2008年06月27日
ユーロと未来のサッカー
今日の昼間の事務所のことです。来客がありました。 「いや~、ユーロで寝不足でさ。」と 今開催中のヨーロッパ選手権の話題になり、 「面白いよね。ユーロ。あれ見ていると・・・」と言ったところで、 私の顔見て、一瞬、言葉が途切れました。 いいよ、無理しなくても。 「ユーロを見ていたらコンサドーレなんか見れない」と言いたいんでしょ。 ユーロだけに限らず、衛星放送の普及で、海外サッカーがかんたんに見れるようになってから、こんな話を良く聞きます。その度に「テレビのサッカーよりも、たとえコンサでも、生のサッカーの方がはるかに面白い」と思ってしまいます。 それはさておき、同じテレビの中という枠の中で比べると、日本代表が進化しているとしても、ヨーロッパはそれ以上の早さで進化しているようです。 コートが狭く見えるし、時間の進み方は変わらないはずなのに、スイスの時間だけ、50秒程度で1分になるようなくらい早い。 ところで「未来のサッカーはハンドボールになる」という人がいたけれど、ユーロを見ていて、まったくその通りだと思いました。ボールを手で扱えるハンドボールでは、パスミスやキャッチングミスなどがあり得ないため、中盤でプレスをかけることが無意味なため、ボールを奪われると、守備側は一目散にゴール固めます。 (テレビ観戦で何がじれったいかというと、ボールのない時の最終ラインがほとんど写らないことですね) 未来のサッカーもこれと同じようになるというのですね。技術が上がり、パスミスやトラップミスがなくなるとプレスの意味が無くなり、中盤でボールを奪うことをあきらめて、ボールが奪われると、脱兎の如くゴール前を固める、というサッカーがより顕著になってきたように思います。 そう思えば、ラインを高く保ち、前線からのプレスで高い位置でボール奪おうとする三浦サッカーは、実はオールドなサッカーなのかもしれないですね。ユーロを見ながら、そんなことを思ってしまいました。 早く生サッカー見たいな。
posted by hibari |23:38 | 日々雑感 | コメント(2) | トラックバック(1)