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2006年04月30日

(E)スポーツを

さっきのK-1で、ブロック・レスナーが登場したのは、
HERO’Sへの参戦表明だったと知って少々驚き。
IWGP王者として新日への参戦もあるのに、うまく
やっていけるのかな。新日とK-1、一時は提携してたこと
もあったけれど…。
 
まあ、しかしおもしろいね。ブロック・レスナーはアマレス出身
だし、あのパワーなら総合格闘技でも異彩を放つだろうね。
 
しかしさっきの生中継ではそんなんさっぱりわからなかった。
アメリカの観客にはHERO’Sは全く知られてないから
何も沸かなかったし、何よりフジの実況陣がさっぱり触れない
んだもの。
まあ、HERO’SはTBSの管轄だから、言えないのは当たり前
だろうけど。
 
さて、タイトルにあるとおり、非常に憤っておる春からの番組。
かつては土曜の試合後に一番最初に情報を伝えてくれた
HBCの「アンカー!」が終了してしまい、その後番組になった
(E)スポーツだが、あのグダグダな番組構成にはすっかり閉口している。
まるで高校の出来の悪い放送局のお昼の番組みたいだ(汗)
 
アンカー!は社会派番組として、例の旭川のオークション詐欺を
告発するなど功績も多く、道民の問題点をきちんと取りあげていた
硬派な番組である一方、スポーツでは日ハムやコンサの土曜のデイゲーム
を真っ先に速報、ノノさんの愛情のある辛口批評に、これも硬派な
イメージのベテラン田村アナがむしろざっくばらんに、しかし
上品さを維持しながら後押ししてくれていた。
応援からの帰宅直後にアンカーを見て復習、というサポも私だけじゃ
なかったと思うがどうか?
 
それが今回、あの悪ふざけ番組になった。
出演者は無駄口ばかりで時間を浪費し、誰も進行をコントロール
しない。速報はするものの、ハッキリ言って30分の浪費。
スポーツに特化するというから、速報に加えてチームや選手への
個々の取材やインタビューなど、終わってしまった「ジョカトーレ」
のやってたことをフォローして欲しいなと思ってたら、さっぱり。
 
ガンちゃんは面白いキャラだけど、ちゃんと手綱を締めるときは締めて
くれないと、悪印象だよ(汗)
 
そのあげくが、土曜の放送だ。出演者もダラダラしてるし、
スタッフもいいかげんなのか、あのビデオ編集は何なんだろう?
 
かつての土曜5時は、硬軟とり混ぜた濃密な番組を見られる時間だった。
オイラはHBCにメールした。
アンカー!の復活、もしくは(E)スポーツをきちんとスポーツ報道番組
としてしっかりしたものにテコ入れすることを。
 
同意見の方々が、HBCへそれぞれのやり方で提言をお伝えになる
ことを希望します。

posted by FT |21:00 | メディア | コメント(1) | トラックバック(0)

2006年04月30日

K-1GP in Las Vegas

昼前からスカパー!でK-1の生中継を見ていたオイラです。
夜にフジで放送があると思いますので、ネタバレはしませんが、
セミファイナルとトーナメント決勝はなかなか迫力がありました。
そして、けっこう意外なことになった、とだけ言いましょう。
 
オイラ的に一番驚いたのは、セミファイナル前にリングに
ブロック・レスナーが登場して挨拶したことかな(笑)
K-1参戦かと色めき立ったが、社交辞令だけだったようです。
リングサイドの有名人にはブルース・ウィリスも観戦してて
こっちは何度もカメラが向いてたから、夜でも見られるだろう。
 
さて、オイラは常々「気持ちを見せろ!」という言い回しが
大嫌いである、と言ってきた。細かく説明すれば微妙なところが
あるのだが、つきつめて言えば「こっ恥ずかしい」のである。
人間の「気持ち」にはドロドロしたもの、汚いもの、卑怯なもの
が混在し、混沌として渦巻いているはずだ。でも、そういうマイナス
要素な気持ちの一面を「見せろ!」ってやつはいないよね。
そういうのはひたすら隠すのがダンディズムというものだろう
(念のためだが、もちろん女性も)
 
例えばオイラたちサポが選手に向かって「気持ちを見せろ」と
叫んだとして、そういう混沌とした気持ちを見せられても仕方ない
わけだな。むしろ疲労困憊した選手が「疲れた」「もう無駄だ」
「この程度で良いだろう」「手を抜いたっていいさ」という
「気持ち」を見せられたら腹を立てるはずだ。
 
つまり、この「気持ちを見せろ」という言葉遣いは、実は
選手の気持ちなんか見たいと思っているわけではなく、
逆にそういうマイナスの心理を押し隠した選手のパフォーマンス
を見たい、という、サポとしては当たり前のことを言っているに
すぎないわけだ。
だが上記の通り、この言葉遣いは間違っている。「気持ち」とは
そんなキレイなもんじゃなく、選手もそんなものは見せたくないし
見せるべきものでもないからだ。
 
何度もオイラが言っているが、選手が見せるべきなのは「欲望」だ。
自分がトップに立つ、自分がチームを勝たせる、自分がピッチの
視線を独占する、自分がゲームの主人公になる、そういう欲望を
ギラギラさせる姿だ。「気持ち」なんて曖昧な、しかもどこか
きれいごとのような言葉で言われるものじゃない。
 
先ほどのK-1の試合でも、娯楽に飽いたラスベガスの人々を
沸かせ、スタンディングオベーションに導いた試合の選手は
勝敗もさることながら、最後まで自分の勝利を信じ、諦めずに
戦いぬいていたよ。(結果としての勝敗は、見事に別だった)
ポイントを気にして勝ちを計算し、この程度で良いだろうと
いうような戦いをした選手には実に素っ気ない。
勝利を渇望し、それを最後まで貫く「欲望」を持った者を、
ファンが支持する。これも当たり前だ。
 
さて、果たして札幌の選手は、この「欲望」を見せただろうか。
どこか醒めた、淡々とした顔で、自分の仕事をこなすことに
汲々とし、全力で走ったら肝心なときにスタミナがなくなるから
無理はしないでおこう、と打算を優先していなかったか?
 
いや、そんなことはない、と即答してくれるのであれば実に
心強いのだが、はたして東京V相手にそんな「欲望」をむき出しに
していたのだろうか。
オイラは今朝、新聞にも載っていた、社交辞令的に札幌を誉めたラモスの
慇懃無礼なコメントにハッキリ言ってキレた。
あれは最悪の侮辱だ。
あんな言葉を言わせたということは、札幌の選手は舐められたのだ。
何も恐くない、と。
あのラモスの言葉が証拠だ。札幌の選手は「欲望」を露わになんか
していない。していたら、あんな太平楽な寝言を言わせるはずがない。
背筋を凍らせるほどに追いつめられた言葉を吐かせるべきなのだ。
 
オイラの言葉が間違っているなら、3日の仙台戦で証明してみせること。
PROVE ME WRONG !

posted by FT |15:16 | 格闘技ネタ | コメント(0) | トラックバック(0)