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2006年03月23日

【旅日記】山形-愛媛連戦 2日目

2日目

朝、10時ごろ起床。
JFL開幕戦、栃木-琉球が開催される日だ。
11:30チャリでグリーンスタジアムに出発。
12:10頃ローソンに立ち寄りチケットと飲食物を買う
また物凄い強風が復活していて、
とてもじゃないがサッカー日和とは言いがたい。

12:30スタジアム到着。
今までに見たことないような人だかりだ。
ただ券効果は偉大なり。
後に発表になった人数は6153人だった。
入り口付近でサポーターが後援会入会を勧めている。
栃木の場合は後援会と言っても、一番安いグレードの会員は実質チケットの年間パスと同じものだ。
17試合で1万円は安い。
某著名栃木サポに「これ試合後もやってんの?」と聞くと「やってます!」と返答が来たので、「それまでに考えておくよ」と言って入場する。

アウェイ側ゴール裏に琉球サポが散在しているが人数は大したことなさそう。
と思っていると、後ろから続々と新手の琉球サポが入場してきて総勢30名程度に膨れ上がる。
彼らは全員集合したところで、ゴール裏からバックスタンドに移動していった。
その後、小山のI下氏を発見したので一緒に観戦することに。
鳥栖で美冬に気づかなかった件を詫びる。

売店で買ったJFL名鑑を眺めると琉球の比嘉リカルドの経歴から矢板SCが削られているのに気付く。
これはチームから提出されたデータをそのまま載せてるだけらしい。

スタメン発表するも三原社長の名前は控えにも無し。
残念無念。栃木を応援する視点で見ることにする。

試合開始。
琉球が開始と同時に細かいパスを繋いでゴール前に迫る。
テクニックだけではなく、前へのアグレッシブさが醸し出されているので栃木DF陣もやりづらいだろう。
開始1分に絶好の位置でFKを貰うなど、前評判どおり、いや、それ以上のチームに映る。
だが、10分も経過しないうちに、右ウイングの"栃木の皇帝"只木が琉球の栗田泰次郎(札幌→清水→横浜FC→水戸)の裏や横のスペースにボールを出して吉田賢太郎(京都→水戸)や高秀に走り込ませてるうちに栃木ペースに。
琉球が引き気味になってきたので、左や中央からの攻撃なども冴えてきて、栃木の猛攻が始まる。
30分頃、中央を突破した吉田、西川(大分→湘南)の決定的な連続シュートは、キーパーを越えるも栗田に阻まれる

ま た 水 戸 の 仕 業 か !

俺への嫌がらせを続行する水戸に激しく憤る。
それにしても、只木は比嘉リカルド、藤吉、栗田と直接対峙しているが、全く危なげない。
40分頃から、ようやく琉球に流れが傾いたあたりで前半終了

ハーフタイム。
琉球サポの所へ挨拶に行く。
本来なら白い恋人を用意しておきたい所だったが、週末の予報が雨だったので買っていなかった。
なので、前日に山形で買ったずんだ饅頭とおしどりミルクケーキを差し入れ。
三原社長は腰痛で帯同しなかったと教えてもらう。
30名のうち、沖縄から来たのは半分ぐらいのようだ。
しばし話した後、三原のことを宜しく頼んで撤退。

後半開始。

49分。何気ない琉球のひょろ高いロングフィードをCBの横山(道都)が被ってしまい、比嘉勇作に決められる。
キーパーと1対1になる前にゴール左隅に流し込んだのは良い判断だ。

60分。今度は琉球DF陣のミスパスを吉田賢太郎がかっさらって一人で持ち込んでキーパーまでかわしてゴール。同点に追いつく。

65分。琉球はタチコを投入。
193cmでひょろいブラジル人は早速会場の注目の的に。
今年のJFLイジラレ役ナンバー1なのは間違いないだろう。
早速ボールが渡るが、とくに何かに秀でてるわけでもなさそうで、木偶っぽい。
が、長身なので、倒された時の見栄えが良い。
審判が思わずFKを与えたくなるような倒れ方。
I下氏曰く「ジャイアント・シウバのように脆い」

