エリア８８

　これから静岡へ向けて出発です。はじめての静岡空港ですが、どんな感じなのかな？　残念ながら愛媛戦には行けませんが、静岡から健闘をいのることとします。
　水曜日は名板係を担当。試合中スタンドの中にいるなんてことは普段ではあり得ないことですし、厚別限定の担務ということでいい経験となりました。
　担務の案内はリーダー用のメイルで知らされていたのでリーダー集合時間に行ってしまったわけですが、そんなに早く行かなくてもよかったことに気づいたのは会議の途中でした（苦笑）。まぁ、平日ナイトということでリーダーさんも集合時間に間に合わない人がいて手が足りなかったため、受付を手伝うこととなりましたが、これもいい経験となりました。

　試合の登録メンバーが発表されてから名板の作成に取りかかります。難しいことはありませんが、見映えもあり丁寧に作ろうとすると時間はかかります。作業が終わったのが17時30分前だったかな？　ここから約1時間の休憩となり、この間に弁当などを食べて試合に備えることとなります。
　1時間休憩とはいっても普段そんなに休まないので、早めに現場にいって雰囲気に慣れることとしました。試合前ということで、いろんな人が準備に忙しい様子。選手・スタッフはもちろんのこと、ドールズが、ボールボーイが、フェアプレイフラッグやフラッグキッズがそれぞれの役割に向けて一生懸命準備しているのを目の当たりにして、試合を運営するってのは本当に大変なんだなと思いました。

　18時35分になると潮音姉さんのMCに合わせて名板掲出となります。メインの観客があんなにノリノリでやっているとは思いませんでしたよ。選手（コンサドーレ）の名板はメインスタンドに向けて高く掲げ、それからゴール裏へも掲げてから所定の位置に入れるわけですが、ベンチが邪魔になってゴール裏には見えてないだろうなと思います。でも少しでも見えるようにと頑張ってはいるんですよ。試合直前になると目の前を選手が通過していきます。水戸の選手に「余計なことすんなよ」と念を送ったのですが、通じなかったようです。

　試合が始まると選手交代による名板交換に向けて試合状況を把握することが仕事となります。サッカー協会の人がインカムを持っていて状況を伝えてくれるので慌てる必要はないのですがやはり緊張してしまいます。メインスタンドの中から試合を見るので、視線はピッチレベルでしたが両チームのベンチが邪魔になって見えない部分も多かったです。室内だったので寒さとは無縁でした。試合については録画してなかったので確認できてはいないのですが、やっぱりなぁ～ということがありました。特に前半のコンサドーレの攻撃のときに左サイドから攻めていくとき一度相手ベンチに隠れて状況がわからなくなります。すぐボールが見えて（出て）くるときにはチャンスとなるのですが、時間がかかるとダメということはハッキリしていました。自分でやってやるっていう選手がまだまだ少ないんだなぁと。
　前半は選手交代なしで後半は両チームとも3人の選手交代となったため名板交換もフルに行なうこととなりました。集中する選手交代ではなかったので問題なくこなすことができたと思います。試合終了後、選手がロッカーに引き上げてから名板を抜いて片付け、貼付けてあった選手名をきれいに剥がして担務終了となります。剥がしてる最中に他のCVSの仲間がゴミを集積場へ持って歩いています。自分がゴミを持って歩いている時に、あんな場所で名板の仕事をやっているとは気づきませんでした。また試合中の待機場所の後方ではプレスや来賓の受付をしていていましたし、普段の担務では伺い知ることのできないCVSの仕事っぷりを知ることができたことが、名板という仕事よりも自分にとっては大きかったです。
　でも、やっぱり普段の担務の方が性に合っているかな。