2009年07月30日
夏休み前に思う
7月ももう終わりだというのに全く、夏という感じがしない。 梅雨明け宣言も未だ無し。 ここ数年、夏といえば、蝉の声を聞きながらひたすら書くというイメージが浮かぶ。 去年は何を書いていたかな。…紀要の原稿だったか。 yoh-sanがまだ生まれて1カ月くらいで、保育園にも行ってなくて、毎日とにかく寝ててくれ~と思いながら机に向かっていた気がする。 今月は投稿論文と小さい文章を3つ書いた。その後ようやく(本当に「ようやく」だ)博論に手をつけたが、今はC先生の連絡待ち。自分は自分の都合で連絡するくせに、先生からの返事はすぐほしいというのは甘えなのだろう。 7月のブログ投稿記事が少ないのは、他の文章を書くのにエネルギーを費やしていたからだ。でもその間に子どもたちはずいぶん成長した。 yoh-san(1歳1カ月): ・5秒スタンディングで拍手するようになった。 ・「おーい」と言いながら手を振る。 ・「○○するひとー?」と聞くと「ハーイ」と手を挙げる。 ・質問に「うん」と答える。 ・「まんま!」と言って食べ物を要求する。 ・手さしではなく指さしをするようになった。 ・tomoのまねをして同じことをしようとする(エミュレーションを越えている)。 ・飲むふり、食べるふりをする。 ・言葉だけで意味がわかることが増えた(ごはん食べるよ、お風呂入るよ、おむつ換えるよ、コマネチやめなさい) 最近の語彙;ママ、パパ、まんま、わんわん(動物一般)、ぶーぶー(車様のものを押すとき) tomo(3歳6カ月): ・yoh-sanが泣いていると絵本を読んでやったり、おもちゃを持っていってやったり、手遊びをやってやったりする。 ・車の中でyohが寝てしまったとき「どうする?yoh-chan寝てるけど、車の中においてパン買いに行く?」「うーん」少し考えて「すぐ起きて泣くかもしれんから、連れてくー」 ・yohを突き飛ばしたことをhousanに電話でとがめられたとき「(質問にはあえて答えず)パパ早く帰ってきてね-。こっちは大丈夫だから心配しないでね。」
あれからもう随分経つのに未だに彼女の身の上のことが気に掛かる。 最初は、彼女は帰ってくるべきではなかったのに判断を誤ったのだ、と思っていた。もちろん他人から見ればその判断は「誤り」だったかも知れない。でも帰国する以外に選択肢がないという状況ではなく、帰らないことも選べたのに帰ってきた、のだから、彼女はやはり自分に最も必要なものを選んだのだ。そのことを今、後悔するような口ぶりで語ったとしても、ある部分では満足しているのだろう、と思う。人はいつでも本音を語るわけではない。 よく女性が、子どもがほしいから早く結婚したいと言うのを耳にするが、本気でそう思っているのだろうか。その人は、結婚して子どもをもつことが人生最大の価値だと考えているのだろうか。できちゃった結婚などで、早く結婚して早く子どもを産んでいる友人が明らかに困窮しているのを見ているのに、早く結婚して子どもがほしいなどとどうして思うのだろう? そういったことばの裏側にある本音は「承認欲求」なのではないだろうか。今の自分に不安だから、誰かから「太鼓判」を押してほしい、のではないか。 その帰国”してしまった”彼女も言っていたのだ。早く結婚して子どもがほしい、と。でもたぶん今彼女が一番必要としているのは、結婚相手ではなく、あなたの研究おもしろいですね、という一言なんじゃないかと思う。
posted by mou3 |10:21 | 雑感 | コメント(2) |
2009年07月13日
3歳児のことば
最近tomoと会話をするのが楽しい。 日曜日、図書館へ行く途中に動物病院の車庫の前を通ったとき。 (以前、動物病院の車庫にヤッターマンの山車(のようなもの)が置いてあったのだが、数ヶ月前からそれが無くなった。) 母「前、ここにヤッターマンいたのに、いなくなっちゃったね。」 tomo「ちがうよ。もうヤッターマンのお祭り終わったから片付けちゃったんだよ。おひなまつりみたいに。」 tomo「ここにお水たまりがあったら、イルカになって泳げるかもしれん。」(道路の側溝を見て。)
posted by mou3 |14:33 | 子ども | コメント(0) |
2009年07月07日
この土地で暮らす
このところ口内炎がひどい。 あまりに痛いので薬局で口内炎用の塗り薬を買ってきた。 疲れている。 今までいろいろな土地に住んできたので土地を移るということに対しては抵抗がない。 今は名古屋に住んでいるが、名古屋に住みたい!と思ってこの土地に来たわけではなく、偶然が重なって何となくここにたどり着いた。 でも最近、ここにずっと暮らしてもいいのじゃないか、という気が少しずつしてきている。 それは、数年住んでみてこの土地に愛着がでてきたから、とか、住んでみたら住みやすかったからとか、自然が豊かだから、産業が発展しているから、とか、そういう理由ではない。 いや、それも少しはあるが、大きな理由は他にある。 ひとつは子どもたちのこと。子どもたちは生後2カ月から保育園に通い始め、今この土地に根を張りつつある。子どもたちの身体は名古屋の食べ物や空気(気温湿度)でつくられている。せっかく張った根をひっこぬいて他の土地に移してしまったら、やっぱりそれなりにしんどいだろう。 そしてもうひとつは仕事上の人間関係。この数年間コツコツと築いてきたフィールドを手放して他所に移ることには正直不安を覚える。 このグローバル化した社会のなかで、住む場所なんてどこでもいいと思っていたけれど、意外に大事かも知れない。この土地でしかできない仕事や生き方があるかも知れない。 最近私の周りにもアガリの人たちが増えてきた。そういう人たちはきっと、ある種の生き方の選択をしたのだろうな。 静岡からの帰り道、刈谷のハイウェイオアシスに寄って遊んできました。 yoh-chanは↓このワンワンに大興奮。以来「わんわん」とはっきり言うようになりました。