コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2013年12月30日

2014 契約合意選手(公式発表)に古田と宮澤いない

2014 コンサドーレ札幌 契約合意選手について(12月30日現在)
公式サイトで発表されたようで。
こちら


数えてみたら30人。
外国籍選手以外にも誰かいないと思ったら、古田と宮澤がいないですね。

※上記に記載のない選手に関しましては、今後合意次第発表いたします。
ってことなので、まだ合意してないのか。

そんなもんかと思いつつ、気になったので昨年のを見てみた。

あ、やっぱ古田と宮澤がいない。

いつもこんな感じなのかな?エージェント絡み?
そのうち、札幌の選手の契約先を調べてみるとしよう。

「FW 上原 慎也」ってもう違和感ありますね。

posted by sca25 |18:43 | | コメント(2) |

2013年12月30日

レコンビン(コンサドーレ札幌)の2013年をまとめて振り返る【情報募集中】

Jリーグの東南アジア戦略の一環として「コンサドーレ札幌」「レコンビン」の言葉が広まりました。
その記録を残すため、レコンビンの話題を時系列でまとめています。
他にも「これ入れたほうがいいよ」という話題とリンク先(日本語限定)があれば、
コメントに情報をいただけると幸いです。
ニュース系サイトは、時間とともにリンク切れするので、推奨しません。


2012年11月
昨年所属していたハノイFCが2012年11月に消滅
クラブは消滅したが保有権は運営会社が持っていることを主張(2014年シーズン終了まで契約)
クラブ消滅!エースFWレ・コン・ビンが現在の心境を語る

2013年1月
レコンビンは、人気歌手のトゥイ・ティエンとの間に第1子が生まれる。
かつてユース時代からデビュー数年間所属していたSLNA-FC(ソンラム・ゲアンFC)から
1年契約でレンタル移籍のオファーを受け、契約する。
地元は英雄の帰還、晩年をソンラムゲアンで過ごすと歓迎される。
このころ、コンサドーレ札幌はJリーグと連携してタイやベトナムの選手をリストアップし、
レコンビンに絞って交渉をしていた。
コンサドーレ札幌、元ベトナム代表FWにオファー(ベトジョー1/14)
コンサドーレ札幌のレ・コン・ビン獲得オファー、それぞれの思惑(ベトジョー1/14)

2013年3月
Vリーグ開幕戦でレコンビンがゴール。
 英雄の帰還!と地元じゃ大騒ぎになる。
ベトナムのサッカーキング「レ・コン・ビン」の帰還

2013年4月
NHKの東南アジア特集にコンサドーレ札幌が登場する。
Jリーグはアジアを目指す ~生き残りをかけた600億円市場 獲得戦略~

2013年6月
リーグ戦の活躍が認められ、レコンビンが7カ月ぶりにベトナム代表に復帰。
レ・コン・ビンがベトナム代表に復帰、アーセナル戦に出場へ

2013年7月
Vリーグで16節まで14ゴールのパフォーマンスに手応え。
ハノイFC(保有先)は、札幌への移籍に難色を示し続ける。
札幌は、2014年まで残る契約を買い取る金はない
そこで、8月から4ヶ月分の保有権を買い取る形(つまりレンタル移籍)で交渉
8月末までリーグが続くので現所属先のSLNA-FC(ソンラム・ゲアンFC)は難色
契約条項に「本人が同意すれば移籍可能」というのがあった。
最終的に、レ・コン・ビンには月7000USドルで合意?
札幌とハノイFC(orSLNA?)とは14億タイ・ドンで合意?
(金額と3クラブ間の金の流れについては、誤訳のような気がするので、信じないでください。
 そういう動きがあった、という程度の認識でお願いします。)
レコンビン移籍交渉経過まとめ(移籍成立!)(コンサドーレ札幌・ベトナム提携20)


2013年7月22日
コンサドーレ札幌がレコンビン獲得を発表。
レ・コン・ビン選手(ベトナム ゲアン)コンサドーレ札幌へ期限付き移籍にて新加入のお知らせ

2013年8月06日
レコンビンがついに来道!
本日、レ コン ビン選手の加入会見を実施しました!
レコンビン来日当日を追う!英雄の妻トゥイティエンが美人過ぎる件

2013年8月7日
しまふく寮通信で、ベトナムの英雄が「レコンビンくん」「ビンちゃん」呼ばわりされる
ベトナムからやってきたレ・コン・ビンくん

2013年8月15日
レコンビン、練習試合で初ゴール含む2ゴール

2013年8月21日
第30節 vs 愛媛FC戦 88分 左CKからレコンビンが初アシスト。勝利に貢献する。
2013 J LEAGUE DIVISION 2 第30節 vs 愛媛FC
[動画]レコンビン(札幌)動画(youtube)。初出場初アシスト
レコンビン初出場と初アシストがベトナムではどのように報道されたのか?

