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2006年05月06日

無茶な提言で茶を濁し

あの恥ずかしい函館でのvs柏戦以来、さっぱりと勝てないチーム、
vs仙台戦で何とか打開の糸口を掴んだと思ったサポは、それが勘違いだと
思い知らされて、いい面の皮。
 
毎試合にフルパフォーマンスを発揮しては長丁場を戦えない、という
のも確かではあるが、その「打算」が選手の欲望を萎えさせている
ような気がしてしかたがない。
 
他チームは札幌相手で手を抜くととんでもないことになると知っている
から、全力で仕掛けてくる。次戦のことを考えて余裕で戦えるのは
東京Vぐらいだろう。今日の水戸だって、次節が大丈夫か、とよそ者
のオイラが見ても心配なほどの全力だった。
 
火事場の馬鹿力、じゃないが、そういう追いつめられた爆発を
札幌では今季見たことがない。どこか「余裕ぶっこいてる」感が
ぬぐえない。
 
先は長いさ、ここで負けてもまだなんとかなるさ。
 
それはサポのセリフだ。選手が意気消沈しないように励ます言葉だ。
選手の手抜きの言い訳じゃない。
 
みんな、バカだ、身の程知らずだ、いまから間に合うわけない、
というだろうが、敢えて提言する。
 
 
札幌は、今季J2で優勝すべし。
優勝してのみ昇格すべし。
 
2位昇格は恥と思うべし。
3位入れ替え戦は最下位と思うべし。
 優勝以外では、返上もありと思うべし。
 
 
どうだ、無茶だろ(笑)
だけど、これぐらいに追いつめないと、昇格への欲望がどうやら
打算に勝てないチームらしいからね(邪)

posted by FT |21:52 | コンサドーレ札幌 | コメント(2) | トラックバック(0)

2006年05月06日

なんだか去年の仙台サポのようになってきたか、おい>自虐

プロサッカー未満状態だった一昨年から、チームの戦術
が少しずつ固まったものの、その短所を補えない余白の無さ
にまんまと勝ちを下位チームに奪われる。
 
とはいえ、監督の采配に云々、とまでサポが不満を言えるように
までなった、その意味では、
 
進歩したのかもね(邪)
 
オイラは、痩せても枯れても天下のジュビロ磐田を指揮した監督
が、言っちゃ悪いが「たかが札幌」の采配を取るのに何の問題なんか
ありゃしないと思っているから、シロウト采配論議には参加しないが、
そろそろキレてしまっているサポの罵声が遠くから聞こえてくる
様子は、あたかも去年の仙台を連想する。まあ、あそこまでひどくは
まだ、なってないが。
 
試合はね、明らかに闘争心の欠如から来る自信のない球運びの
せいで負けたのよ。結果の1-3だけ見るとわからないだろうけど。
 
西谷が交代したのは痛んだのといつものガス欠だけど、まだ早いうちに
砂川を変えたのは明らかに効いてなかったから。加賀を代えたのも
DFからの起点になれず、むしろ萎縮してたから。
他のMFもさっぱり冴えてなかった。鈴木は湘南戦のお立ち台で
消耗したのか(邪)それいらいさっぱりだし、藤田もせっかくのフル出場
で良いところもあったのに、絶好のシュートチャンスを人にパスして
無駄にするなど貪欲さに欠けた。
 
それとね、アンデルソンの1点目と2点目は明らかにDFが
マークできずに振り切られたミスだけどね、結局そうなったのは
MFが中盤で働いてくれなかったから。
相手はアンデルソン一人なんだから、仙台の3FWを抑えたDF陣
がかかり切りなら抑えられるよ。なのにマークが甘くなったのは
それに専念できないから。
後方で延々とボールを回すシーンをなじってる人もいるけど、
結局出しどころがないのね。つまりMFの位置が悪い、動いていない
言ってしまえば「さぼっている」か「MFとして働けない選手」なのか
どっちかということ。
 
