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2011年01月06日

ロナウジーニョの行方

最近のブラジルのサッカーニュースは、
もっぱらロナウジーニョの移籍話が中心であるが、
いよいよ大詰めを迎えてきている




報道の流れだけを見れば、
ロナウジーニョの移籍先は、ブラジルのチームに定まっているようだ。




そのブラジルチームである、
フラメンゴ、グレミオ、パルメイラス、コリンチャンスは、
ロナウジーニョ獲得のために、四つ巴になって争っている。



イタリアのスポーツ専門紙として有名な、あの『ガゼッタ・デロ・エスポルテ』が、
グレミオ移籍に当確を打ってしまったから、
一気にグレミオ移籍説が濃厚になってしまった。




このニュースによれば、近日中に発表されるとのこと。
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_spo&k=20110105026259a






それもそのはずで、
グレミオ会長であるパウロ・オドネが
正月休暇を明けて滞在先のウルグアイから帰ってくるのだ、今日1月5日である。





その5日に、クラブの幹部会議が行われ、
そこに代理人のアシスとロナウジーニョが呼ばれていることになっている。

そして、16時(現地時間)にオドネ会長の記者会見が開かれる予定だ。

http://esporte.uol.com.br/futebol/ultimas-noticias/2011/01/05/gremio-tem-dia-d-para-contar-com-ronaldinho-gaucho-e-espera-fazer-anuncio.jhtm





だけど、ロナウジーニョが現れるかどうかはわからない・・・。

ある報道では、
グレミオはロナウジーニョと50億円の4年契約を結ぶといっている。
高い気がしないでもないが・・・。





当のグレミオは、もちろん獲得に強気だが、
フラメンゴも、コリンチャンスも、パルメイラスもそれは一緒である。

どこのチームも、
ロナウジーニョは自分の所に来ることは間違いないと思っている。



だけど、グレミオと契約はまだ交わしていない。






で、主役のロナウジーニョは4日の夜に、フロリアノポリスの
シュハスカリア(焼肉レストランブラジル風)で、
家族と友人とともに、特別スペースを貸しきって、楽しいひと時を過ごした。





果たして、ロナウジーニョは今どこにいるのか。







行方が気になる。

















posted by コンサリスタ |00:30 | ブラジルの話題 | コメント(0) | トラックバック(1)

2011年01月04日

日本人は良しとしない。故郷からロナウジーニョに浴びせられた痛烈な一言

以前、『誠意』だけでは通じないと書いたが、
グレミオのサポーターは、
ロナウジーニョにその『誠意』を強く求めているようだ。



その象徴的な出来事が起こった。





ロナウジーニョの故郷ポルトアレグレのクラブチームで、
現在、ブラジルの1部リーグに所属するグレミオのサポーターは、

ロナウジーニョとクラブに対して跨道橋の上に、
強烈な一言をぶつけた垂れ幕をかけた。
http://globoesporte.globo.com/futebol/noticia/2011/01/faixa-manda-recado-duro-direcao-do-gremio-sobre-ronaldinho-gaucho.html



『愛を持ってグレミオに来ないなら、俺たちには裏切り者は必要ない!』


98~01年まで所属していた古巣のサポーターから、
突きつけられたメッセージ。

だけど、彼はパリ・サンジェルマンに移籍した01年にも
同じ憂き目にあっているんだそうだ。





この記事の最後の段落には、こう書いてある。

『いまだに、外国からの脅威はなくなっていないんだ』と。



個人的な見解だが、
グレミオは報酬に関してロナウジーニョと合意に達しているといっているが、
それでも彼はグレミオには戻らないだろう。


そして、ロナウジーニョは、
グレミオサポーターから浴びせられたそんな一言なんて、気にしていない。
むしろ慣れている。


ミラン次第だが、おそらくフラメンゴで決まりだろう。
アドリアーノが太鼓判を押してるんのだから(笑)。




posted by コンサリスタ |23:41 | ブラジルの話題 | コメント(0) | トラックバック(3)

2011年01月02日

ロナウジーニョの獲得は、ロイヤリティーにかかってる?!

ブラジルのチームが健全な経営をしているとは思えないが、


だけど、

大金をつぎ込んで、世界的なプレイヤーを獲得できるからすごい・・・!



確かに、ブラジルは、変わった!!!






現在、ブラジル国内リーグに所属する選手のイメージ。

汚い練習環境、安い給料と給料の遅配、乱雑な契約内容・・・。



国内に1000以上もプロチームがあるのだから、
そういった環境のチームが存在してもおかしくはない。





だけど、
少なくともブラジルの一部リーグに所属するチームはそうではない。



ロナウド、ロベルト・カルロス、ロビーニョ、デコ、アドリアーノらが、
ヨーロッパの有名チームから
ブラジルに戻ってプレーをしたのを見れば、そうではないことがわかるはず。


彼らは、母国愛だけでなく、それ相応の給与は求めている。





今回のブラジルの移籍市場での目玉は、
2010年ワールドカップのブラジル代表だったエラーノのサントス移籍だった。

この大会で点も決めてるだけに、注目された。






そして、現在進行形で盛り上がっている移籍話は、
ご存知のロウナジーニョ・ガウシオである。





おそらく、フラメンゴへの移籍は間違いない。





アドリアーノに電話して、リオの生活について聞いてるし、

報道によれば、
リオのパゴージ(ブラジルにある音楽の種類の一つ)グループと、
入団会見を盛り上げる用意をしているらしい。



フラメンゴは、ロナウジーニョとの契約金として、
2年半の契約で最低15億円を準備しているそうだ。
そのために、スポンサーになりうる2社の企業と話し合っているそうだ。



どうやら、フラメンゴは高額とは思っていない。


チームはロナウジーニョを獲得したことによって発生する、
ロイヤリティー収入(グッズ販売など)などで、
移籍金の倍の売り上げを出せると踏んでいる。




ロナウジーニョ本人、さらに代理人のアシスは、
もちろん移籍先を公言していない。







ブラジルのチームは、母国の名プレイヤーをヨーロッパから連れ戻して、
15億円を支払えるほどになったわけだ。



いやぁー、15億ってねー。。。




だけど、
ドバイからロナウジーニョと同じ飛行機に乗り合わせた乗客には、
「ポルトアレグレに戻って、プレーするんだ」と、
いかにもグレミオでプレーするかのような発言をしたらしい。





日本、いや北海道にもう少しサッカー熱があれば、
15億円といかずとも、ロナウジーニョみたいな方法で、
スター選手を獲得できると思うんだけどなぁー。






三木谷さんのチームがイルハン連れてきて、
個人的には、そういうやり方は嫌いではない!!


まあ、連れてくればいいというわけでもないらしいが・・・。

posted by コンサリスタ |12:05 | ブラジルの話題 | コメント(0) | トラックバック(0)