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2006年03月30日

Freedom evolves

発達・理論研究会の仲間で、デネット『自由は進化する』を読み、進化的な観点から自由ということを考えた。「こうなったこと」の説明としてはすぐれた議論である。一方で、「これから」についてはかなりの楽観主義だなあ、という感想がぬぐえなかった。進化的な説明とは、そもそもそういうスタンスに立脚しているものとして理解する必要がある、ということなのかもしれないけど。ただ、このことは同時に、普段進化的な枠組みを用いるわけではない我々が、「自由の未来」について今後研究者として考え、実践する余地があるということでもある。

ところで、発達・理論研究会の通称は「ぽっちり研」である。
それは、単に発達と理論のあいだがぽっちりしているという意味であると思っていたのだが、最近は『人間のあらゆる部位はぽっちりしているであろうことから名づけられた人の心理に関する研究会』であるとか、『変態研究者しか入会できない地下組織』だとか、『世の中のぽっちりしたものに関心を寄せる研究者の集まり』だとか諸説あふれているらしい。ふむふむ、なるほど。えっ!?

メンバーの中には今をときめく発達心理学者もひそかにいたりする一方で、まあ一部に変人がいることも確かに否定できない(笑)。でも、フツウにステキなヒトもそれなりにいる、ような気もする>(なぁ:ウェイユ)

……それはともかく、一応、年2回まぢめに理論的心理学の議論を重ねてきた証として、みんなのぽっちりした成果は、1年後に出版されることが正式に決まった。まずは1次原稿:8月までが勝負ですな。

というわけで、時間の経つのを早く感じた3日間でした。
もう少しがんばってみよう、いい研究を続けようと思えるのは、
いつもみんなのおかげです。ありがとう!!
今回カゾクのように松本家を支えてくれたウェイユにも大感謝です。助かった&嬉しかったよ。
思ったとおり、智の気持ちの酌みとりが上手なので感心しました。

みなさん、これからも、よろしく!



そうそう、あとから思ったのだけど、
英文タイトルは "Freedom evolves"
つまり、ふりーだむは進化する!ですよ!!>マコ


posted by housan |00:02 | 研究 | コメント(4) |

2006年03月23日

ウメぐみさん

午前中は入園面接に、午後は入園前健診に。
mousanには慣れた園だが、俺が実際に足を踏み入れるのは
考えてみればはぢめてである。
園長とkanakoがエガオで迎えてくれた。
ソウジの手を休めさせてしまいごめんよ~。
保護者としてのホイクエンも、新鮮でよいものだなあ。

智は「うめぐみ」らしい。
確かに、オコッたときの顔はウメボシそっくりである。笑
そして好きなおもちゃは……「虫」……!?

園の裏手は、まだ若い梅の木が、満開の花をつけていた。
これからが楽しみになる午前中のひととき。
_______

入園前健診はなかなか貴重な体験。
相談に訪れる保護者の視点が実感できた、という意味で。


posted by housan |23:44 | family | コメント(0) |

2006年03月17日

一夜明けて

智は何事もなかったかのようにぐっすりでした。
あれだけの数のみんなにダッコされたのに……。
みんなのダッコが上手で至福の時を過ごしたのか(笑)
睡眠もいつもより長かったのです。
たくましいというか、なんというか……。

一夜明けて、いつのまにかできるようになっていたこと。
指すいをするようになりました。
カオがずれても、指がついていきます。
最近、足をでーんと伸ばして対称姿勢もとります。

031706たくさんのヒトに囲まれて、ヒトに向かう力の強い子どもは、
クビ座りも早いだろうね、とみんなにも講義してきたけれど、
智はその一人かもしれないね。
みんなの力で、みんなに育ててもらっていることを実感します。
改めて、ありがとう!


posted by housan |09:05 | family | コメント(3) |

2006年03月16日

巣立ち、そして

あいにくの雨の中の卒業式でした。
みんな、改めておめでとう!
いつか誰かが書いていた「さみしいけど、ウレシイ」この日。

たくさんのみんなと写真を撮って、智をみんなにいっぱいいっぱいだっこしてもらっているうちに(ありがとう!)、今日という一日は、あっという間にすぎてしまいました。
帰るクルマの中で思ったのは、なんか気持ちがふわふわしているなあ、ということ。
それをmousanに話したら、毎年同じコト言ってる、と言われてしまった。笑

そう、確かに卒業式の一日は、最後の機会だからきちんと話そう!と思っているのだけど、大抵は慌ただしい中、写真いっぱい一緒に撮っているうちに終わってしまうのだよね。(それもまたよし、なのだけど。)
俺がセレモニー苦手、というのは、こういうのがあまり得意でないからなあ、というのもあります。
かしこまって節目つけるよりも、日常の方が気楽だし、大事なように思うのです。(単に自分がかしこまる場面に向かないのかもしれないけど……)
_______