2013年9月7日
天皇杯で来日初ゴール!
第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦 vs 北海道教育大学岩見沢校
フォトギャラリー2013 天皇杯2回戦 vs北海道教育大学岩見沢校

2013年9月
日経新聞でレコンビン+東南アジア記事が掲載される。以後、何度か。

2013年9月14日
ベトナムフェスティバル2013にレコンビンが登場し、会場にいたベトナムの若者が大騒ぎ
ベトナムフェスティバル2013に レ コン ビン選手 参加のお知らせ
レコンビン(札幌)ベトナムフェス(東京・代々木)レポート(9/14)

2013年9月22日
Jリーグ初ゴール!初警告!初退場!
2013 J LEAGUE DIVISION 2 第34節 vs V・ファーレン長崎
フォトギャラリー2013 J2 第34節 vs V・ファーレン長崎
(動画-youtube)J2 第34節 CONSADOLE SAPPORO vs V・VAREN NAGASAKI 

2013年10月2日
NHK総合で全国ニュースの特集になる。以後、何度か全国ニュース扱いされる。
NHK/「スポーツプラス」内

2013年10月10日
レコンビンがアジアカップ予選でベトナム代表に選出される!
アジアカップ2015 オーストラリア 予選 ベトナム代表 選出のお知らせ

2013年10月24日
住友商事(株)がチームスポンサーになると大騒ぎ!
チームスポンサー「住友商事 株式会社 メディア事業本部」様 2013シーズン新規決定のお知らせ

2013年11月10日
Jリーグ2ゴール目!
2013 J LEAGUE DIVISION 2 第40節 vs ヴィッセル神戸
(動画-youtube)J2 第40節 CONSADOLE SAPPORO vs VISSEL KOBE(youtube)

2013年11月24日
J2最終節vs北九州戦。
試合開始前の始球式をレコンビンの妻トゥイティエンさんが務める。
レコンビンは途中出場し、ゴール正面のFKを右ポストに当てる!(惜しい!)

2013年11月28日
レコンビン、妻のトゥイティエンさんとともに、帰国。
帰国直前、ニセコでトゥイティエンさんと一緒に雪まみれ。

2013年12月14日
レコンビン選手が、日・ASEAN特別首脳会議 ガラディナー(晩餐会)に出席
レコンビン選手が、日・ASEAN特別首脳会議 ガラディナー(晩餐会)に出席


レコンビンの話題を時系列でまとめています。
他にも「これ入れたほうがいいよ」という話題とリンク先(日本語限定)があれば、
コメントに情報をいただけると幸いです。

つづく

posted by sca25 |02:42 | レコンビン移籍まとめ | コメント(1) |

2013年12月30日

レコンビン(コンサドーレ札幌)が来季の移籍先について現地記者に語る

レコンビンの来季の移籍先と契約についての談話を見つけたので、貼っておきます。
ガセ臭さもプンプンしますが、とりあえず。


BongDa.com(2013/12/29_13:26)
Công Vinh:'Cái tình với SLNA quý hơn tiền'
コンビン:お金よりもSLNAの状況の方が大切

PV: 
Anh đã chính thức đưa ra quyết định cuối cùng về tương lai của mình?

Công Vinh: 
Sau buổi tập sáng 28/12, GĐ Nguyễn Hồng Thanh, HLV Nguyễn Hữu Thắng và tôi đã ngồi lại làm việc cùng nhau. 
Lãnh đạo đội bóng muốn tôi ở lại và tôi đồng ý. 
Mùa giải 2014 tôi sẽ chinh chiến trong màu áo SLNA.

記者:
正式に将来に関する最終的な決定をしましたか?

コンヴィン:
12月28日午前中のセッションの後、グエン・ホン・タインCEO、
グエン·ヒュー·タン監督と同席し、私と一緒にプレーするよう求められた。
チームリーダーとして私が残留することに同意するものとします。
2014シーズンは私がSLNAのユニホームを着て戦う。...

