2008年01月29日
鼻セレブ
鼻炎をあなどってはいけない。 いや、一番あなどっていたのはわたし自身だった。 耳鼻科に処方してもらった薬をさすと一時的に楽にはなるのだが、3、4時間もするとまた鼻がつまってくる。そして目の奥から鼻の両脇、上顎にかけての顔面痛が発生、さらには首筋までも痛くなってくる。匂いも味もしないのでもちろん食欲もなくなる。特に夜になると症状がひどくなるので、ぐっすり眠れず体力が落ち、つわりまでもどってきた。 最悪だ。 昨日も耳鼻科に行って来た。 前回処方された薬は効果が高い分、鼻の粘膜を荒れさせてしまうので頻回に使うとよくないらしい。ということで今回はもう少し軽い点鼻薬をもらってきた。今は内服薬が使えないから外用薬と通院処置を根気強く続けるしかない。 昨日に比べると今日は少し調子がよい。 とりあえず締め切りのある仕事に手をつけた。 民間療法というのは一般に根拠無く行われていることが多いように思うが、鼻炎・蓄膿に関する民間療法も昔からあって、housanは幼い頃鼻炎を治すのに紅茶を鼻からすすれと言われたそうだ。あとは丸太のまくらで寝るとか。 いくらなんでももう少しましな方法があるのではないだろうか? わたしはこの話を聞いたとき大笑いしてしまったのだが、housanは「虐待だよ!」と憤慨していた。 子どものためとはいえ、親の権力でむちゃなことを強制してはいけないよなぁ。 鼻は実は精神活動の中心点なのではないかと思う。 鼻がつまって顔面痛が起こってくると、思考は完全に停止される。 鼻が悪い人って頭悪そう、と(本当に失礼だけれど)昔思っていたが、こういうところからきているのだろう。 ま、それは現在のわたしですが。 というわけで「鼻セレブ」である。 housanがこういうときは贅沢した方がいいよ!と言ってくれたので、高級ティッシュを買いました。 鼻セレブはカシミアより使い心地いいです。ゴマちゃんもかわいいし。 あまり落ち込まずに明るく考えた方がいいですね。
posted by mou3 |13:22 | 雑感 | コメント(2) |
2008年01月25日
じびか
ずばり蓄膿になりました。 前回の投稿後、咳は治まったが鼻水・鼻づまりはいっこうに良くならず。 水曜日午後から顔面が痛くなり、夜中は頭痛と吐き気でほとんど眠れなかった。 チビのこともあるし、まずは産科にかかることにした。 診察の結果→急性副鼻腔炎。 胎児に問題はなし。 人生で初めて耳鼻科にかかった。 耳鼻科の診察室には細長い恐ろしそうな器械がたくさん並んでいた。 処置は悲鳴を上げそうなくらい痛かったが、終わった後はびっくりするほどすっきりした。 これが正常なんだ!鼻で息ができる!においがする! 初めてコンタクトをつけたときと同じくらい感動した。 ひどくなる前に早く耳鼻科に行けば良かったのかも知れないが、まさか風邪から鼻炎になるなんて思わないし、蓄膿なんて自分とは全く無縁の病気だと思っていた。 炎症を抑えて鼻腔を広げる薬をもらって帰ってきた。 鼻が詰まってきたらさす。 今は命の次くらいに大事な薬だ。やれやれ。
posted by mou3 |08:53 | 雑感 | コメント(2) |
2008年01月18日
化粧
先週末の三連休はtomoが風邪をひいて寝込んでいたので、とてもつまらない休みになってしまった。 特に何かを計画していたわけではないのだが、子どもが具合悪いと家中の調子が狂う。 「ママ病」もさらにひどくなり、パパは完全に排除されていた。 近づくだけでも怒り出すってちょっとひどすぎないだろうか。 そんなtomoも昨日あたりから調子を取り戻しつつあるが、代わりにわたしが風邪をひいた。 顔前10cmの距離から咳を浴び続けていたのだから伝染らない方がおかしいというものだ。 熱はないが咳と鼻水で本当に苦しい。 土日はゆっくり休みたいが、休めないだろうな。 病院へ行って来た。薬を飲めば少しは楽になるだろうか。 ところで、バスや電車の中でよく見かけるものに女性の化粧姿がある。 非常勤先へ通うのにいつも決まった時間帯のバス・電車の乗るのだが、ほぼ毎回見かける。 同じ女性として、どのような手順で化粧をするのかには興味がある。 大学生と思われる女の子はクリームファンデーションを全面的に塗りたくった後にコンシーラー(と思われるもの)をニキビ跡にべたべた塗って終わり。 化粧の仕方ももう少し勉強した方がよさそうだ。 