2006年04月16日
なぜ、PKを外国人に蹴らせるのか
昨日、出張から帰ってきました。 予定より早かったんですが、バスに揺られてだらだら、約8時間。 疲労との格闘、コンサの結果が気になり、ようやくサンパウロに到着したという感じです。 勝ちましたね、またまた。 3位浮上、いいじゃないですか。 去年のコンサもこんな時期があったけど、 そのあと、結果的には6位?まで後退。 まだまだ油断なりませんよな。 それにしても、フッキはまたPKはずしたようで。 なんで、コンサはそんなやつに蹴らせるのでしょうか? PKはその人の能力ではなく、土壇場に強い精神力、肝の強さ。 だから、別にフッキではなくてもいいはずなんですがね。 コンサだけではないですが、 日本のJリーグでは、PKの時には必ずキッカーが外国人になる。 助っ人なら、必ず決めるという信頼でもあるというのか? それとも、日本人選手は自分に自信がないのか? それとも、助っ人を立ててやろうとしているのか? 相手のプライドを守ろうとしているのか?遠慮か? 後者については、まったく不要だろうと思います。 例えば、むしろPKで結果を出せないフッキには、 「おまえではだめだ」と言って、ほかのやつにまかせたほうがいい。 もっと、だめならだめといってやらなきゃ彼のためにはならないでしょう。 きっと、フッキは「おれは信頼されている」と思っているかもしれないが、 「(PKは)ほかのやつはできないのか」とか、 「やっぱりおれしかできない」と、本人をつけあがらせるだけだ。 ブラジルに来てよくブラジル人に言われることがある。 「日本人は、レストランで注文と違うものが来ても、変なものが入っていても、文句を言わない。だから、日本人は適当でだいじょうぶだとブラジル人に思われているよ」 まったく、その通りだと思う。 日本では、時間がもったいないからとか、これでもいいかという気持ちで、 特に深くも考えず、主張してこなかった。 日本の場合、ある程度「気遣いの文化」を尊重する必要があるかもしれないが、 それでも、ブラジルで、いや日本でさえもちゃんといわなければ、 自分がなめられる要素を作ってしまうことになる。 最近、本当によくそう考える。 だが、日本人というのは、相手に対していろいろな側面を考慮するもの。 一概に日本での自己主張が、相手に功を奏すかは別問題かもしれない。 しかし、フッキにははっきり言ってやっても問題はない!!! 本当にPKの時に外国人が蹴る理由がわからない。 別に相川が蹴ればいい。 ベテランの大塚のほうが精神力も強そうだし、精度がいいのでは? チームを支えてきた、和波、池内、曽田のほうが信頼が厚いのでは? やはり、その理由はどうしてもわからない。 まったくFKじゃないんだから。 そんなPKに個人の能力とは違うでしょ。
posted by コンサリスタ |22:09 | 批評・応援メッセージ | コメント(2) | トラックバック(0)