2007年04月20日
労働疎外から革命へ
宮沢章夫「『資本論』も読む」(WAVE出版)を読了。 「わからない」壁を乗り越えた後に自分の「声」の量が格段に増していった、という点がおもしろいといえばおもしろかった。 もはや僕は人間じゃない と歌ったのは森山直太郎だが、「人間が生きる」ということにやはり興味がある。 いかに生きるか。生きざるをえないか。 今は生の哲学だよ!性じゃなくてね、と、かのS氏は言った。 目前の書かなければならない論文にまったく関係ないと思われる社会・哲学関係の本を、今こんなの読む暇ないだろ、と思いつつ、読むことをとめられない。