2007年06月18日
ふるまい
実験初日。 実験を組むのは実に修論以来だ。 実際にやってみると、ああそう、こんなんだった、と思い出してくる。 今回はnacchanが助手として活躍してくれたのでいろいろなことがスムースに進んだ。 nacchanありがとう。 前はほとんどひとりでやっていたから。孤独だったな。 そしてこれまでの実験と決定的に違ったのはお母さんと話をするのが本当に楽になったということ。乳児が対象の実験にはお母さんの協力が欠かせないのだが、どのくらい協力してもらえるかは実験者の対応にかかっている。今回は被験者募集も電話での日程決めも当日の進行も驚くほど楽にできた。 それは自分が母親になったから、母親的ふるまいが可能になったからだ。 学生のときは、母親であるという条件だけでつくられる集団に違和感を感じていたのだけれど自分もいつの間にかその中に入ってしまっていた。でもそのおかげで実験が楽にできるのだからこれに越したことはない。 最近「母」というのは恐ろしい存在だな、と思う。 全てを飲み込んでしまう底なしの沼。だれも母親という存在から逃れることはできない。身体的にも精神的にも。
posted by mou3 |16:54 | 研究 | コメント(2) |
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この記事に対するコメント一覧
ごくろうさまです
帰宅前になんだかポチ研メンツブログめぐりしてしまいまいました。。
新しい実験ということで,楽しみですねぇ。
ボクは子持ちとはいえ,どうやっても父なので,母コミュニティにはどうしても距離を覚えるんですよねぇ。でもがんばって実験やってます。
また実験の様子教えてくださいー。
ではでは。
posted by かっぱ| 2007-06-19 20:46
Re:ふるまい
どうも。
今日も実験でした。協力的なお母さんばかりなので助かります。
ハハ・コミュニティーって独特だよね。私も自分が母になる前は絶対無理、とか思っていたんだけどね(笑)。
今回は集まってくれた子どもの月齢がちょっと高すぎるなぁ~と思っていたのだけど、何ケースかとってみたら意外に面白い結果になりそうです。
かっぱちゃんもがんばってください!
posted by mou| 2007-06-21 12:42