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2008年06月24日

蜜月の時は終わりぬ

子どもの誕生は家族にいろいろな変化をもたらす。
子ども0人から1人への変化が大きいのはもちろんのことだが、1人から2人への変化もそれなりなものがある。

まずtomoの体がとても大きく感じられる。今まで小さい、小さい、かわいい、かわいいと思っていたのが急に大人になってしまった。2週間の入院生活を経て精神的にも自立しつつある。これにはtomo自身が実際に変わった側面ももちろんあるだろうけれど、こちらの受け止め方の変化が大きいように思う。

これまではtomoだけを見てtomoだけに愛情をかればよかったけれど、これからはそうはいかない。あの最もsweetな時間は終わってしまったのだ。終わった今思えば、なんと甘美な時だったのか。(1人っ子の場合はこれがずっと続くのだろうか?)長子との関係はやっぱり特別なのだ。

だからと言ってyouのことがかわいくないわけではない。youとの関係づくりはまだこれから、という感じがするだけだ。


でもこのあたり、housanはとてもナチュラルに二人に接している気がする。

posted by mou3 |16:49 | 子ども | コメント(0) |

2008年06月22日

退院しました

昨日やっと退院して自宅に戻ってきた。
やっぱりシャバの空気はうまい。

前回は退院後も用心して最初のうちはほとんどベッドの上にいるような生活を送っていたのだが、今回はそのまま普段の生活に戻ってしまった。というか、意識してあまり病人ぽくしないようにしている。今日もhousanと一緒に買い物に出かけようとしたら母に止められた。さすがにまだまずいだろ、ということで。でも、退院1週間後に栗拾いに行ったら出血がひどくなり再入院したというヒトの気持ちがちょっとわかるなぁ。動けそうな気がしちゃうんだよね。

tomoはyouのことをとてもかわいがっている。私がyouを抱っこしようとすると「ようちゃん起きてるからねぇ、ここ(座布団の上)に寝てた方がいいんだよ」なんて密かに阻止しようとしたりしているけれど(笑)。

家族4人の生活がスタート。今のところは、順調な滑り出し。

posted by mou3 |17:59 | 雑感 | コメント(3) |

2008年06月20日

明日退院

退院が一日延びた。
今日午後退院だと思っていたら、youの体重が2300gを確実に超えないとだめだということで退院が明日に延びてしまった。がっかり。早く家に帰りたい。


しかし、入院していると、本当にいろんな人がいるんだなぁと思う。

こういうときはどうすればいいのか、とか、こうなったらどうしたらいいのか、とか、ものすごく細かく聞きたいお母さんもいるし。
ものすごく指導したい看護師さんもいるし。
人間っておもしろい。つい観察してしまう。
でも、自分に合わない看護師に担当されたら病院生活が苦痛になるだろう。
患者もいろいろだから看護師の方も大変だ。難しい職業だと思う。



出産後はなるべく本を読んだりテレビを見たりしない方がいいんだって。疲れやすいから。
私はこのときとばかりに本を読みパソコンもやってるけど。

今、根ヶ山先生の「発達行動学の視座」を読んでいて、これが意外に(といっては失礼ですね)おもしろい。勉強になる。

posted by mou3 |11:21 | 雑感 | コメント(0) |

2008年06月18日

気質

気質研究のピークはとっくにすぎたけれど、気質という概念で捉えることのできる子どもの姿というのは確かにある気がする。最近気質研究について調べたばかりなので、特にそういう目でyouを見てしまう。

tomoは、有名なトマス&チェスの気質カテゴリでいえばディフィカルトな子どもに近い。刺激に過敏だし(特に音)おっぱいも飲むのが下手だった。睡眠と覚醒のスイッチもうまくいかない。こっちも最初の子どもでどう扱ったらよいかわからないことが多かったから、なんでも二人で練習した気がする。

youの場合は、最初からおっぱいの飲み方も上手で、よく寝て、排泄も定期的で、たぶんイージーな子どもの部類に入るだろう。

でもイージーかディフィカルトかなんて分けたところで、それだけでは大した意味はない。そしてこれが気質研究がすたれていった原因のひとつかもしれないなどとも思うのだけれど、気質はあくまで子どもの側の初期値、デフォルト値にすぎなくて、そこからどんな親子関係がつくられるのか、とか、どんな性格の子どもに育つのか、なんていうことは気質だけからは予測はつかないのだ。だからたぶん気質だけを調べていてもおもしろくないのだと思う。
ディフィカルトな子どもが育てにくいとも限らないし(実際、親の実感としてはtomoは育てやすい子どもなのだ)。

ただし、子どもの気質を見極めてそれに適応していくのは、親としては必要かもしれない。




今、病院に看護科の学生さんが実習に入っていて、授乳を見せてくださいというので見せてあげたら「わぁ、飲んでる!」と感動していた。学生ってかわいいなぁ。

tom



posted by mou3 |12:33 | 子ども | コメント(3) |

2008年06月15日

生まれました

6月11日11時01分、無事女の子を出産。2230g。
tomoよりちょっとだけ大きかった。
すごく大きな声で泣いてくれて安心した。

そしてまた術後、驚異的な早さで回復中。
開腹した次の日に歩けるヒトは珍しいのだとか。
そういえば前回は歩いたのは2日目だったな。

名前は「陽(よう)」と付けた。
tomoのときと違って今回はいろいろ迷ったけれど。
いくつかあった候補の中から決定。

人類にとって太陽がなくてはならないように、ひととひとを繋げる、そんな人になってほしいと思う。


tomoはお姉ちゃんになった。
ここ何日かで本当に大人びたと思う。
いろいろ考えているのかな。

posted by mou3 |15:59 | 子ども | コメント(8) |

2008年06月10日

明日出産

いよいよ明日出産となった。
今これを病室のベッドの上で書いている。
今回は本当にぎりぎりまで仕事をしていた。
入院後も必死でパソコンに向かっていて看護師さんに心配されたほど。

ヒトが産まれる前に原稿が産まれてよかった…。


tomoは思ったよりずっと落ち着いている。
昨日は病院の出口で「ママに病院から出てほしい」なんて言っていたみたいだけどそれでも泣かずに帰れたし、帰宅後はパパと一緒にお風呂に入って「ママ病院じゃない」とか得意の否定形を連発しながら寝ていったらしい。
今日も(ばーばがきてくれたおかげもあって)あっさりバイバイと言って帰って行った。

あー、明日から家族が増えるんだなぁ…。
不安も舞い上がるような歓びもない。とても落ち着いている。

posted by mou3 |20:52 | 雑感 | コメント(2) |