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2006年09月05日

コンサドーレの地域活動は受身なものばかり

で、コンサドーレといえば、、、、
この活動には参加していないようだ。
・・・と言ったら怒られるのかもしれないが、

HPの情報に載ってるのは
「サッカースクールやりますから参加してください」とか、
「ボランティアのみなさん雪かきをしましょう」とか、
「冬にスポーツをしましょう」とか、
ほぼ全部が、呼びかけものばかり。

自分たちから、幼稚園・保育園、小中学校などに行くことはない。
少なくとも、HPにはそんなものは見かけなかった。

ずばり言うが、
育成部、広報部のブログの更新率を見たら、
その活動の様子は、他クラブと比べて一目瞭然だ。
地域に根ざした活動というものが、
少なくとも両部門からは、まったく見えないし、感じられない。

その点、記者歴の長い児玉社長は素晴らしい。
しかし、更新状況、つまり地域との密着度で言えば文句はないが、
ブログをみてると、やはり受身の活動が多く、
外へ発信するというものは見かけなかった。
学校を訪れたという記事も見てない。


コンサドーレもファン獲得のために、
「なんとかの企業イベントを応援します」とか、
「記念イベントに、コンサドールズ、ドーレ君が参加します」とか、
奔走しているようだが、

根幹にある、地域密着型のチームとは、
他クラブという対象を見ると、コンサドーレはまだまだ。

言ってしまえば、コンサドーレの運営部は閉鎖型なのかもしれない。
企業活動やイベント開催は、ファン獲得、ファンサービスというよりも、
スポンサーサービスという側面が強い。
確かに、今までコンサドーレがしてきた活動はすべて大切なことだが、
やはり、地域活動は『弱い』というべきだろう。

訴えたいのは、新しいファン獲得ということでもあるが、
チームは地域あってのチーム。
だから、常に情報発信をコンサドーレからしていかなければいけない。
それは、Jリーグ、コンサドーレ創設した時の本来の役目だからだ。

結局、今の受身で満足しているようでは、
子どもたちはついてこないし、
北海道人には現状のままで、客足も衰退するだろう。

チーム育成も大事だが、
コンサドーレには、地域貢献の精神も忘れてほしくない。

posted by コンサリスタ |08:45 | コンサドーレの話 | コメント(11) | トラックバック(0)

2006年09月05日

Jリーグアカデミーが伝えたいこと

Jリーグアカデミーは、HPを読んでもらえれば分かるように、
『幅広い子供たちに「スポーツ」と「人間教育」を通じて
心身の健康な発育を促すこと』を目的にしている。

http://www.j-league.or.jp/academy/

Jリーグアカデミー海外研修団に同行した時、
ジュビロ磐田と清水エスパルスでジュニアチームの
コーチを務める方と話をする機会があったのだが、
両チームとも、静岡県の学校に約年100回は訪れるらしい。

サッカーを教えるだけではなく、
スポーツを通して、地域との交流を図ると共に、
体を動かす楽しさ、リーダシップ、協調性、協力の意識を育てるという。

例えば、Jリーグアカデミー海外研修に参加していた
ジェフ市原のコーチが、サンパウロの日本語学校の
小学校1・2年生を対象にゲームをした。

そのゲームというのは、
「私が手をたたいた数の人で集まってください」(ジェフコーチ)という。

例えば、二回手をたたけば、子どもたちは人を探し、
二人で一緒に手をつなぐ。

最初の要求は簡単だが、そのうちに、
大人をいれてくださいとか、男女と大人とか、
八回手をたたいたり(八人で集まって)と難解な要求を出す。

大人も手伝いながら、ワイワイ集まるのだが、
そのうちに子供たちの中には、
相手を見つけられず、仲間はずれの子供が出てくる、
その時、ジェフコーチは、
「みなさん困った人がいたらどうするんですか?みんな助けるでしょ。
だから、困っている人がいたら助けてあげてください」と、
すかさずうまいことを言った。

ずばり、Jリーグアカデミーが目指すものは、
ここにあるのだと思った。

子どもたちには、サッカーやスポーツを純粋に楽しんでもらおうと
いうだけではなく、地域の子供たちを、地域住民、学校、親とともに、
未来を担う人間を育てることにあるのだということだ。

各JリーグチームのHPを見てもらえればよくわかるが、
どこのチームもJリーグアカデミーというサイトを設けて、
子供たちへの教育、地域活動へ力を入れていることが分かる。

清水FCを率いていた時代に今のチームから引き抜かれたという、
清水エスパルスジュニアユースコーチが、
「私たちには、社会に出た時に通用する社会性ある
子供達を育てなければならない。
それは、ユース選手だけではなく、地域の子供達へも同様のこと」と話した。

彼には、自分のユースチームだけではない、
地域活動を通した教育にかけた情熱を聞くという、
貴重な体験をさせてもらって心から感謝している。

posted by コンサリスタ |07:58 | ブラジルの話題 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年09月05日

Jリーグアカデミーのないコンサドーレ







子供達の前で講演する黒崎さん



講演の内容です



やはり人気があったのか、サイン責めにあってます。


8月23日から9月1日まで、Jリーグアカデミー海外研修団が
ブラジルを訪問していた。
たまたま一緒に同行する機会があり、参加したが、
U-12,U-15などJリーグの有力チームの下部組織のコーチが
参加する中、コンサドーレの関係者はいなかった。

この海外研修には、鹿島のジュニアコーチを務める
元日本代表FWの黒崎比差支さんも参加していた。

写真は、サンパウロ日本語学校を訪問した時の様子。

よくよく調べてみるとコンサドーレは、
Jリーグアカデミーに参加していないようだ。

http://www.j-league.or.jp/academy/

個々に参加していた日本サッカー協会の理事は、
「Jリーグのチームは、チームから地域に情報発信をしていくと共に
地域の子どもたちへの人間教育をする必要がある」と話す。

非常に面白い研修で、
Jリーグというものを別の視点から捉えることができる
絶好の機会として、本当に素敵な機会であった。

来年は、ブラジルに加え、アルゼンチンなど
もう一度南米を訪れたいという話なので、
コンサドーレの育成担当の方には、
ぜひJリーグアカデミーの海外研修に参加してほしい。

素人がいうのもなんだが、
はた目からみて、いろいろな方にお話を伺った限り、
参加しても絶対に後悔はしないと思う。


posted by コンサリスタ |07:33 | コンサドーレの話 | コメント(0) | トラックバック(0)