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もっともっと、ずっとずっと、 車椅子を押していたかった。 消えない痛みが癒えるまで、 眠りたいと思います。 今まで本当にありがとうございました。 前へ、前へ。 いってらっしゃい・・・おかえりなさい。 エッチラホッチラ、元気にやってます。 さあ、新しい一歩です。 動き始めよう。 確かな形に。 そして、めぐりあう。 もう一度。 光を見つける。 冷静に。 掴む。 深化。 2025 2026

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父の日々

2010年06月20日

幼い頃、両親を亡くした父は、

すぐに養子に出された。



子供のいない、ある夫婦の大きな大きな家へ。



その養父母には、もうひとり養子がいたが、

最初の子供は、父がもらわれる少し前に亡くなられたらしい。





・・・父が養子。





その話を、父から直接聞いたことは一度もない。



いつだったか、母が教えてくれた。






父の体に残る、いくつもの傷跡も、


右手の親指の関節が変形し固まり、全く動かないのも、





その全ての原因が、養父母からの虐待だった。







食事も満足に与えられず、


朝から晩までこき使われ、殴られ、蹴られ、罵られる日々。







養父母にとって父は、我が子ではなく、ただの奴隷だった。







虐待、虐待、虐待の毎日が続く中、


中学を卒業した父は、逃げるようにその家を出た。







そして、十年後、







父は母と出会い結婚し、やがて私が生まれた。







時々、私はつい思ってしまう。





 もしかしたら、

  たぶんきっと、





母は、父と出会わなければ、病気になることもなく、


車椅子の生活を、強いられることもなかったであろうと。








父と母の出会いは、そういう出会いだった。





次の悲しみが、すぐそこまで来ていた。







post by た

21:55

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