2年間で教えられることは、わずかなことです。
教えられたとおりにがんばる、のではなく、みんながそれぞれ教えられたことを越えていける人生が送れるよう、願っています。
終わりではなく、新しい始まりだね。また、一緒に考えていきましょう!
みんなmeitanで出会って、一人ではなくなったはずだから。

改めて、おめでとう!
また会えて、話をたくさん聴ける日を楽しみにしています。

031606_1


posted by housan |20:20 | meitan | コメント(4) |

2006年03月12日

手の動きに驚いて起きる、ということがなくなった。
その代わり、手が口に届きそうになっている。
指すいもまもなくかな。
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八王子からひろが登場する。2年半ぶり?
ホントいいこだね、とmousanがつぶやいていたのが印象的だった。

輝いて見えたのは、素敵な20代を過ごしたアカシだな。
そんな20代があれば、30代も、実りおおいものになること間違いなし!

posted by housan |11:19 | family | コメント(0) |

2006年03月09日

2歳児の心

いつものホイクエンに伺った。
今回は2歳児。
しばし遊んで、カンサツして、そのあといつもどおりの実践検討のぢかんである。

今日の話題の一つは「できる(だろう)のに、やらない」ということ。
オトナの場合、できるのにやらないコトがあるとすれば、何か理由があって意識的に抑制している、と考えるのがフツウかな、と思う。
では、「行動調整?なに?それ?」の2歳児の場合はどうなのだろう。
やらないのは、できないのか、やりたくないのか、はてさて……

先生方と話したのは、できる/できない、の世界と、やる/やらないの世界がきれいに2×2で組み合わさっている「オトナの軸」とはちょっと違ったかんぢの何かがあるかもね、ということ。
やらないのは、「できない」もしくは「(何かの理由で)やりたくない」のどちらかってわけではなく、それ以外の世界がある……!?
担任保育者いわく「気持ちが向かわない」って何なんだろうね、ということを、みんなで話したのでした。

別に「やりたくない」わけでも「できない」わけでもないけれど、何となくハイになったり、オトモダチをみて楽しくなった自分の気持ちに呑み込まれたりして「やること」がどこかに吹き飛んでしまって、結果として「やらない」、ってことがあるかもしれない。
外から見ると、それが、できるのにやらない、ように見えたりするかもしれないけれど……
こんなふうな、感じて、心揺れて、また感じて……、の世界があるよ、と思って2歳児を見てみると、また違った姿が見えてくるかもしれない、という気がするなあ、というのが、今、何となく俺の考えてること。

まだあんまり自信がない&曖昧なかんぢなので、またしばらく考え続けてみよう。
_______

友だちと一緒にたっぷり感じながら、豊かな心と感じるコトバを身につけていく2歳児には、エガオたっぷり、ナミダたっぷり、喜びたっぷりの、感じる力をたっぷりもった保育者がよく似合う、と思う。
そんな保育者と過ごす毎日があれば、きっと子どもたちにとって、2歳の1年間は素敵なものになるんでないかな~。


posted by housan |21:44 | 研究 | コメント(2) |

2006年03月05日

サンポ

030506昼のリズムをつくるために、休日にはできるだけ時間をつくってサンポに行くようにしている。
でも、大抵はサンポ中も、気持ちよさそうに寝ているのだけど……。

珍しく眼をさましたときに、ぱちり。
エガオは珍しくなくなってきた。


posted by housan |23:38 | family | コメント(0) |

2006年03月04日

まだ大きくて

030406_1ガラガラはこのヒトには大きすぎたようだ……
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午前:実習園まわり。葛藤しつつがんばる4人と話す。まっすぐでよろしい!
豊橋→名古屋 珍しくミューチケットを買ってみた。\270の骨休め。
午後:汚れ仕事。面白かった、と言われる。そうなんだ。でもそれならよかった。

030406_2帰宅して昨日できなかったひな祭りのお祝いを。
去年までは、全く気にしていなかったなあ。
……とはいっても、写真を撮っただけで、
もちろん食べたのは両親だけでした。笑
もう一年待ってな。ともちゃん。

疲れがだいぶたまっている。


posted by housan |00:32 | family | コメント(2) |

2006年03月03日

ひなまつりに

今日、突然に訪れたデキゴト:
こちらを見つめて、笑いはぢめた。
一度ではなく、二度も三度も。

昨日までは、確かになかったのに。
なんだかわかんないけど、嬉しいものだなあ。

030306_1030306_2030306_3


posted by housan |01:10 | family | コメント(2) |

2006年03月02日

感謝

さすがに腹立たしい2日間だった。
いつも冷静にみているヒトから同情されてしまったから、たぶん俺の感じ方がおかしい、わけではないのだろうな。
繰り返し繰り返しこんなことが起きていると、なんだかわからなくなってくるぞ……。
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家族はぢめ、本当に支えてくれるヒトが近くにいることに、改めて感謝した。
少なくとも、俺はこっちの人生のほうが、よい。

posted by housan |00:07 | なんもなんも | コメント(0) |