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2007年09月18日

Vision

9月16日に35歳の誕生日を迎えた。
前日は何年かぶりで旧友に会い、当日はハンニバルで家族と食事をした。
たくさんの人におめでとうと言ってもらい(もちろんtomoにも)チュニジア風のケーキを食べた。
すてきな誕生日だったと思う。

誕生日を迎える前に、35歳か、と思ったとき漠然とした不安を感じた。
それはたぶん選択肢が狭まることに対する不安だったのだと思う。
若いときにはこれがダメなら違う道もあると思えた。
実際に違う道に進むかどうかは別にして、他に選びうる可能性があるとどこかで思えることで何事も思い切りやってこれたように思う。
でも35歳という年齢は、今やっていることをやめて一から新しく何かを始めるには、遅すぎる。



houさんと、もし今子どもがいなかったら、という話をした。
夫婦共働きならお金も時間も十分にあるだろう。
海外旅行にばんばん行き、衣食住で贅沢をする。そんな生活をしているのではないか。
自分はそういう生活を望むだろうか。
今はとにかく時間がない。全ての行動が自分の思い通りにいかない。
それでもtomoのいない生活は考えられない。



どういうふうに生きたいのかは年をとってからではなく、むしろ若いときにもっと考えるべきなのではないか。
でも若すぎると自分の行動の意味がよくわからない。
無限の可能性があるように見えても現実にできることは少ないものだ。
そして年を経るほどにその可能性はますます少なくなっていく。

しかしそれはけっして悲しいことではない。
ひとつの道を深く生きることは豊かなことだと思うから。
もっとはっきり人生のVisionを描いてよい、そして現実的に描くことのできる年齢になったのだと思う。

posted by mou3 |11:10 | 雑感 | コメント(2) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:Vision

遅ればせながらお誕生日おめでとうございます。

35歳も素敵なmouさんでいてください。

posted by びっけ| 2007-09-18 23:35

Re:Vision

ありがとう。
数字的には重みを感じるけど、身体的な変化はないです。
びっけも連続学会お疲れさま。
そして城戸賞おめでとう!
ポチ研の時にまたお祝いしましょう。

posted by mou| 2007-09-19 09:46

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