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もっともっと、ずっとずっと、 車椅子を押していたかった。 消えない痛みが癒えるまで、 眠りたいと思います。 今まで本当にありがとうございました。 前へ、前へ。 いってらっしゃい・・・おかえりなさい。 エッチラホッチラ、元気にやってます。 さあ、新しい一歩です。 動き始めよう。 確かな形に。 そして、めぐりあう。 もう一度。 光を見つける。 冷静に。 掴む。 深化。 2025 2026

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呼ぶ背中

2008年06月25日

何歳の頃の出来事なのかさえ、わからない遠い記憶。

場所は、室蘭のデパートの1階。

祖母とふたりで遊びに行った時のことだった。


1Fフロアには当時、お菓子売り場があって、

私はその甘い香りの中を、ひとりグルグル駆け回っていた。


たくさんの人が賑わう店内で、一組の親子がふと目に入った。


白い着物の母親と、白いワンピースの女の子。


ふたりは私に背中を向ける形で立っていた。

やがて、ゆっくりと歩き出す親子を見て、何故か私は


ついていかなくちゃ・・・


そう思った。


その親子はまっすぐデパートの出入り口に行き、そのまま外の通りに出た。


なんの迷いもなく、ついていく私。


どんどん進んでいく親子は、けして姿勢を変えず、最後まで顔を見せることはなかった。


と、親子は突然、交通量の多い車道に飛び出し、反対側の歩道に行ってしまった!!


私も急いで追いかけようと車道に一歩、足を出した時だった。


耳の奥で、何か声が聞こえたような気がした。



・・・イッチャダメ



その声にハッと我に返った私は、あわてて来た道を戻った。





デパートに戻ると、祖母が大声で私を探していた。

私の姿を見つけた祖母は、泣きながら私を力一杯抱きしめた。

不安な気持ちが、祖母の体温で消されていった。



病気で入院している母に代わって、ずっと私を育ててくれた祖母。


いつも優しく、いつだって味方だった。





もう一度だけ。


もう一度だけでもいいから、


会いたいなぁ。





おばあちゃん・・・






post by た

14:17

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