2007年06月15日

温度

小学生の頃,理科の授業で炎の温度について驚いたのを思い出した.赤い炎より青い炎の方が熱いのだと言う話.赤い太陽の色をした炎よりプールの底のような青い炎の方が熱いと聞いて「そんな馬鹿な!」と.更に温度が上がると炎は白くなる.南極の氷のように白くなる.

徳島戦.納得のいかないジャッジにみんなが熱くなっていった.戦っているのだから熱くなるのは当たり前だが,賢い戦いではなかったのかも知れない.ファールを取られようがクールに局面を判断できていれば失点が防げたのかも知れない.イエローを喰らっても動揺しなければもっと相手を追い詰められたと信じる.クールに燃える.これからの戦いにおいて大事なキーワードかも知れない.
ワールドカップやオリンピックのアジア予選然り,ACL然り,見ていて感じるのは審判のレベルの低さである.彼らは各国を代表する審判であるはずなのだから,アジアを見渡してみればJ2とは言えまだマシなのかも知れない.愚かな審判や悪夢のようなアクシデントを含有するサッカーという不条理を僕は愛して止まない.レベルアップと言っても一朝一夕で進むはずもない.だとすればその中でも自分たちの実力を出し続けるメンタリティーこそが即効性のある処方箋と考えることも許されるのではないだろうか.

相手の汚いチャージで転んでも表情一つ変えずに立ち上がり走り出す.変なジャッジにも動じず相手のポジションを確認する.イエローを貰っても冷静さを失わない.それでも瞳の奥には炎が燃えている.白い炎が輝いている.その白さが相手を凍えさせるのだ.まるで南極の氷のように.
赤く燃えるのはサポーターに任せて欲しい.スタジアムを真っ赤に燃やしてみせるから.
さぁ,何よりも熱い炎を燃やすのだ.

posted by 番台番 |18:31 | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:温度

今更何ですが…(ゴメンナサイ、久し振りにラップトップ開いてます)。

まあ、それで勝たせてもらうこともありますしね。自分達が割り食った時だけ大騒ぎと言うのも変な気はします。仰るとおり、冷静に(というよりは淡々と)行って正解でしょう。昨年末のG大阪戦、相手のオフサイドを見逃された場面、覚えてます?文句言ってる暇があったら次のプレーに移りたい、取り返したい、そう言っているような淡々とした札幌の選手の姿、清々しくさえありました。

それにあの西澤の2枚目のカード以外はそう憤慨するほどのものじゃないと思いました。曽田の2枚目は…実際もらっても仕方ないでしょう。

posted by MasaMaru| 2007-06-16 22:39

Re:温度

>MasaMaruさん

あの主審は明らかに異常ですよ.前科もあるし.
それにしても熱くなったヤツの負けです.つまらないヤツは相手しないのが鉄則.
コメントが遅くなり申し訳ありません.ブロックされてしまっていました.

posted by 番台番| 2007-06-18 17:02

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