結論は、やっぱり大塚の穴が大きいことだが、
それだけでもまだ足りない、中盤の非力さが問題だね。
東京V戦もそれでやられたんだから。
 
采配じゃなくて、明らかに選手個々の欲望の欠如が敗因ですので、
スカパ観戦者としてはそこは明確にしておく。
ためにする監督擁護でもありません。自分としては公平な見方
です。

posted by FT |19:12 | 060506vs水戸in笠松 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年05月06日

摩耗している

スカパ観戦終わり。
地上波中継がないから、札幌に住む皆さんは様子がわからん
と思うので。
 
見ていて一番感じたのは、「大塚いないと中盤こんなにダメ?」
かなあ。さっぱりパス回しが出来ず、ボールをとってもDFは
前に出せない。長く前線に放り込んでも、FWにはがっちりDF
がついていてボールに追いつけない。
 
中盤で何とかパスを回しても、3手目くらいでカットされ、それを
前線に放り込まれると、そこにはアンデルソンがいる。
DFはことごとくアンデルソンの足に付いていけない。
 
カウンター攻撃で2点、セットプレーで1点。
労せず加点していく。もちろんアンデルソンの勘が良いのだけど、
それにしても好き放題にさせすぎ。
 
とにかく、うちの持ち味であるつなぎのサッカーが肝心なところで
中盤でブチブチ切れてしまう。フッキをキレさせなくても全く
水戸にとっては心配がない。今日はFWほとんど無効化されていた。
仙台戦で何とかなると思った大塚の不在が、こんなに効くとは思わな
かったねえ…。
 
中盤のポジショニング、そして走り込みがとにかく悪い。
水戸の選手が倍いるように見えるほど。二人交代したのもむべなるかな。
ボールを効果的に前線に送り出す前に、途中でカットされる。
不効率であやふやなパスは相手へのプレゼントになり、足元に収めよう
としたボールはあっという間に寄せられて奪われる。
 
点を取る仕事が何も出来ないまま終了。
常に二人がマークしているフッキは一本もシュートを打てず、
石井は二度の好機を逃した。それだけ。
 
「擦り切れている」
 
チームがこれほど摩耗し、スタミナを無くしているとは
正直思わなかった。日程が彼等をむしばんでいるのがよくわかった。
 
とっとと帰ってこい。
そしていいもの食って体力を戻せ。
次節のことはそれからだ。
 
現地サポ、ガッカリだろうがこういう時期もあるとしか言いようがない。

posted by FT |16:20 | 060506vs水戸in笠松 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年05月06日

レッズの呪縛

今日の試合に多くを期待しがちになってしまう朝がきました。
アウェイ参戦のみなさまいかがお過ごしでしょうか?
良い結果が出ることを祈念します。
 
さて、朝っぱらからふとサポブロを見たところ、
zaiさんの「コンサ道」にてかようなエントリを目にした。
 
オイラなんかチームが札幌に出来た頃にはすでに道東の片田舎
に飛ばされてて、初期の頃の試合の様子を知ることが出来ないまま
つい数年前に札幌に戻れて応援に行けるようになったヘナチョコ
サポだから、当初からの応援の実態やら進展やらは知らない門外漢
でしかないが…。
 
そういうオイラは、浦和サポがうちを揶揄することに非常に不快だし、
どう見たって老舗のイヤミな店主が新興の若手を小馬鹿にする言い回しで、
何を偉そうに、という反発しか起きないのだが…。
 
それぞれが歩いてきた道程も、時間も風土も違っているわけだから、
当然のことながらそこに差異が出るのは当たり前だし、悔しいかな
札幌がサッカーの歴史自体浅いのは紛れもない事実なので、そこに
熟成の差は出るのは確かだが、進化の方向性が同じわけでもないだろう。
ドールズの踊りは札幌の応援の一環として誇るべきものだと
オイラは思っているし、胸を張って他チームに誇りたいとオイラは思う。
「駒場ではやってほしくない」だと、偉そうに!とね。
 
