2007年06月29日
クララはなぜ歩けないか
tomoが1歳5ヶ月にしてようやく歩き始めた。 発達的には通常範囲内だと思うが、最近の子どもは立つのも歩くのも早くて1歳前に走っている子もざらだから、他の子どもと比べるととても遅く感じられる。 なぜ歩くのが遅れたのか。 おそらく表象の発生と関係がある。 tomoの場合は運動発達に比べて認識の発達の方が早かった。 ふつう歩き始めの子どもは「行き先は足に聞いてくれ」といった感じで、とにかく考えるよりも先に体が動いて、転んだりぶつかったりを繰り返して歩き方を覚えていく。 tomoは、そんなふうに「考えずに動いて覚える」前に表象が発生してしまったから、歩いてもうまく移動できない、とか、立ったらコケるとか、体を動かすより前に考えてしまうのだ。 だからあのハイジに出てくるクララは歩けないのだ。 どうせわたしは歩けない、って歩く前に考えてしまうから。 始歩が1歳半より前にくることには実は理由があるのではないか。 確かめることはできないけれど。
posted by mou3 |12:25 | 子ども | コメント(0) |
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