線に駆け上がり決勝点という、去年のホームセレッソ戦のようなイメージをふくらませました。カウンター返しも怖いですが。

ただ、リスクを冒してまで勝ち点3を取りに行くのは、もうちょっと先ですかね。


さて、今回の遠征ですが、例によって観光も。

東京からの飛行機は翼の上ではない窓側を確保。
離陸してしばらくは雲が多かったのですが、大阪上空に差し掛かったあたりから晴れに。

そんななか、広島が近づいたときに撮れた写真が下の写真。

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ハート型のため池がありました。いいとしをこいたおっさんがアップするのは、とちょっと躊躇しましたが、珍しい風景なので、やはり上げておくことにしました。

広島空港からは、バスでJR白市(しらいち)駅へ移動。JRで横川(よこがわ)へ。

横川駅前には長蛇の列が。

横川駅からのシャトルバスは、地元サポのエディオンスタジアムへの主要なアクセス方法になっているみたいです。

列は長いのですが、バスは次から次へとやってきますし、係の人も客のさばきにはなれており、ストレスを感じることなくバスに乗車。

しかし、やはりバスです。運行は道路事情に左右されます。途中でノロノロになりました。
一応順調ならば20分で到着ということらしいですが、35分を要しました。(札幌サポは恵まれています。ドームはアクセスが楽ですし、雨の心配もいりませんから)。

試合後も横川駅までシャトルバスで移動し、そこから福山へ向かいました(福山泊)。

今回の第一の目的地は鞆(とも)の浦(「崖の上のポニョ」の舞台になったところらしいです)。江戸時代に港町として栄えたところで、古い街並みも残っています(去年から古い街並み探訪が遠征のついでの観光のテーマみたいになってます)。


翌朝、バスで鞆の浦へ。

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対潮楼(福禅寺本堂に隣接する客殿)からの眺めで、鞆の浦で最も有名な眺めといえるでしょう。1711年に来日した朝鮮通信使が「日東第一景勝」と称賛し、1748年に来日した朝鮮通信使がこの客殿を対潮楼と命名。


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古い街並み(ただ、こんな街並みがずっと続いているわけではありません)。


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お土産屋の店先に置いてあった猫を描いた石。


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港。


このあと、福山市内にもどり国宝の本堂・五重塔が残る明王院というお寺へ。


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明王院。


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国宝五重塔とこのあたりのゆるキャラ「くさどん(このあたりの地名、草戸にちなんだものと思われます)」。しかし、こういう場所にこういうものを置くセンスは。。。


明王院を後にし、30分ほど歩いて福山駅へ。

駅のすぐ裏に福山城があります。

1945年の空襲で、天守閣をはじめ、かなりの建物が焼失していますが、下の写真は創建時から残る建物。


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伏見櫓(国重要文化財)。福山城創建時に京都の伏見城から移築された建物。


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筋鉄御門(国重要文化財)。この建物も創建時に伏見城から移築されたと言われている。


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福山駅からすぐです。


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一応、天守閣も(再建されたものです)。


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2017年08月07日

炎熱の大阪からちょっとだけ涼しい比叡山へ

5日土曜日はキンチョウスタジアムへ。

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結果はご存知の通り。何となく勝ち点をとれそうな予感もあったのですが、そうは問屋はおろしてくれませんでした。
立ち上がりの失点がすべてだったような気がします。
先制したセレッソは、コンサがボールを持つとサッと引いて守備陣形を整え、ボールを奪うとFWめがけてボールを蹴り、そこからチャンスにつなげるという戦い方をしてきました(先日のルヴァンカップも同じような戦いかただったような)。

向こうの意図通りゲームが進んでしまい(菅の1点は本当に救いでした)、かなり悔しい思いをしてスタジアムを後にしました。



翌日は例によって観光を入れました。
京都などは殺人的な暑さの予報だったので、目的地はちょっとは涼しいと思われる比叡山に決定。

淀屋橋駅から「比叡山延暦寺巡拝チケット(3300円)」で出発。(いつのまにかスルット関西2日券・3日券が廃止されてしまったのは痛い-このチケットで比叡山のケーブルに乗れたのかどうかはわかりませんが)


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まず、淀屋橋-三条-浜大津と移動。
延暦寺に行くためにまず滋賀県に出たのは、延暦寺の表玄関が滋賀県(近江国)の坂本だからなのですが、比叡山にのぼるのは急がず、天台寺門宗(天台宗寺門派)の総本山園城寺(三井寺)に敬意を表して、浜大津駅から三井寺駅へ移動します。写真は園城寺山門。


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有名な三井の晩鐘。日本の残したい音風景百選にも選ばれているとか。


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境内をずっと歩いて行ったところにある観音堂(西国三十三箇所の十四番札所)。


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弁慶が三井寺の鐘を比叡山に引きずり上げたという伝説にちなんだ「弁慶力餅(三井寺力餅)」で一服。(1本140円、お茶つき)