応援がクラブが主導することを嘲笑するのも気にくわない。
そりゃ、サポが全演出するのはいいことかもしれないが、それは
蓄積がなせるわざでもあるだろう。10年は十分な時間があると
言うかもしれないが、サポももっと熟成が必要なのはわかっている。
それにオイラは、クラブの応援意図とサポの動きがシンクロするのは
決して悪くないと思っている。むしろ互いに意識して盛り上げてほしい
と思っている。(踊らされるのはイヤだけど。多少の意図のズレも
またおかし、とも思っている)
 
とにかく、よそ様のチームの応援を「恥ずかしい」と言い切る
唯我独尊の神経は思い上がりも甚だしい、大きなお世話だ、
とオイラは思うのだが…。
 
気になったのは、そのエントリの中でzaiさんがこう言っていることだ。
 
「ごもっともで…」
 
つまり、この浦和サポの傲慢な侮辱を、zaiさんが認めてしまっている
ことだ。そのお考えの根底には「浦和のサポの応援が理想型であり、
札幌の応援はその足元にも及ばない」という心理がうかがえてしま
っていることになる。
 
これはzaiさんだけではなく、以前から、特にむしろ熱心に応援されて
いる方々の言葉の端々から散見されるお考えのように思われる。
 
まるで、呪縛のように。
 
だが、それは本当に正しいことなんだろうか。
浦和サポの応援は確かにすごいかもしれないが、あれを
理想として劣等感を抱えるのは意味があるのだろうか、と
オイラは思うのだ。
 
他山の石、人のふり見て我がふり直せ、とも言う。
確かに他者を鏡として自らを高めるのは重要なことだろう。
しかし、他人の芝生を羨むばかりではいつまでたっても
独自性は生まれない。
 
オイラは、敢えて言いたい。
レッズの応援が、何様よ!と。
札幌は札幌の応援を突き詰めていこう。
まだ力不足なのは重々承知、これからまだまだ応援は続く。
最初から完成されたものはないんだからね。

posted by FT |07:19 | 応援方法 | コメント(4) | トラックバック(1)

2006年05月05日

PRIDE無差別級トーナメント開幕戦

ただいまPRIDEのPPV生放送をスカパー!で観戦終了。
それにしても一回2500円(税別)は高いなあ(汗)>けち
(これでもトーナメント三回分を一括申し込みで500円安くなってる)
 
結果はだいたい予想通り。9時からの地上波を見る方もいますので
ネタバレはしませんが。やはり、追いつめられてモチベーションを上げた
選手は強いね。
ただ、正直レベルが高すぎてぽっと出の選手がブレイクしにくいほどに
なってしまって、顔ぶれが煮詰まっているのは確か。PRIDE専門に出る
選手はいいが、他団体からの参加者は自分のとこの興行もあるから
厳しいやね。PRIDEで負けたら自分とこの観客動員に確実に響くもんね。
おとついのHERO'Sもそうだけど、あっちは露骨に他団体選手を当て馬に
してるからなあ(汗)
 
小規模団体がそれぞれのレベルに応じた選手で、切磋琢磨した方が
いいのかな、と最近思うようになってきた。
今はJスポーツでスマックガールを観戦中(笑)
 
さて、サッカーに翻って考えてみると…。
 
どなたかも仰っていたが、現実に札幌が目指すアクション&ムービング
のサッカーは、そのチームワークも含めて選手個人の力量にかなり依拠
するため、なかなか完成するのは前途遼遠。しかもその技能を持つ個人
が抜けたり、新旧交代がうまくいかないと、せっかく上げたチームの
レベルが元の木阿弥になってしまう。今の磐田が苦しんでいるのは
そのせいだと思うがどうか。
レベルを維持するには、つねに高い実力の選手を集め、高めたチーム
のレベルを伝え続けなくてはならない。
 
となると結局は、こういうチーム作りは、選手を集める豊富な資金に
事欠かないチームにしかできないということになるのか…。
せっかく選手の技能を高めて高度なプレイがチームとして出来たとして
も、その選手がごっそり引き抜かれたりしたら、また元の繰り返し。
賽の河原か、シーシュポスの神話か。
もしかしてこれは無限の徒労…?
 
