2008年01月07日
ひとにやさしく
いつにも増して落ち着かない年明けを迎えた。 tomoは年末最後の28日朝から咳をしだし、案の定出かける当日早朝に熱を出した。 しかし7度1分では飛行機その他のチケット全てを諦める決心がつかず、とりあえず出発してみる。 が、車の中で熱はどんどん上がり、神奈川県に入ったあたりで北海道行きを断念。山梨へ向かうことにする。 tomoは熱があるのに、泣きながら「オウチ、カエラナイ、サッポロ、イク」と言い、みんなが悲しい気持ちになった。 tomoだって大好きなkanakoとパパとママと旅行に行くのをとてもとても楽しみにしていたのだ。 まだ1歳なのに。せつないなぁ。 結局12月29日から1月2日まで山梨の実家にいて、3日名古屋へ戻ってきた。 病気の子どもを抱えての旅行は本当に大変だったけれど、kanakoがいてくれたおかげで楽しいこともたくさんあった。 温泉にも行ったし。 札幌へはまた行こう。 tomoは年が明けてまた少し成長した。 何かしてもらったときに、うながされなくても「ありがとう」と言うようになった。 housanの肘とtomoの頭がぶつかったときには「パパだいじょうぶ?ともちゃんはいたくないよ」なんて言っていた。 年末に風邪薬を飲んだことを覚えていて、帰ってきてから、イヌの人形に「おくすりですよ。だいじょうぶよ、すぐなおるからね」などと言いながら薬を飲ませるマネをして遊ぶようになった(このイヌは頭が痛くなったり、腹や足から血を流したりと毎日かなりの重傷を負っている)。 子どもの成長には感心せずにいられない。 名古屋に戻ってきてからおかしな夢をたくさん見る。 わたしはいろんなことに対してとても腹を立てているようだ。 思い通りにならないことにイラついているのだろうか。 ふだんの生活の中で思い通りにならないことなど、そうはないのに。 2008年、やりたいことはたくさんある。 それとは別に生活目標として今年は「ひとにやさしく」というのを考えてみた。 自分が損するなんて思わないで周りの人に親切にしよう。 そして身近な人こそ最も大切にしよう。 Yさんの年賀状に「子どもの成長はあっと言う間でしょ。今を大切にしてあげてね」と書かれていた。 子どもの今は二度と来ないのだ。