コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2008年09月05日

旅客船のない港町

 東日本フェリーのフェリー運航事業からの撤退というニュースは驚いた、としか言いようがありません。ある意味、福田総理の辞任よりも衝撃が大きいかも知れません(苦笑)。物流のウェイトが苫小牧発着に移っているのが現実とはいえ、室蘭-青森航路の廃止は旅客航路が無くなることを意味します。まだ正式決定ではない、とは言うものの、打開策があるとも思えないだけに相当厳しい状況でしょうね。

 函館から就職で室蘭へやって来たときに感じたのは、同じ港町でも雰囲気がまるで違うということでした。本州への出発地だった函館と工業都市である室蘭、街の持つ性格の違いですから当然のことではありますが、最初は戸惑ったものです。若かったが故に自己の価値観しか受け入れられないという狭量な自分でしたが、(もしかして今も?)いまではどちらの雰囲気も好きですよ。
 室蘭へ移り住んでから航路としては八戸・大洗・直江津・大畑が開設されましたが、1991年に大間航路が休止になると次々と航路が無くなっていき、最後の青森航路も無くなろうとしています。この青森航路は家族でアウェイ(仙台、山形)へ出掛けた時に自動車とともにお世話になっただけに寂しいですね。一度破綻した会社だけに航路を維持しての再建は難しかったのかも知れません。室蘭としては岸壁使用料の減免を行なったりして支援してきたわけですが、撤退という結論になってしまいました。……何処かで聞いたことのある話だな。

 知事杯やJユースのことも途中まで書いてはいるのですが、まずこちらを先に書きました。これからどうなって行くのかは分かりませんが、フェリー航路が廃止になるということはターミナルも閉鎖になるでしょうから、入江開催時の寒さしのぎの場がひとつ無くなるということなんでしょうね。

posted by brains |17:49 | 室蘭 | コメント(0) | トラックバック(0)

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