40台とおぼしき女性はバスの中で手早くさまざまな工程をこなしていく。 揺れるバスの中での化粧にも年季が入って熟練の技を身につけたのか。 しかし、40台にもなって公共交通機関の中で堂々と化粧をするのは、いかがなものか。 年をとれば分別がつく、というものでもないのだな、と改めて思う。 (最近では暴走老人ということばもあるくらいだし。) 化粧というのは描画や制作に似ている。 絵を描くのが上手な人はきっと化粧も上手だろう。 そういえば、tomoもこのごろ「おけしょー」なんて言って、顔にぺたぺた何かを塗るマネをする。 母のヘアバンドとチタンネックレス(肩こり予防)を首にぶら下げて「ママになっちゃったー」とうれしそう。 子どもにとっての化粧は「ママ」の象徴なのだろうな。
posted by mou3 |10:48 | 雑感 | コメント(0) |
2008年01月11日
たんたん誕生日その2
昨日1月10日はtomoの2歳の誕生日であった。 我が家の最も大切な記念日だ。 保育園からも誕生日のお祝いカードをいただいた。 たくさんの人から愛されている子どもで本当によかったなぁとしみじみ思う。 そういえば昔、S科研集会でNさんがtomoを見て「愛されてるって感じで腹立つなぁ」と言っていたのを思い出した。 ちょっとひねくれた表現がNさんらしい。 tomoのリクエストで「おっちいぷーる(温泉)」へ行ってきてから、家でちらし寿司とおでんという微妙な取り合わせでお祝いした。 (tomoの好きなもの、と思ったらこうなった。) もちろん丸いケーキに2本のろうそくも立てて誕生日の歌も歌った。 tomoはふーっとしたけれど、まだろうそくの火を消すことはできなかった。 来年は消せるかな。 プレゼントは、じーじ・ばーばからチーズとクッキー、カード、洋服、両親からレインコートと絵本。 絵本は「そらいろのたね」「てぶくろ」「ゴムあたまポンたろう」の3冊。 「ゴムあたまポンたろう」最高! しかし、最近のtomoはますます頑固。そしてますますママ独占モード。 あと6ヶ月、じっくりこれにつきあいますか。
posted by mou3 |16:38 | 子ども | コメント(2) |
2008年01月07日
ひとにやさしく
いつにも増して落ち着かない年明けを迎えた。 tomoは年末最後の28日朝から咳をしだし、案の定出かける当日早朝に熱を出した。 しかし7度1分では飛行機その他のチケット全てを諦める決心がつかず、とりあえず出発してみる。 が、車の中で熱はどんどん上がり、神奈川県に入ったあたりで北海道行きを断念。山梨へ向かうことにする。 tomoは熱があるのに、泣きながら「オウチ、カエラナイ、サッポロ、イク」と言い、みんなが悲しい気持ちになった。 tomoだって大好きなkanakoとパパとママと旅行に行くのをとてもとても楽しみにしていたのだ。 まだ1歳なのに。せつないなぁ。 結局12月29日から1月2日まで山梨の実家にいて、3日名古屋へ戻ってきた。 病気の子どもを抱えての旅行は本当に大変だったけれど、kanakoがいてくれたおかげで楽しいこともたくさんあった。 温泉にも行ったし。 札幌へはまた行こう。 tomoは年が明けてまた少し成長した。 何かしてもらったときに、うながされなくても「ありがとう」と言うようになった。 housanの肘とtomoの頭がぶつかったときには「パパだいじょうぶ?ともちゃんはいたくないよ」なんて言っていた。 年末に風邪薬を飲んだことを覚えていて、帰ってきてから、イヌの人形に「おくすりですよ。だいじょうぶよ、すぐなおるからね」などと言いながら薬を飲ませるマネをして遊ぶようになった(このイヌは頭が痛くなったり、腹や足から血を流したりと毎日かなりの重傷を負っている)。 子どもの成長には感心せずにいられない。 名古屋に戻ってきてからおかしな夢をたくさん見る。 わたしはいろんなことに対してとても腹を立てているようだ。 思い通りにならないことにイラついているのだろうか。 ふだんの生活の中で思い通りにならないことなど、そうはないのに。 2008年、やりたいことはたくさんある。 それとは別に生活目標として今年は「ひとにやさしく」というのを考えてみた。 自分が損するなんて思わないで周りの人に親切にしよう。 そして身近な人こそ最も大切にしよう。 Yさんの年賀状に「子どもの成長はあっと言う間でしょ。今を大切にしてあげてね」と書かれていた。 子どもの今は二度と来ないのだ。