2011年12月06日
来年も岡山選手と一緒に闘える!そして西村選手ありがとう。
J1復帰を決めたコンサドーレ札幌。
4年ぶりのJ1の舞台で闘う姿を見ることができ、本当に嬉しい。 そして、もう一つ、今シーズン途中から加入した岡山選手と来年も一緒に闘うことができることがとても嬉しい。 加入時に、「今年J1昇格できなければ来年はコンサドーレのユニホームは着ない」と退路を断った岡山選手。その覚悟は本気で、本当にそうするつもりだったのだろう。 「J1昇格請負人」の存在は本当に大きかった。彼がこれまで経験してきた所属チームの昇格は、決して偶然ではないと思った。
最終戦終了後の監督のインタビューでの「チームが一体感を持って闘えた」という言葉、河合主将がセレモニーの挨拶で語った「チームが同じ方向を向いて闘えた」という言葉、そして多くの人が昇格の要因としてあげた「サポーターとの一体感」、これらを体現できたことに関して岡山選手の貢献は大きい。
試合の際、ベンチメンバーを集めスタメン組に負けない闘志を注入したことは、今シーズン途中出場の選手が試合を決める活躍を多くしたことと無縁ではないはず。 また、試合前に恒例となったサポーターとのやり取りは、選手とサポーターとの距離を縮め、そのことがシーズン終盤にチームが連敗したときもサポーターが前向きな言葉を選手に語りかける雰囲気を醸成したはず。このサポーターとの関係性は非常に大きく、選手が下を向かずに闘い続ける一つの要因になったと想像する。 このような岡山選手の行動を見て・感じて、素晴らしい結果を掴んだ経験は、若い選手や我々サポーターを一つ上のステージに成長させてくれた。 コンサドーレ札幌は今シーズンクラブとして成長し、今後はJ1に定着するチームとなる予感がする。かつて岡山選手が在籍した、川崎や仙台のように。
私も「サッカーチームの強さ」をはかるとき、選手個々の能力に注目しがちであったが、今シーズンのコンサドーレを見て、それだけでは良い結果が出ないことに改めて気がついた。
思えば、W杯に挑んだ日本代表にもその傾向はある。 決勝トーナメントに日本代表が進んだ日韓大会では、代表チームに中山選手・秋田選手というベテランがいてチームをまとめた。同じく決勝トーナメントに進んだ南アフリカ大会では、チームキャプテンとして川口選手がいたし、楢崎選手・中村(俊)選手も試合に出られなくても献身的にチームを支えたと聞く。 一方で、選手個人の能力は上記2大会よりも上だったとも言われるドイツ大会が惨敗に終わったのは、チーム支える存在がいなかったことが一因ではなかったか。
今シーズンのコンサドーレは、もちろんゲームに出た選手が素晴らしい結果を残したのは言うまでもないが、岡山選手をはじめ、中山選手、西村選手とゲームの外でチームを支え、束ね、方向性を示す存在がいたことが好成績に繋がったのだと思う。 このことは、資金力に乏しく、「圧倒的な能力を持つ選手を揃えて闘うチーム」ではないコンサドーレにとって極めて重要なことで、このことを創立15周年の今年体験できたことは素晴らしいことだ。 今年はコンサドーレ札幌というクラブにとって、間違いなくターニングポイントとなるシーズンだと思うし、そうしなくてはならないと強く思う。
最後に、契約満了となった西村選手のことを。 上記にも少し触れたが、多くの選手が言っているように、西村選手の練習態度などプロフェッショナルな姿勢は、試合に出ることは少なくても、今年のチームの成績に大きく影響したと思う。 また、私は天皇杯水戸戦で見た西村選手のプレーはとても印象的で、素晴らしいプレーだと感じたし、もっと試合で見てみたいと思った。 現役続行を希望しているとのこと。絶対にまだまだ西村選手の力を必要とするチームはあるはず。頑張って欲しいし、これからも応援していきたい。 今年一年、コンサドーレの力になってくれて、本当にありがとうございました
posted by to-ji |13:30 | コメント(0) | トラックバック(1)
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