68分。↑のFKとはまた別に貰ったFKをタチコがきっちり決める。
タチコがどうのではなく、ニアのスペースに3人飛び込まれた時点で栃木側の失策だ。

73分。栃木の左からのFKはキーパーが出れるかどうか微妙なところに栃木の選手が飛び込み軌道が変わらないままゴールへ。

76分。栃木右SB照井(湘南)からのロングフィードは逆風なのに思いの外伸びて、目測を誤った琉球DFより二歩先に飛び出て受けた高秀が勢い良くゴールし勝ち越し。

以後、琉球は前に人数をかけて追いつこうとするが、、、
栃木は前線に3人だけ残して防戦。琉球はラインを上げないのに、ボランチが上がっているので、DF前にスペースがありすぎる。
琉球の攻撃をブロックしたあと、栃木側にボールが廻った際、標的の前の3人が必ずフリーで分かりやすい位置に居るので焦らずにボールを供給できる。栃木側には、多少パスミスしても届くという安心感もあるだろう。
琉球は所謂、分厚い攻撃が全く出来ず、栃木の罠にはまった状態でロスタイムへ。
琉球に2度ほどあった決定機は守護神原の活躍で阻まれる。

時計表示92:30。
琉球、ゴール真正面でフリーキックのチャンス。
三原が居ればなぁ、、、という場面
これは栃木の壁に引っ掛けてクリアされる。

時計表示94:30を過ぎたあたりで試合終了。

やはり、元Jリーガーが何人か居るというだけではJFL上位に勝つのは難しいようだ。元Jリーガーなど、今やどこのチームにも居るし。
琉球がJFLでも上位になれる強豪チームだということは分かったが、栃木とは多少の差があった。
栃木の選手の方が、こぼれ玉を処理する際や琉球の選手がトラップやドリブルが大きくなった際に、体を入れてボールを奪取するのが断然上手い。
トップで待ち構える選手も、こぼれ玉は栃木が拾うことを確信して、ポジション取りや動き出しをしているので、ボールの去就を見定めてから動く琉球側を出し抜いて、狙い通りのシンプルで手数をかけない攻撃をしていた。

同僚氏が来てたので、彼に後援会に入らせる。
その場で年間パスGet。

帰る途中で、U氏に頼まれていた分の名鑑を買うのを忘れた事を思い出す。

16:00過ぎに帰宅して、ブログや秒刊で三原社長が帯同していなかった事を伝えた後、少し寝てから、いつも通りに仕事に向かう。

PS
試合後、臨時バスが出る旨をアナウンスしていたが、実は試合前も走らせたらしい。2ちゃんねる栃木スレによると、フロントが把握してなかったようだ。
まぁ、そういうわけで、Jリーグ入りなど夢のまた夢状態。


posted by シモツカーレひひだ |14:26 | アウェー遠征関係 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年03月23日

【旅日記】山形-愛媛連戦 1日目

1日目

体力的に新幹線じゃなくても大丈夫そうなので、普通列車で行くことにした。
が、前日は強風が吹きまくってたので、矢板付近の箒川橋梁で列車がストップしないか危惧したが、深夜は無風状態だったので、熟考した挙句、普通列車に決定。
今日は北へ向かうので少し出発が遅い。
家を出るのは4:40ぐらいだ。
チャリで宇都宮駅に向かう途中、ローソンでチケットを買う。
5:24発車。北へ向かうのは2003年8月以来だと気付く。

6:23黒磯発福島行きの普通列車がロングシートになっていてショックを受ける。
シートの一番端は寄りかかることが出来て楽なのだが、ドアが開く度に寒気が降り注ぐのが難点だ。
黒磯-安積永盛間寝る(57分)
8:25福島到着。
このまま仙台に向かうか山形方面に直行するか悩んだが、寝易い山形直行を選ぶ。
板谷峠の雪景色を見ていたので結局寝なかった。
米沢で1時間40分待ち。
これはちょっとたるいので、8分後のつばさに乗って山形までワープ。
当然座れないが30分なので、それほど疲れはしない。
9:52山形着。
誰か知った顔が乗っていないか探したが、さすがに早すぎて誰も居ない。
だが、少し後に到着した仙山線方面から何故か赤黒い人が一名降りてきたのを見る。
天童方面の列車に向かうと、去年顔を間違えて話しかけてしまった人が乗っていたので、隣に座って話し込む。
何故、こんな早い時間のつばさで来ているのか尋ねたら、おはよう庄内きっぷなので、早い時間のにしか乗れないらしい。
10:44天童着。
時間があるので街を歩こうとしたが、見所が無いのでスタジアムに向かうことに。
歩くには体力が辛いので、タクシー利用。
11:10頃早くもスタジアムに到着。10分で1400円弱。
少し後に某ブログの管理人(♀)が到着。
18きっぷで来たと告げられる。
山形というだけでびびって来ない、へたれ男たちに爪の垢を煎じて飲ませたい。