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金堂。


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三井寺から坂本へ移動し、まず日吉大社へ。この神社には東本宮と西本宮とがあり、写真は東本宮へと向かう道。


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東本宮。


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西本宮。


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坂本ケーブルで延暦寺へ。


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坂本ケーブルの終点地点から琵琶湖を望む。やはり下よりはちょっと涼しい感じ。

比叡山は大きく東塔地域、西塔地域、横川地域に分けられ、これらを総称して比叡山延暦寺というそう。かなり広い範囲に分布していてシャトルバスが結んでいます。

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延暦寺根本中堂。東塔にある延暦寺の中心(坂本ケーブルの終点から徒歩7~8分)。残念ながら修復工事中。例によって堂内の写真撮影は不可なのですが、内部は神秘的な雰囲気。


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横川(よかわ)中堂。


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西塔地域の釈迦堂。内陣の特別拝観中でここもとても神秘的な雰囲気。


これで比叡山観光は終了。このあとはロープウェイ・ケーブルを乗り継いて京都の八瀬に下り帰途につきましたしたが、試合結果の悔しさを十分埋め合わせることができる観光でした。




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2017年05月29日

それほど歩かないJ1観戦紀行(鳥栖)

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5年ぶりの鳥栖。

5年前もすでに無くなっていたでしょうか? スタジアムDJの「聞くぜ、問うぜ、尋ねるぜ、勝つのはどっちだ」というあれ。このあと確かアウェイチーム名と「サガン鳥栖」と言って、スタジアムの観客が「サガン鳥栖」とレスポンスするんでしたっけ?

鳥栖といえばあれで、けっこう好きだったのですが。

試合はご存知の通り、見せ場を作ることができず0-1の敗戦。

セットプレーからの失点のシーン、一瞬エアポケットにはまったような。。。

後半にもセットプレーで、右サイドバックの小林が猛然とディフェンスの裏へ走り出すシーンがありました。さすがにこれはしのぎましたが、この攻撃、鳥栖は狙っていたんでしょうね。注文にはまってしまったという感じです。


さて、例によって翌日は観光。

そこだけのために九州まで行くのはちょっと。。。という感じだが、コンサドーレとセットならばという場所が九州にはけっこうあります。

で、まず向かったのが日田。


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日田駅に到着すると、向かい側のホームにはピッカピカの車両が。
「seven star」とかあります。そうかこれが有名な「ななつ星」かということで一枚。あまりにピカピカで、向かいのホームの車両が写り込んでいます。


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日田まで行ったのは、古い街並みを見るのが目的。まだ9時くらいだったので、交通量は少なかったものの、けっこう車も通る通りに面しており、趣という点では今一つでしょうか?


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19世紀前半に咸宜園(かんぎえん)という塾を開き(主に中国の古典教育が行われたとのこと)、3000人を超える門弟が集まったという広瀬淡窓を生み出した広瀬家の旧宅が公開されていますが、この写真は、資料館として公開されている旧宅とば別の建物(南家隠宅)。


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咸宜園跡。淡窓の門人は3000人を超えるようです。そんなに多くの人がどうしてというのが興味深かったので、管理の方にその辺のことを聞いてみました。いっぺんに3000人が学んだわけではなく、多い時は200人を超える塾生がいて、淡窓が咸宜園で指導した塾生の総数が3000人を超えるということです。一番多いのは豊後(大分県)からの塾生だそうですが、遠く東北地方からの塾生もいたとのことです。口コミなのでしょうが、かなりの評判の塾だったことがうかがわれます。

武士の塾生はごくわずかで(武士は藩学など学びの機会も多いですし)、僧侶や町人が多いそうです。塾に隣接したところに寮があって、多くの塾生はそこに寄宿しており、学費・生活費は自己負担だったそうです。自らの居所から遠く離れた場所で、この時代、そうまでして学ぼうという意欲を持った人が多くいたことは驚きです。



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日田駅の近くで見かけた「プノンペンラーメン」
どんなものか? と興味をそそられましたが、試すことはせず。


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日田からは日田彦山線に乗って筑前岩屋へ。


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筑前岩屋まで行った目的はこれ。ちょっとわかりにくいかも、ですが、棚田が見られるのです。もう少し、綺麗かと期待して行きましたが、傾斜がそれほどでもないので、「ワーっ」という感じではありません。

近くの日田彦山線の橋(駅前の観光表示には「めがね橋」とありました)が見えるところまで行ってみました。


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筑前岩屋駅の時刻表で日田方面へ向かう列車があることを見ていたので、それを撮影してみました。しかし電線が邪魔です。よいポイントを探すガッツがありませんでした(鉄分はそこまで濃くはないので)。

