日本がアジアの勢いの中で置いてけぼり状態に
なりつつあり、かつて他のアジア勢とあった差
が無くなりつつある原因の1つに国内リーグを
ACLより価値感を高く見てしまっているからだ
と言われているが、私見では正にそう思ってい
る。そんな見方をしていたら、未来永劫Jリー
グはアジアの盟主にはなれないだろう。
今、鹿島がぶっちぎりでもなんでもJ1を制覇
しそうな勢いだが、早々にACLから脱落し、リ
ーグ戦など国内だけに集中しているからなのだ
が、それよりもACLにおいて過酷なアウェイを
何度も戦い、ついには準決勝まで駒を進めてい
る浦和の功績こそ讃えられるべきで、たとえこ
の先力尽きて道半ばの結果になろうが、鹿島よ
り遥かに讃えられるべきものなのだということ。
そういう評価を浦和に与えるようになるべきだ。
今シーズンが終わった時点で、鹿島が華やかに
J1の優勝を飾っても、浦和のACLでの上位進出
の方がすごい!という環境にならなければJリ
ーグに未来はないのである。
(ベルギーやオランダやスイスなどが国内リーグ
の優勝が単なるUCLへの出場権を得るきっかけ
に過ぎないようになっていることと同じ。UCL
の隆盛を見たなら、ACLの歩む道も見えてくる
はず。もちろん、イギリス・ドイツ・イタリア
も同じだ)