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2020年04月13日

Second stage

4月12日、第2ステージに入った。
県内で1日に複数人の罹患者が出る、もしくは名前すら知っているような身近な範囲に罹患者が出たら、友だちを家に呼んでの交流を止めると決めていた。

さらにクラスターが追えなくなるほど市中感染が増えてきたら(第3ステージ)、屋外での交流も止め、車のハンドルやドアノブなどの消毒を日に何回かする予定。

今になって、これはいつまで続くの?と不安が高まってきている人もいるようだが、そもそもの最初から、これは年単位での現象だったのだ。
Stay home は、感染を「ゆっくり」広げることによって医療崩壊させないための措置であって、罹患しないための方法ではない。
コロナウイルスが収束するのは、人口の6割が感染して抗体を持ったときだ。
それを自然感染によって達成するか、ワクチンによって人工的に達成するか。
恐らく前者だろうと思う。だから自分も感染する可能性が高い。

それでも、子どもたちのために、社会のために、感染時期を遅らせる努力をしている。
そして回復できるだけの体力をつけておく。

posted by mou3 |22:46 | 雑感 | コメント(0) |

2020年04月10日

Ultra marathon

100m走だと言われて全力で外出自粛を受け入れたら10000m走だった、と書かれている記事を読んで笑ったが、的を射ていると思う。

ウイルスとの共生の道はまだ始まったばかりだ。
数ヶ月では終わらない。下手したら数年、この状況が続く。
そう考えたら「今は我慢の時」という考え方が誤りだと気づく。
今は、今は、を永遠には続けられないからだ。

走れば残りの距離は縮まる。
しかし、あと何キロ残っているか、自分の体力も勘案して今走るスピードを決めなければならない。
これはウルトラマラソンなのだ。

できる範囲で現状を維持する。
最も影響が少ないものから削っていく。
何があっても死守すべきものを決めておく。

そう考えた時、この国で弱者の人権や子どもの教育が何と順位が低いことか、ということに驚く。

posted by mou3 |23:03 | 雑感 | コメント(0) |

2020年04月08日

戦時中

無駄と知りつつ、子のためにマスクを作る。
戦中の母そのものである。

安倍を選んだ覚えなどない、と言う人たちがいる。
しかし今の日本の政治は自分たちそのものだ。我々は自分自身を見ているのだ。
我々は適切な判断力を備えた大人を育ててこなかった。
「あなたが判断しなさい」と子どもに権限を委ねることをしなかった。
子どもを信じて励まし、自分の頭で考え行動することをさせなかった。
その75年の成果がこれだ。

今自分にできることをしよう、と言う人たちがいる。
それも良かろう。
しかし、それはどこに向かっているのか?
今を積み重ねた結果たどり着く先は見えているか。

もう一度、民主主義とは何かを考え直す時が来たのではないだろうか。
それは、国民の市民的成熟を促す教育について、あるいは子どもへの日々の関わりについて考えるところから始まる。

posted by mou3 |22:39 | 雑感 | コメント(0) |

2020年04月04日

正しく恐れる

正しく恐れることは意外に難しいのかも知れない。
信頼するに足る情報に基づいて危機に対する可能な対策を講じ、その対策が破綻した場合の動きも予め想定しておく。

要するにプランAとプランBの話だが、肝心なのはプランAとプランBは同時進行だという点だ。
プランAが上手くいっている間も、プランBは表面に出ていないだけであって、進行しているのである。
例えば、コロナウイルスに感染しないための対策を徹底しつつ、万が一感染した場合にも回復できるだけの体力づくりを進めておく、などだ。
プランA開始当初から、それは、いつでもプランBに切り替わる可能性のある暫定的なものだと認識しておかなければならない。

そこに必要なのは、論理的思考と情報選択の能力である。

posted by mou3 |23:04 | 雑感 | コメント(0) |

2020年04月02日

Safety net

思えば、小中学校全国一斉休校は、国民に危機感を持たせるためのプロモーションに過ぎなかった。
それに子どもたちは使われた。
子どもを出しに使ったお詫びに4100円(実費としては申請にかかる諸経費を引くと3000円くらい)を配ろうってことだ。

それはフリーランスへの支援金ではない。
あくまで「小学校休校に伴って」仕事を休まざるを得なかった「子育て中の」非正規雇用者への投げ銭だ。
子育てしていなくたって、コロナ関連で仕事を失った人は多いだろう。
そういう人たちへの保証は一斉なし。

だいたい今の状況は、国の施策によるものではなく、医療現場の忍耐力と社会的距離が遠い国民性によって成り立っているにすぎない。
それもいつかは崩れる。

セイフティ・ネットは自分で貼るしかない。
子どもに栄養と遊びと運動と睡眠を。
そして大人に落ち着きを。

posted by mou3 |22:11 | 雑感 | コメント(0) |