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2006年06月09日

0から1へ

草津戦は「もうちょっとの所で勝点3を逃した」のかと思っていたら、正反対だったらしい。
「負けて当然の試合を引分けに持ち込んだ」と言うぐらいの内容だったのか。
自分の目で確かめられない試合は、やはりちと辛い。

「引き分けでラッキー」
「勝てれば大ラッキー」

監督のコメントに苦笑しつつも。
でもこれがきっかけで。
何だか自分の中で、妙な方向にスイッチが入ってしまった感じ。
妙と言うか、変な方向にハイになってる。

勝てたら大ラッキーかぁ。
良かったなぁ、こんなつまらん所で幸運を使っちまわないで。
そう言う運はもっと大事な瞬間まで取っておくもんだ。
ここぞという瞬間は、今に来る。

今年の始めに、こんな言葉を読んだ記憶がある。
「勝点0の試合を勝点1に、勝点1の試合を3に。そんな風に少しずつ積み上げて行きたい」
草津戦・山形戦ともに、0でもおかしくなかった試合を1にした。
そう考えたら気楽になるもんで。

能天気な考え方だろうけれど。
でも、物事ってのは大抵、良い方にも悪い方にも解釈出来るもんだから。
好き好んで悪い方にばっかり解釈しなくてもいいだろう。
それはサッカーに限らず、日常生活全般に対して言える事なので。
常日頃からそう捕らえつつ生きている。
や、悪い方にばっかり考えてると、軽ウツになりかねないんで。マジに。

0から1へ。
少しでも可能性のある未来へ。
勝利の女神はどうだか解らんが。
サッカーの神様はまだ、札幌を見捨てていない。

少し前に、選手達のプレーに迷いがあるというコメントを読んだ。
まぁ、迷う事自体は悪い事じゃない。
迷い悩んだ分だけ、決断した時の覚悟は強くなるから。
時間が許されるのなら、迷っていても構わないんだけれど。
でも、そこは迷う所なのか?
自分達の2年間を信じてくれ。

それでも迷っていると言うなら、明日は背中をどつきに行く。
「迷いはいらないから、前に行け!」と。


負けるよりも、不抜けた試合しやがったら容赦しねェぞ。


言葉は乱暴だが、まぁ、例えるならそう言う気分。
迷っているのなら、迷いごと突き飛ばして軌道修正させてやりたいような、そんな感じ。
決してネガとかヤケとか自暴自棄とかじゃなくて。
この道で間違っていないのは明白なんだから。
迷っているのなら、迷いを晴らしてやりたい。

声が枯れようが喉が潰れようが構わないから、明日は95分間、歌い切る。
SBじゃサルトは出来ないけれど。

結局の所は、これしか出来ないから。
じゃあ、今まで以上に力を込めよう。
想いの限りに声を出そう。



その背を少しでも押す為に。





0から1へ。
スイッチは入った。

posted by 半月 |23:05 | サッカーを想う日々 | コメント(0) |