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2006年07月09日

愛媛戦

愛媛戦.観て参りました.
一言で言えば,「相手がしょぼくて助かった」である.テクニカルに突破できる選手もいなければ,スペースがタップリ与えられたときに危険なミドルを打てる選手もいない.ただひたすら走ることしか出来ないチームだったから勝てた試合と言える.だが,そのようなチームに対してボールポゼッションを許した事を猛省して頂きたい.
試合開始直後,愛媛の4バックはフッキに大してパニックに陥っていた.あのままコンパクトに戦っていればお祭りになる展開だった.そして大盛り上がりの緩い位の空気が上里の復活劇により締められる.そんな展開を期待していたのに・・・・
ウチの悪いところ.守る事=下がる事と言う誤解.これに尽きる.守りたいときこそボールの入る選手に早めのプレッシャーが基本のはずだ.両ボランチが金子・西嶋となってからチームの攻守の切り替えは格段に早くなった.特に金子が前目にプレッシャーをかけることが出来ている時はウチのDFが安定する.ところが,昨日の試合,愛媛の両サイドが高めのポジションを取り出すと西嶋・芳賀が両サイドに開き下がり,あたかも6バックのように一直線に並んでしまっている.必然的に相手の二列目が上がるスペースをタップリ提供することになる.望月監督の狙い通りに反応してしまったのだろうが,あのシチュエーションは相手のトップは2枚しかないわけだから両サイドのオープンスペースはCBが対応すべきだ.そして中のスペースを両ボランチが対応すべきであろう.芳賀が下がることで,西谷の左サイドにオフセットしているウチの攻撃バランスは一層悪化する.西谷を活かすためにも,砂川がトップ下で落ち着くためにも芳賀は下がるべきではない.決して守備をするなといっているのではない.だが,基本的なポジションが低すぎるために攻守切り替えの切れ味を悪くしていることは修正すべきである.
恐らくは,CBあるいはGKがポジションの修正のためコーチングをすべきである.ところが,ウチのCBもGKもまともなコーチングが出来ていない.声を出してはいる時もあるが多くはプレーが途切れたときだけであり,肝腎の守勢の局面では声はない.声を出すと自分の足が止まっている.あれでは連係は取れない.
悪いことばかりではなかった.退場者・負傷者を出してスペースが出来ると,必然的にスペースを意識するようになった.更に上里が出てからは中盤の底がDFラインに吸収される現象がなくなった.多分に愛媛のパフォーマンス低下に起因する所が大だろうが,上里が中盤に加わる事で中盤の厚みが増した事は間違いない.中盤のポジション争いが激化することで前掛かりの守備が実現される事を期待したい.

ネタ
ドーレ君.イヤに白くないかしら?洗った?それにしてもハリもあるような気がするし.新品?

posted by 番台番 |10:59 | リーグ戦 | コメント(2) | トラックバック(0)