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2011年10月28日

今のコンサドーレ札幌というチーム

リーグ終了まで残すところ6試合。
J1昇格できるかどうかの正念場は続きます。

次節は5連戦の最後・中3日での試合と選手の疲労は少なくないでしょうが、徳島戦は2得点しての勝利で、連敗中の嫌な流れを払拭できたと思います。
また、ホームで行えること、直近の試合を快勝したことで、良い雰囲気で試合に臨めるのではないでしょうか。

徳島戦を観ていて、改めて今のコンサドーレについて次のようなことを思いました。

1.チームのスタイル
「前線からの守備」「早い攻守の切り替え」良いですねー。
徳島の柿谷選手は確かに素晴らしい攻撃力を持つ選手ですが、コンサの前線の選手のような守備・プレスは余り見られません。
コンサは、ジオゴ選手・内村選手・近藤選手・砂川選手、相手ボールになると皆素早い寄せをみせます。サボらない。チームとしての一体感が持てる好きなスタイルです。
石崎監督の3年目、このスタイルがチームに浸透していますね。(もしかすると、内村・近藤選手はコンサに来る前はどちらかというと柿谷選手タイプだったのかも?)

2.クラブとしての育成
徳島戦の奈良選手は素晴らしい活躍でした。
天皇杯でユースの5選手(荒野選手含む)が堂々とプレーしたことにも表れていますが、昨年・一昨年の三上選手・古田選手の活躍も含め、クラブとしての選手育成が実を結んでいる、いや、花開いていると思います。
潤沢な資金が無いクラブが、育成型の強化に力を入れてきた結果、若い選手が大事な局面でしっかりと戦力になっています。
石崎監督の積極的な起用も嬉しいところです。

3.一体感
今は選手、スタッフ、サポーターを含め本当に一体感のあるチームになっています。
連敗中も変わらぬ応援をし続けたサポーター、それに応えようと全力プレーをする選手、良い雰囲気です。
また、選手間でもスタメンとサブの一体感も感じられます。
岡山選手を、ゲームを締めくくるクローザーのように投入する石崎監督の采配も好きです。(昨年は中山選手を同じような形で投入した試合が結構ありましたね。)

残り6試合、今のチームで昇格の喜びを掴むことができることを、心から願います。

posted by to-ji |19:10 | コメント(0) | トラックバック(0)