落ち込んだときにはそんなことも思って暗澹とする。
いやいや、そんなことはあるまい、有為転変はこの世の習い、
長期的に見れば大きな波の繰り返しなのかもしれないが、
いま、オイラたちが応援している札幌の選手が戦っている姿は、
決して無為に石を転がすシーシュポスの徒労なんかではないことは
一度でも試合を見に行った人間ならわかることだった。
あの感動をもたらすチームの前進が、徒労であろうはずはない。
 
やれ、安心した。>自己解決(汗)
 
それにしても、J2的カウンターサッカーもまた効果的なことは
確かで、札幌は現在のところ慢性的に苦しい目に遭っているし、
だいたい、世界的にハイレベルなチームがずっと低いレベルのチームに
うっかり足をすくわれることは多いが、そういうのはたいていこの
戦術にはまっているわけだ。そういう意味では実に効果的。
実際J1昇格組のいくつかは、そういう戦い方で中位定着をはたして
いる(あんまり見てなくて詳しくないが、新潟や大分がそうなのかな)
 
そう考えると、札幌のやっていることは迂遠で、非効率的なのかも
しれない。
しかし、なぜかそういう札幌の歩む方向がとにかく嬉しく、
サポートしたいと思ってしまう非効率なオイラがここにいるのだった。
 
レベルアップは大変だ。
そしてハイレベルな世界に入っていくのも大変だ。
そんなことを格闘技を見終わって思った。

posted by FT |21:25 | 格闘技ネタ | コメント(0) | トラックバック(1)

2006年05月04日

オープン、セサミ!

というわけで、次節のカテゴリを作ってはみたが
特にまだどうこう言うこともない。
 
敢えて言えば、水戸も今節、仙台同様の目に遭っているという
ことか。草津は見事にロスタイムで水戸のゴールをこじ開けた。
草津は前節にアウェイサポの応援拒否にあったそうで、かなり
発憤したらしい。
 
陳腐だが、今度はうちがドーム開幕戦の借りをのし付きで返すべき
であろう。間隔狭いし、水戸は群馬往復程度ではさっぱり疲れてなんか
ないだろうが、ロスタイム失点負けでダメージ大の相手を、昨日のような
執念で倒してほしいものだ。
 
最近、波風の立たないエントリばかりのせいか、さっぱりコメントも
少なくなっているが、まあ各位の心のブラックリストに入っているのだ
と思えばしかたない。
 
あ、うっかりしてましたが、(E)スポーツええかげんにせえよ、と書いた
30日のエントリにお返事いただいた暢気さん、返事わすれて申し訳あり
ませんでした(汗)
 
5:30からのアニメのせいもあるのかもしれませんが、「アンカー!」
が終わったことには本当に惜しいとしか言いようが無く、その後番組が
あの有様ではどうしようもありません。
番組HPでは「密着取材で得た情報から、試合の裏話や選手の日常生活
など普段なかなか見られない選手達の意外な素顔をクローズアップ」
と書いてますが…本当にそうなら「ジョカトーレ」をフォローする
ありがたい番組だが、そんなことどこでしてるって!(怒

posted by FT |22:59 | 060506vs水戸in笠松 | コメント(0) | トラックバック(1)

2006年05月04日

昨日は遅刻しました(汗)

試合自体の意味合いについては今朝のエントリに書いたので
特に付け加えることはないのですが…。
 
札幌の試合のことしか脳裏になく、よその試合はさっぱり
わからないまま、朝から石井選手のゴールシーンをスカパ録画
からしつこく繰り返して再生しておりますが(汗)
J1の方もなかなか大変ではあるねえ。
 
J1はチーム数は多いが試合数は少ないから、1回のゲームの
重みが相対的に大きくなって、負けたチームは大変だ。
昨季優勝を争ったC大阪の総崩れも悲惨だが、昇格組も
大変そうである。京都はついに監督がお手上げFW補強を
京セラマネーにすがりついたみたいだし>イヤミ
ぜんぜん勝てない福岡は監督更迭論がかまびすしいようだ。
うちでさえ更迭論がへたすると湧いて出てくるんだから、
成績がアレだと大変ですな。
J2経験のある広島も苦戦を強いられている。
 
