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2007年01月15日

読書管見・『敗因と』


金子達仁・戸塚啓・木崎伸也『敗因と』(光文社、ISBN:4334975127)

 サッカーW杯2006・ドイツ大会における日本代表の「内部崩壊」、その真相に迫ったノンフィクション。
 
 まず断っておかなければならないのは、この本は「チームの内情」に焦点を絞った内容になっているため、ドイツにおける代表の戦いぶり、とりわけ戦術的な部分についてはほとんどページを割いていません。だからピッチ上での代表について読みたい人にはお薦めしません。が、それを差し引いても読む価値はあると思います。些か「ゴシップ記事集成」めいたところはありますが。

(ここから先は内容に触れています)
 


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posted by tottomi |23:59 | 読書管見 | コメント(0) | トラックバック(1)