列車を見送ったあと、さらにその辺を歩いていると、機材を撤去しているベテランの撮り鉄氏が2名ほど。どうやらここは鉄道写真のポイントらしいです。


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農道沿いに咲いていた花。


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駅のあたりには水が湧いていて、その自動販売機みたいものがあり、ほとんど途切れることがないほど、水を汲みに来る人たちがいました。


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駅の自販機。注目はカズではなく、水が売られていないこと。湧水を売っていますし、飲めるようになっているところ(飲んでも衛生上大丈夫なものだと思う)があるので、水を買う人がいないのだと思います。


以上で、この日の観光は終了し福岡空港へ向かいました。


posted by オフ |19:51 | 旅とコンサ | コメント(0) |

2017年04月23日

IAIスタジアム日本平の夕景・桜(ルヴァンカップ)

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先日行った日本平で見られた、かなり変わった雰囲気の空。
旅情をかきたてられます。



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桜も満開でした。



ところで、
I will fight for the right to live in freedom.
な気持ちでいっぱいです(なんのこっちゃ)。


posted by オフ |19:49 | 旅とコンサ | コメント(0) |

2016年12月20日

歩くJ2観戦旅(徳島戦からの飛鳥)

2016年シーズン、四国・九州遠征の最後となる徳島戦ですが、問題はどの席で見るかです。
今年のこれまでのアウェイ観戦の席と勝敗は以下の通り。

vsヴェルディ ビジター自由  ✖
vs岐阜    メインスタンド 〇
vs清水    ビジター自由  〇
vs讃岐    ビジター自由  〇
vs松本    ビジター自由  ✖
vs群馬    メインスタンド 〇
vsセレッソ  ビジター自由  △
vs山口    メインスタンド 〇
vs横浜    バックスタンド ✖
vs京都    ビジター自由  △
vs長崎    ビジター自由  △
vs北九州   メインスタンド △
vs愛媛    メインスタンド △
vs熊本    ビジター自由  ✖

メインスタンドで観戦すると勝率が高いですし負けなしです。
自分の行動がチームの戦績に影響することなどあり得ないということはわかってはいるのですが、敢えて悪い結果が多かった席を選ぶのはためらわれました。

しかし、試合後、笑顔でゴール裏に挨拶に来る選手たちを見たくてビジター自由席を買ってしまいました。結果は先制したものの1-2で敗戦。(ちなみに、その後の千葉戦ではコーナー自由席を選択しましたが、位置的にはメインスタンドの端でした-結果は劇的な勝利)


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重苦しいムードの漂う試合後のゴール裏。


さて、終わったことをくよくよと考えてもいけない。切り替えて旅です(今回も旅の日程を押し込みました)。

徳島戦のときは、高速鳴門から高速バスで本州へ渡るというのがいつものパターンになっており、今回もいつものパターンを踏襲して大阪まで移動。

翌日向かったのは奈良県飛鳥地方。明日香村の稲渕というところにある棚田見物が目的。収穫の前に行きたかったですが、コンサの試合が「主」で旅が「従」なので仕方がありません。

で、なぜ棚田かというと、少し前から田んぼのある風景に凝っているいるのです。(北九州戦の後にも、国東半島の田染荘というところの田んぼを見てきたことは以前のエントリーで書いた通りです)


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2010年3月に訪れた中国雲南省の元陽というところにある広大な棚田。圧倒されるスケールです。

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2013年8月に訪れたインドネシアバリ島の棚田。


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今年の8月に再訪した元陽。稲が実った時期にも見てみたということでの再訪でした。


さて、明日香村です。
大阪から近鉄で飛鳥駅まで移動し、そこから石舞台古墳までバスで移動。石舞台にはわき目もふらず、稲渕地区に向けて歩き出します。


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稲渕の棚田。小規模ですが美しい棚田です。季節を替えて訪れたいと思う場所でした。


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ここでは毎年かかしコンクールが行われているようで、今年のテーマは「棚田 de オリンピック 」 ということで、リオオリンピックにまつわるかかしが並んでいます。


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一番奥の方にオリンピックとは無関係なジャンボかかしが立っていますが、これは真田幸村。


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好天の下、こういう道を歩くのは楽しいです(実はこの先の道は下らずに引き返したのですが)


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展望所への道。さすが大観光地だけあって整備されています。


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展望所からの眺め。


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石舞台近くの棚田。


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一応、石舞台古墳も。


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せっかくここまで来たので、久しぶりで飛鳥大仏(後世にかなり修復されてはいますが現存日本最古の仏像)と再会。この仏像は写真撮影可です。


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岡寺。日本最大、最古の塑像観音像が安置されていますが、写真撮影は禁止なので境内の写真を一枚。


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通天閣に寄り道しつつ関西空港へ。


「歩くJ2観戦旅」としては、それほどの歩行距離ではなかったかもしれません。


posted by オフ |21:33 | 旅とコンサ | コメント(0) |