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2006年07月09日

愛媛戦で、また道新批判

なんで、マスコミってあんなに美談になるわけ?
やっぱりそれが、読者を高揚させるものになるのかね。
ああいう書き方をしろという指示があるのか?

赤黒式さんのブログに代表されるように、
愛媛戦って、結構批判的な内容のブログが多かった。
私は、赤黒式さんのように率直に見たままを新聞記事に書いてほしいと思う。

批判対象の道新の記事は署名入りだったんだけど、
「言外に「おまえたちはもっと頑張れる」という思いがこもった」。
そりゃー、どんな監督だって、厳しい意見の裏には、
強くなってほしいという気持ちはあるに決まってますよ。
「守備では課題が残ったが、ここぞという集中力を発揮」って、
そりゃー、集中するでしょ、得点チャンスなんだから。
ちょっと、文章が軽いというか。
読者が読んでも、「感心する内容」よりも、「美談の書き方」という感じですか。

とにかく、あまりにもブログと新聞記事の内容が違うから。。。
あれが『記者の目』、書きたいことだったと言われたら反論できないけど、
どうして日本のメディアって素直に批判ができないのかと、
ブラジルに来てつくづく思う。

凱旋帰国した、ブラジル代表のカフーに対して、
「年金生活だ、カフー」って、厳しい見出しが載ってましたよ。

コンサドーレに関しては、こうやって実際に愛媛戦については
ファンが否定的なんだし。
スポンサーだから叩けないのかな。

メディアって、影響力があるだけに、
選手の成長に大きな作用が働くんじゃないかなー。
だから、メディアだって、柳下さんと同じく、
時にはきびしく、ときにはやさしく、接してあげればいいんじゃないの。

ほら書いてるでしょ、

『「非常に集中力のない、イージーミスの多い、ひどい試合」。だが、これこそ柳下流の選手への激励だ。言外に「おまえたちはもっと頑張れる」という思いがこもった。』 

って、言外に思いを込めればいいんじゃないの?
それとも、そんなに美談を書かなきゃ、新聞って売れないの?

posted by コンサリスタ |13:10 | 批評・応援メッセージ | コメント(2) | トラックバック(1)

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談話をまとめる手法の限界? 【赤黒式。】

「札幌のほぼ裏側からコンサをみる〜愛媛戦で、また道新批判」で、愛媛戦を批判的に論じたブログの代表にしていただき、なぜかおろおろしてます(^^

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Re:愛媛戦で、また道新批判

comchan@初めまして、です。
日本の裏側ブラジルからのブログ、楽しく拝見しています。

~閑話休題~
確かに今日の道新を読んだ時は「そんなに良かった試合だったかな?」と思いましたね。後半、良い流れの時はあったものの全体を通して誉められる内容では無かったです。記者さんの感じですので、仕方ないですが・・・。

posted by comchan | 2006-07-09 15:00

返信Re:愛媛戦で、また道新批判

>comchanさん

返事遅れて申し訳ありません。
そして、ありがとうございます!

記者の目というのは、本当に良く分かりません。
記者がそれが正しいのだと思えば、
主観を十分いいれて書ける記事のようだったので、
あれが正しいというなら、確かに文句も言えません。

ただ、私のように生中継でも、ダイジェストでも、
みれないものにとっては、
インターネットで流れる情報や、
新聞の情報を頼る以外にありません。

ですから、ブログの中であれだけ
批判的な見方で大方を占めておきながら、
かなり肯定的に試合を捉えていて。
勝ち試合はいつもいい内容なのかというとそうではないことくらいわかります。

だから、今回すごくいい勉強になりました。
ある程度、情報ソースは疑ってかかる必要があるのかなと。

comchanさん、だらだらスイマセン。

posted by コンサリスタ| 2006-07-16 12:20

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