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2007年01月01日

【いまさらながら準決勝の現地組】愛の始発駅(後編)

皆様あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

という訳で前回(昨年)の続きです。
決勝戦の日に準決勝の話というのも間抜けですが、
年末に家を空けるとその埋め合わせを色々としなければなりませんでねえ。
では、いってみよ~。

愛野駅に到着、急いで電車を降りると駅前にはタクシー待ちの列が。
とりあえずスタジアムは見えるし、多分KOには間に合うだろうと思い、歩き始めました。
しかし、風強い寒いずっと上り坂で、行く末が不安でたまりません。
周りはコンササポばかり、ガンバサポはきっともう皆着いているのだろう。
しかし驚いたのは係員の数、道のところどころで立っては案内をしてくれる。
さすがサッカー先進地、アウェーサポにはありがたい心遣いです。
途中にW杯の様々なモニュメントを見つつ(他には何もない)、
動く歩道の上をさらに歩き、到着!
横から入るドームと違い、正面から我々を迎え入れるエコパの迫力たるや、さすが静岡。
スタジアムが劇場であるならば、こういう雰囲気って大切かもね。

時計を見ると12時50分、キックオフには間に合いました。
外にもコンササポの歌声が聞こえてくる。なんか勝てそうな気分。

中に入るとゴール裏コンサ側はどっぷり日景忠男状態。
一方ガンバサポ太陽燦燦、暖かいでしょう。羨ましいですね。
これもアウェーの洗礼でしょうか。
やっぱり寒い、冬と言ってもみかんの地、たぶん静岡暖かいだろうと大した装備もしてこなく、
パッチ履いてくればよかったと後悔しきり。

エコパの中はそれほど大きさは感じず、
ドーム・厚別に慣れた自分の目にはピッチが近く感じました。
これで大観衆が入ったらさぞかし迫力があるんだろうなあ。
それと、オーロラビジョンが両ゴール裏にあり、どこにいても見えるというサービス振り。
試合開始直前、某公共放送のCMが。まあ、生放送してくれるんだし。
そしてビジョンにゴン太くん(できるかな)が出現、くるくる回りながら分身の術。
このとき初めてゴン太くんに口があることを発見しました。

というわけで試合開始。
試合は予想通りの展開、物議を醸している2点目も向こう側だったせいか全く分からず。
でも、相川のゴールは目の前で見ましたよ。
試合後の感想としては、個々の力は明らかに向こうの方が上で、
チームのレベルもまた然りですが、
あくまでこの試合限定で、ひょっとしたら勝てたかもしれないと思いました。
まあ、「ひょっとして」と「本当に勝つ」の間には、
深くて広い河がドンブラコッコとあるのでしょうし、
お釈迦様の手のひらの孫悟空みたいなものなのかもしれませんが。

試合後、ゴール裏に選手と監督が集まりあいさつをするも、帰ろうとしないサポたち。
しかし寒さと空腹と眠気で、ヘタレサポの私のHPはもはやヒトケタまで落ち込んでおり、
ふらふらとスタジアムを後にしました。
駅前でコンビニを見つけ、なんか食べるものでも買おうと思いましたが、
案の定店内は両チームのサポでごった返し、どっか別のところで
食料品を調達しようと愛野駅へ。

駅では下り方面行きのガンバサポが圧倒的な多数を占めてます。
そりゃそうだ、コンササポのほとんどはまだスタジアムにいるはず。
という訳かどうか、通常のダイヤでは乗り切れない客も出ており、
下り方面には臨時列車が出ることになってました。
それが愛野駅発、
「次の列車は愛野始発愛野始発でございます。」と駅員さんが連呼。
愛野始発、愛野始発・・・・
そうだ、コンサの次のシーズンもここが始まり、
チームの愛もここが始発駅なのだ!
と薄れゆく記憶の中でタイトルを考え付き、乗車。
結局、食料品及び飲料は、時間が押し迫っていた(コンササポでごった返していた)せいで、
掛川駅でも調達できず、新幹線の停車中に小田原駅のホームで買いました。
ホテルに戻ってもHPは回復できず、風呂に入ってやっと落ち着いたのでしょうか。
スタジアムに残っていた皆様、お疲れ様です。

帰宅後、カミさんに「勝ったら帰ってこないだろうなと思ってたよ。」と言われ、
そうか、いいんだ、来年は国立へ行くぞ。
あ、その前に昇格しようね。
それから、年賀状は早めに作ろう>自分

前回のコメントレスです。

posted by kenji |22:06 | コンサ関連 | コメント(9) | トラックバック(0)