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2016年11月21日

祝 優勝!  引き分け狙いは当然

2016年のJ2日程が終了し、札幌は優勝でJ1昇格を決めました。

素直に嬉しいですし、我々サポーターに大きな喜びをもたらしてくれた
選手・監督・スタッフ・クラブに感謝します。

また、私は数回のホームゲーム観戦と後はスカパーでの応援がメインでしたが、
アウエイまで足を運び選手を鼓舞し続けたサポーターにも敬意を表します。
昨日の試合前の演出も素晴らしかったです。


昨日の試合終盤、引き分け狙いの時間帯について賛否両論ありますが、
私は全く問題なく、当然の姿勢だと考えます。

確かに終盤数分間パス交換を続けていた昨日の光景は、
通常あまり目にしない、ある種異様な光景でした。

「最後まで勝利を目指す姿勢を見せるべき」という意見も理解はできます。

ただ、異様に映った光景の本質は「”札幌”が勝利ではなく、引き分け狙いで
時間を使った」ことではありません。
例えば、何かの大会の予選リーグ最終戦で「引き分けでも決勝トーナメント進出」というチームが、
残り時間5分で「引き分けを狙って時間を費やす」姿はよくあることでしょう。

その意味では、昨日の札幌の終盤の姿勢は、
それほど珍しいことでも非難されることでもないと思います。
ましてや、昨日の試合は予選リーグの最終戦ではなく、
1年間42試合戦ってきた最大の目標(J1昇格)がかかった試合なのですから、
より慎重に目標達成に近い策をとることは当然です。

では昨日、少なくない方が感じた違和感の本質は何だったのでしょう。
それは「”札幌”も”金沢”も両チームともが引き分け狙いだった」ことだと思います。

金沢も「勝ち・引き分け」で得られる結果は同じ、「負け」だけは絶対に避けなくてはならない
状況でしたので、上記の理屈で考えると「引き分け狙い」は当然です。

両チームともがこのような状況になることは非常に珍しく、
そのために生じた光景(両チームともボールを取りにいかない)を理解することが難しく、
違和感・不満につながったのかな、と思います。

繰り返しますが、'昨日の違和感の本質は「”札幌”が勝利ではなく、引き分け狙いで時間を使った」
ことではないはず'です。

仮に金沢に勝利が必要な状況だったとすれば、当然勝利を目指してボールを奪いに来ます。
札幌がそのプレッシャーをかいくぐりながら、終盤の5分間引き分けを狙いコーナーフラッグ付近で
ボールキープするなど時間を使ってスコアレスドローで優勝を決めたとすれば不満や非難は生じないでしょう。
(「勝利ではなく引き分けを狙った」という姿勢は同じなのに、です。)

そう考えると、昨日の札幌の戦術は理にかなったものですし、監督・選手は胸を張って良いです。
そして、我々サポーターも素直に優勝したチームを堂々と誇らしく思いたいものです。

いよいよ来年は5年ぶりのJ1です。
オフシーズンも色々な話題が出てくると思いますが、新しい年が始まることが今から楽しみです!

posted by to-ji |12:45 | コメント(0) | トラックバック(0)

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