コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2011年04月07日

昨日の「南米選手権。」の補足。

まずは孔明さん、ghjkさん、フラッ太さん。
昨日の「南米選手権。」にコメント頂き誠に有り難うございます。
昨日の記事はやや説明不足の部分があったので、
この記事を持ってコメントの返信とさせて頂きたく思います。

南米選手権に関してですが、可能であれば参加して欲しいのは同じ想いです。
昨日も書きましたがアウェイのガチンコ勝負を経験出来る機会は
そう何度もないですし、しかも地元のアルゼンチンとも対戦出来ます。
代表強化のためには絶好の機会であるのは間違いないですが、
この震災で取り巻く状況が一変した事を考慮しなければいけないと思います。
昨日も書きましたが今季はどのチームも大幅な減収が予想され
早ければ今オフに経営的に厳しくなるチームが出てくる可能性も否定出来ません。
僕は「Jリーグの充実なくして日本サッカーの底上げなし。」と言う考えなので、
Jリーグを蔑ろにすることがないような状況を作る事が出来れば
南米選手権に参加するのは全く問題ないと思います。

「海外組を中心に南米選手権に参加する」と言う意見があります。
海外組が召集に応じれば問題ないでしょう。しかしこちらの記事にもありますが、
南米選手権への代表召集は強制力がないため編成が容易ではないのです。
1月のアジア杯は日本が所属するアジア連盟の大会であるため
多くの海外組を召集することが出来ましたが、
招待参加の南米選手権はそういう訳にはいかないので
所属するクラブの協力が必要です。しかしシーズン直前の召集に
海外のクラブが許可を出すかどうかは全く見当がつかないし、
しかもシーズン中の1月のアジア杯へ選手を派遣したクラブに関しては
再び長期間の代表召集に応じるとは、個人的には考えにくいです。
更に今シーズン終了後に移籍した選手は「移籍したチームに慣れたい」
と言う意向が働くと思うので、そうなると選手本人が辞退するでしょう。
震災前からスポニチ報知でも取り上げられていましたが、
南米選手権の代表召集に関しては国内組より海外組の召集に問題を抱えていた訳で、
「国内組の召集が厳しいから海外組中心で」とは容易にいかないと思っています。

「U-22のメンバーも召集する」と言う意見もあります。
実際日本と同じ招待国のメキシコは6月にゴールド杯(北中米カリブ海選手権)
があるので、7月の南米選手権は若手(U-22と言う噂もある)を派遣するようです。
しかし日本のU-22代表は6月に2次予選を控えていますし、
7月に強化試合を予定しているはずで、長期間に渡る代表への拘束は
クラブ側が容易に了承出来る訳ではないし、大学生に関しては
8月にユニバーシアードがありますから、これも容易ではないです。

「協会とリーグ、ザッケローニとの早急な摺り合わせを早く行うことが肝要と思います。」
と言うフラッ太さんのコメントがありました。全くの同感です。
南米選手権の主催者側から再考を促されたから出た話だと思いますが、
取り巻く状況は容易ではないと見ますし、現状は有事な訳です。
あくまでもJリーグを蔑ろにしない条件で参加の可否を決めて欲しいです。

posted by 剛蔵 |19:36 | コメント(0) |

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