12:00開場
電話で席を取っておいてくれと頼まれていたので、バッグの中身を出してベンチに置いておく(←ここ注目)。
その後、席取りを頼まれていた人たちが到着するが、そんな事などすっかり忘れて歓談にふける。

試合開始。
選手入場まで応援してすぐに離脱しようと思ったのだが、たすきの状態を見ると後ろの人までの距離が遠く、前の人も適当に持っているので、俺が離脱するとだら~んと情けなく垂れてしまう事が判明。
仕方なく前半だけ応援することに。
とは言っても、体調を気遣って主に歌系を中心に手拍子も無しのミニマムバージョンだ。
後半からはしょうゆもち管理人の所でマタ~リ見る。

試合後、ゴル裏で水戸が3-0で勝ったとの報を受ける。
水戸は勝つ気がないとか俺がブログで書いた途端、大勝だ。
どうやら俺は水戸の嫌がらせのターゲットに選ばれてしまったらしい。
ちょうど帰ろうとした時にここの人と5年ぶりくらいに会う。

天童行きのバスが16:20だと聞いたので、ギリギリに向かうともう出発した後だった。
天童行きはマイクロバスらしいから、時間前でも人数が乗ったら出発してしまうのだろう。

どうしようか運動公園の出口で思案していると、M嬢に「お菓子落としませんでしたか?」と聞かれる。あまりにも不可解な質問に「いや、全く知らないなぁ」と答える。

高擶駅から山形行きの列車は17:14発なので時間がある。
暇なのも何だから時刻表を調べると、逆方向の天童方面の列車は16:44だったので、お土産が買える天童方面に向かうため、早足で高擶駅へ。
天童駅でずんだ饅頭とおしどりミルクケーキを買う。
17:10天童発。
高擶駅からS木氏とT倉氏が乗ってくる。
実はスタジアムで彼らも18きっぷで東京方面に向かうとは聞いていたのだが、俺はこの日は1時間しか寝てないので、眠る都合上別行動にしていたのだ。
だが、編成が4両もあるのに、何故か俺の居る車両に乗り込んでくる。
それも何かの縁だと思い、同一行動を取ることに。
T倉氏がポケットから何かを取り出したので、「それ何だい?」と聞くと「お菓子。ゴール裏に落ちてたから皆で山分けしたんだ」と言う。見せて貰ったら、何と!俺の昼飯兼夜飯に持ってきたお菓子ではないか!
謎過ぎる。何故俺のお菓子がバッグから外に袋ごと飛び出たのか、、、(←馬鹿決定)
18:17米沢到着。
次の列車まで30分あるので、一旦改札の外に出て買い物を。
生ものではない米沢牛商品で食べたいものが無いので、仕方なく玉こんにゃくを買う。
18:46米沢出発。
大沢-庭坂間寝る(26分)
19:45福島出発。
またロングシートだ。
ゴル裏で俺のそばに居た青年がずーっと同じ列車で移動しているので話しかけてみた。
あまり見かけない顔だと思ったら、ホームの高校生だった。
何でも18きっぷで移動しまくりらしい。
毎日の旅行の合間に試合を組み入れてるようで、詳しくは忘れたが物凄い日程だった。
愛媛も行くとの事で再開を約束して去る。
郡山に差し掛かった辺りで、ようやく席取りの為にお菓子の入った袋をベンチに置いたことを思い出す。
我ながら忘れっぽ過ぎる、、、
この辺りで段々口数が少なくなってくる。
それでも何とか気力を振り絞ってグダグダ話してるうちに黒磯到着。
俺は最後の乗換えだ。
T倉氏が持ってきていた美味しんぼの廉価版を見せてもらうが、何度も読んだものなので、適当に飛ばしたりすると20分くらいで3冊読めてしまい、時間が余って困る。
22:41宇都宮到着。
彼らの大宮ダッシュ(←1分乗換え)成功を祈願して分かれる。
23:10頃帰宅。
計1時間半しか寝てないので眠い。
風呂入ってネットをやってから
1:00頃就寝。


posted by シモツカーレひひだ |14:11 | アウェー遠征関係 | コメント(2) | トラックバック(0)