コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2014年11月11日

工藤(札幌)が参加するベトナムの国際大会とは?(BTVcup)

コンサドーレ札幌 工藤光輝選手 ドンタム ロンアンFC(ベトナム)の一員として大会参加のお知らせ.
 
◆当クラブ所属の工藤光輝選手が、11月7日(金)から19日(水)の間ベトナムで開催される大会、
「International tournament in Binh Duong」に、
クラブ間提携パートナーシップを結ぶドンタム ロンアンFCの一員として
 出場することになりましたのでお知らせいたします。

コンサドーレ公式よりhttp://www.consadole-sapporo.jp/news/2014/11/017908.html


押さえておくべきポイントは3つ
1)協会やリーグ主催の公式戦ではなく、テレビ局主催のクラブ対抗国際親善大会なので工藤(札幌)が参加可能
2)ベトナムVリーグ2014シーズンは8月末に終了しており、来年1月の開幕に向け始動の時期
3)ベトナム代表が11/22に開幕するAFFスズキカップに向け合宿中
 ※(AFFスズキカップとは?:東南アジア最大の国際サッカー大会。日本企業のスポンサー多数)

これだけ分かれば、なぜ工藤がこの時期に参加できたか、お分かりになると思います。
コンサドーレ側の事情は、この際気にしません。
出場機会が少ない中で旅をさせて心を入れ替えてこいってことでしょうか。

ここから先は、いつもの通りw長いので、興味がある方のみお読みください。


"I"が全角になってるのが気になるなあ・・・なんてことはさておき、
Vリーグは現在シーズンオフ中、
ベトナム代表はAFFスズキカップに向け国内合宿中、
レコンビンはVリーグ王者ベカメックスと契約完了、
といった状況のため、少し間を置いていたベトナムサッカー関係で、
私にとっては意外なタイミングで報道が出てきました。
今回は工藤が参加する大会について触れます。


■大会の正式名称
ベトナム語表記「BTC gia?i bo?ng ?a? qu??c t?? truy??n hi?nh Bi?nh D??ng」
英語表記「THE 15 BTV International Football Tournament - Number One Cup 2014」
英語略称「B?nh D??ng (BTV) ? C?p Number One 2014 」
ベトナムサッカーメディアBongDa+よりこちら(ベトナム語)

現地ではBTV Cupと呼ばれているようです。
BTVというのは、「Binh duong TeleVision 」の略称です。
ビンズオン省のテレビ局と言えば分かりやすいでしょうか。
BTV cup の過去記録については、こちら(英語)
なんと!BTVcupの日本語wikiもあるじゃないですか。こちら(福岡サポが作った?)
札幌の提携クラブ、ドンタムロンアンFCも2回優勝してますね。

ちなみに2012年に、J2代表として日本から初めてアビスパ福岡が参加しています。
Jリーグ公式より参加についてこちら
アビスパ公式より結果こちら(予選リーグ 3位で決勝トーナメント進出ならず)

大会名にある「Number One」というのは、ベトナムのエナジードリンク名です。
つまり、主催はBTVというテレビ局。後援(冠スポンサー)がNumber One というわけです。
TAN HIEP PHAT BEVERAGEのNumber One公式サイト。
商品を見たい方は 
1カートンをUS$5.52 くらいで買えるそうです。安っ!


■大会方式
8チームを4チーム×2リーグに分けて戦い、上位2チームが決勝トーナメントへ進みます。

■開催日程:11/7(金)~19(水)

■参加クラブと予選グループ
グループA
 ベカメックス・ビンズオン(ベトナムVリーグ優勝、レコンビンが加入)、
 ドンタム・ロンアン(ベトナムVリーグ11位)←工藤はここに。札幌の提携クラブ★
 BECテロ・サーサナFC(タイ・プレミアリーグ3位、元鹿島の岩政が所属)
 韓国大学生選抜

グループB
 タンクアンニン(ベトナムVリーグ6位)
 SHBダナン(ベトナムVリーグ4位)
 カピシャーバ(ブラジル)、
 エーヤワディー・ユナイテッドFC(ミャンマー協会カップ2連覇(2012-14(13は未開催))、今季リーグ5位)

ドンタムロンアン以外は強豪ばかりです。
シーズンオフですし、代表合宿中(AFFスズキカップ優先)のため、メンバー落ちはしてそうですから、
1月の開幕に向けたプレシーズンマッチのような側面もありそうです。


■この時期に派遣するクラブ側の意図とは?
あくまで個人的見解です。
いずれベトナム1部リーグへ選手を送り込みたいコンサドーレ札幌の意向が汲まれていると思います。
ドンタムロンアンは、ここ数年降格争いに巻き込まれているので、実績のない日本人選手が加入するのは厳しい。
日本人選手より身体能力に優れたアフリカ系選手が多いベトナムVリーグ。
来年から外国人枠が2へ減り(2013は3枠)、日本人選手が入るにはさらに厳しい状況となっており、
日本人選手もかなり使える!というインパクトを残す活躍をしてほしい。

本人が望んだのかどうかは知りません。
しかし、出場機会を少しでも増やすため・・・なんて安直な考えだけで派遣されると思っていたら、
彼は来年の契約はないんじゃないでしょうか。
今この時期に、こういう扱いをされる意味をしっかりと捉え、
次につながる結果と評価を得て、現地の日本人選手の評価も上げてきてほしいと思います。

5~6年前まで、日本人選手が数人しかいなかったタイに、なぜ今では日本人選手が50人以上にも増えたのか。
工藤にとって得るものが大きい、ベトナム行きになるといいな。

posted by sca25 |03:22 | タイ・ベトナムパートナーシップ | コメント(0) |

スポンサーリンク

スポンサーリンク

コメントする