その中で甲府は活きの良いところを見せていたが、そろそろ
勝ち負けがハッキリしだして苦しい試合が多くなりつつあるように
見える。あ、余談だが、あの小瀬が昨日は15000人を越えた
そうだ。1-3の負け試合にもかかわらず。やはりJ1になると
違うねえ…>羨
景気が良いJ2経験組は川崎か。とうとう首位ですよ奥さん(笑)
 
あれだけ昨季強くて、札幌は手も足も出なかった京都が、
これだけ苦しむのは、やはり仕様の違いなのだろうか。
昨日の仙台もそうだが、強力外人FW3枚で敵陣をこじ開け、
残りの選手は守りを固めるというやり方は、即効性はあったが
J1では大変ということかな。FWの力量が落ちてしまえば、
ボールを支配されるリスクが上がる、という当たり前のことが
起きたかな。
仙台のFWは、昨季の京都よりは非力に見えたが…。むしろ
みんなが言うとおり水戸的な戦い方だね(汗)
 
札幌はむしろ、J1仕様のチームを目指しているように思えるよ。
昇格は産みの苦しみだが、未来に希望が持てます。
 
さて、昨日は時間計算を誤り、競技場到着は1時過ぎ。
ドールズの踊りまでには着くことにしているオイラは遅刻。
そのあとすぐに10年史の払い込みに行ったので、ホーム側
B自由席に着いた頃にはすでにほぼ満席状態。
電光掲示板すれすれのフェンスに寄りかかる席、しかもずっと上の
方に座るしかなかった(汗)
弁当を買おうと思ったが、そんな余裕もあるはずはなかった。
相席だった石井ファンらしいご姉妹、これ以上ない活躍で
よかったですね。前に座られたお母様、お疲れ様でした。
久しぶりの厚別の歌が良かった。憶えなおした。
 
帰りは地下鉄大通駅で寄り道(ドニチカきっぷはありがたいなあ)
丸井地下で大好物の笹寿司を買って、夜食にした。
モロゾフのダークチェリーのタルトがすごく美味そうで心が動いたが、
今回は金欠とカロリー過多で我慢。
しかしできれば次のホーム、vs神戸戦の帰りに勝利のお祝いで
買えたらいいなあ、と思っている(笑)

posted by FT |12:10 | 060503vs仙台in厚別 | コメント(0) | トラックバック(1)

2006年05月04日

一年前の分岐が目を覚ます

昨日の試合については、いろいろな考えがあるでしょう。
勝てなかったんだからダメだ、という意見もある。
守られた敵陣を崩せない攻撃陣の不甲斐なさをなじる意見も
散見した。
一方で、追いついたことに安堵し、選手の執着を讃える
意見も多かった。
また、第1クールの終了で、1/4経過時点としての成績に
ダメ、まあまあの両意見も見られる。
 
全部のブログを見てるわけではないが、オイラはやはり
連想せざるを得ない。
 
あの試合を。
 
昨年の4/23、ドームでのvs福岡戦。
それまでの戦績1勝3敗2分。
敗色濃厚の中、ここで負けたらずるずると崩壊していく
不安に場内が諦めかけた空気の中、全員で敵陣に食らいつき、
そしてついに、やはりロスタイムに、

中山選手がヘッドを叩き込んで追いついた、あの試合を。
 
おいらが他の方々のように最近の中山選手をあしざまに
言えないのは、あのゴールを間近で見て歓喜した、あの
印象のせいですが。
 
あの試合以後、札幌は少しずつ立ち直っていった。
そして上位を窺い、さらには昇格圏内を視野に入れることに
まで達することが出来た。見事なターニング・ポイント
だった。
 
