2006年09月07日

出会い

出張で広島へ来ている。
だいぶ追われる日々だったので、新幹線の席に腰を沈めるとなぜか少しほっとした。
京都―新大阪で深い睡眠をして回復する。


思わぬ方と飲む。保育園の園長。
名古屋出身のその方は、今日の昼間、なんとtomoの園の主任先生と会っていたとのこと。
世の中狭いのだ。
初対面にもかかわらずあれこれ話す。
日照訴訟の話が面白い。こんなヒトが味方にいたら、きっと裁判だって楽しい。笑

枠組みにおさまらない人材をどう見いだし育てるか、という話をした。
教育が「うまくいく」とは、言い換えれば先回りして理解できるようになる、ということだから、それが繰り返される中で、徐々に「予想外のことが起きる」余地は狭まってしまう。
障害児保育でもあるよね。先回りされすぎて、自分から動く機会がなくなってしまう、ということが。

何もしない自分を「自主性を尊重している」と正当化する教員は空しいけれど、
そのいっぽうで教えるとは、とにかく一生懸命働きかけることだ、というのも、同じようなものだろうなぁ。
考えた結果、放り出してぢりぢりしながら結果を待つことも、あるのだ。
どんなヒトに出会えるかは、現実的には、やっぱりかなり重要なのだろうな。
「教育のカリスマ」とは全く違った意味で。

というわけで蒸し暑い中、ビールの旨い広島の夜でした。

posted by housan |04:07 | 研究 | コメント(0) |

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