その再現。デジャヴュ。
昨日は石井選手のヘッドが、再びゴールに吸い込まれた。
 
ちょうど一年、思い出してほしい。
非力なチームに堕して再起を目指し、一歩一歩階段を歩き、
多くの分岐点となる試合を経て、札幌はここまで来た。
今日もその一里程になった。
 
たとえ昨日の試合に不満があったとしても、それはきっと
去年の試合よりも今の札幌が進歩しているからだ。
そう考えれば、きっと昨日の引き分けは意味がある。
その歩みの遅さに隔靴掻痒のサポもいるだろうが、
いくつもの分岐を越えたとき、きっとそこに夢見た場所が
姿を見せることを信じられる、そんな試合だったと思う。
 
来る日も、来る日も、幾千の分岐を越えたとき…。

posted by FT |06:38 | 060503vs仙台in厚別 | コメント(0) | トラックバック(1)

2006年05月03日

今日はただの休日に非ず

今しばらくしたら厚別に向かうが、その前に朝風呂の準備中(笑)
聖地に赴くのにスッキリして浄めていかねば。
(実は昨夜風呂に入り忘れただけだが
 
さて今日は、言うも愚かだが「憲法記念日」である。
コスタリカと並んで軍隊の非所有を明記し、
国家間交渉の手段としての「戦争」を全否定した、
しごくまっとうな理想をめざした憲法であります。
 
現実には自衛隊があいまいに創設されて定着し、
在日米軍が各地に幅をきかせ、しかも巨大な国家予算を投じられ
てはおり、現実との乖離は確かに存在しているがね。
されどその理念は決して風化することはないはず。
おろかな人間が我が欲のために他人の命を弄び、その甘言に
踊らされた国民が自由の価値を忘れてしまわない限りは。
 
権力による隠微な、しかし着実な「改憲」という名の
「理想の放棄」の策謀にただただ従順に乗っかっていく
ことを意識して拒否し、自分自身、そしてこの後の世代が
安心して生きていける社会を維持していくために、
オイラは「日本国憲法」の改変に反対する立場をとろうと
その制定記念日にあらためて思うのであるよ。
 
この件に関しては様々な意見があるだろうが、ここで論争
する気はないので、おかしな反論コメントはしないでいただきたい。
あくまでオイラ自身の考えを新たに意識し直しただけなので。
(論争したっていいんだけど、スペース的に限られたブログ内じゃ
水掛け論で終わってしまうだろうからね)
 
では後刻、厚別でお会いしましょう。

posted by FT |07:06 | 今日の寸言 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年05月02日

'Cause that's how he rolls !!

NWA-TNAの「DESTINATION X」をまだ見られないでいるオイラです。
次の再放送にはきっと…(汗)
 
タイトルは、現NWAチャンピオン、キャプテン・カリズマこと
クリスチャン・ケイジの決めぜりふ。
正確には、彼のファンである「ピープス」が叫ぶのだが。
 
「俺は必ずタイトルを防衛するっ、なぜなら…」
とクリスチャンがそこまで言うと、それに続けて会場の
ピープスが一斉に
 
「…それが、ヤツの進む道だから!」
 
と続けるのである。カッコイイのである(笑)
 
同じセリフを札幌の選手一人一人に贈ろう。
ピッチ上で戦う札幌の選手も、自分自身の道をそれぞれが進んでほしい
のである。
 
さて、明日の相手仙台であるが、何だって、得失点差が最小?
守備が固い?
ダイジャブダイジャブ。
それって、ブラジルトリオ「だけ」で前線突破してまかせられる
から、残りの選手が守備に専念できるからじゃないの~?(笑)
…おっと、昔の札幌もバルデスやエメちゃんに頼ってた時期があるから
耳が痛いが(汗)
 
こっちは慌てず、金城湯池で守り抜いて、相手がじれて前がかりになった
ところを裏を付いて、だね(笑)後半勝負。
シロウト考えとお笑いくだされ。されど、過大に相手を見積もる
必要はないと見ておりますよ(笑)
 
絶対勝つよ、'Cause that's how he rolls!

posted by FT |22:53 | 060503vs仙台in厚別 | コメント(0) | トラックバック(1)

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