※google翻訳も交えて意訳。


まあ、BongDaというメディアを信用するかはともかく、
レコンビンが語った言葉をわざわざでっち上げるとは考えにくい。

で、その証拠を見せようとしたのか、ソンラムゲアンの本気を見せようとしたのか、
妙なものを貼り付けていますね、この記事。
注:リンク貼るのはやめました。

東南アジアは、商習慣も常識も異なる文化圏ですし、
昨日の口約束などいとも簡単に反故にする国々です。
(そのかわり、ガチガチに締結した契約は意外と守る)
真に受けて憤慨すると、平和ボケしてるか
ASEANをナメてる日本人と思われるだけでしょうから怒る価値もないのですが、
ここまでやる対応に対して
「レコンビンを絶対に渡さない」という強い意志だけは感じ取りました。

なので、私が抱える感情はただ1つ。
今季のVリーグで十数年ぶりにベトナム人得点王を取り、
レコンビン自身の市場価値を上げてほしい。


Jの夏の移籍登録期限が7月末なので、
2015年シーズンまで飼い殺しになってしまうかもしれませんが、
8月のベトナムVリーグ終了後に買い取ってしまいましょう。
SLNAは、主力が数名離脱して選手層が薄くなってるので、チームの状況が改善しなければ、
今季のように7月中に手放すチャンスが生まれるかもしれません。


ところで、契約交渉中の相手と合意に達しなかった場合、
コンサドーレの公式サイトで発表されるのでしょうか?されるわけないか。
地元メディアにタレ込んで発表ですね。

posted by sca25 |01:53 | レコンビン移籍まとめ | コメント(1) |

2013年12月29日

レコンビン(コンサドーレ札幌)故郷のチームに来季残留を表明。札幌の契約交渉失敗!

レコンビン(コンサドーレ札幌)が所属元のソンラムゲアンFCへの残留を表明しました。

「しかし、今朝の会議で、ビン(レコンビン)は故郷のチームのために残留する意思を表明した。
このビンの非常に勇敢な判断は賞賛に値する。
ビンは、チームのために個人の利益を犠牲にしています。」
” Thế nhưng, trong buổi làm việc sáng nay, Vinh đã bày tỏ nguyện vọng sẽ ở lại vì đội bóng quê hương. Đây là hành động rất dũng cảm và đáng khen ngợi của Vinh. Vinh đã dám hy sinh quyền lợi cá nhân vì quyền lợi của cả tập thể”.

12/28のベトナム最大のサッカー情報サイトBongDa.comより、このような報道が。
BongDa.com 2013/12/28 14:58 


ソンラムゲアン(SLNA)の公式facebookにも以下のような発表が。
xác nhận, sáng nay 28/12, Công Vinh đã đưa ra quyết định cuối cùng.
 Vì đội bóng quê hương, anh từ chối lời mời của Sapporo, ở lại phục vụ SLNA ít nhất 1 năm cho đến khi hết hợp đồng sau đó tính tiếp tương lai của mình...
今朝12/28に確認し、コンビンは、最終的な決定を下した。
彼は次の契約は、故郷のチームのために、彼の将来を考え、SLNAに少なくとも1年残り、札幌のオファーを拒否した。
ソンラムゲアン(SLNA)の公式facebook

公式にレコンビンの談話を載せたということで、さすがに決まりかな。
ここまで言って、やっぱ札幌に・・・というのは誰も幸せになりませんからねぇ。


って書いていたら、ベトナムフットボールダイジェスト(日本語)にも。


昨シーズン、ソンラムゲアンが首位争いして自分も得点ランキングトップだったのに
終盤残り1か月で日本へ移籍してしまい、優勝も得点王も逃したことが、
ベトナム国内でのスターとしての評価を上げ損なった感じはしますし、
来季大活躍して、契約満了を経てJクラブへ移籍するという筋書きかな。

フリーになったらJ3クラブも一部のJ2クラブも黙ってないでしょうから、
もう札幌へ来ることは無い気がします。
交渉にはのってくれそうですが、そのときのクラブの状況次第でしょう。
札幌が二列目の層が厚くなるような補強をして、
出場機会が危ういというのも一因としてありそうですけどね。


来季における市場拡大と事業規模拡大の最大のチャンスを失ったことで、
広告費収入を過去最大にする機会がなくなりました。
来季も3億未満の強化費と11億前後の緊縮財政でいってほしいものです。
強烈な親会社クラブが2減1増したことで、
今年よりは昇格のチャンスと判断するのも間違いではないですが、賛同しかねます。

昇格しないと経営が成り立たないとか、強ければ客が増えるとか、
過去に失敗したベクトルと別な価値観が一気に生み出せる(正確には世に広まる)チャンスだっただけに
相手あってのこととはいえ、非常に残念な結果に終わりそうです。


ここで締めてしまうと、レコンビン獲得が幻だったような印象で終わってしまうので、
少し持ち上げておきます。
レコンビン獲得後、札幌の東南アジア連の報道がNHK全国や日経を中心に数多く出ました。
サッカーメディア以外で、これだけ多くの報道されることは非常に貴重で、
それらのメディア露出を広告料に換算すると、億を超えるものでした。

Jリーグが2012年1月から始めた東南アジア戦略において、
1年目はJリーグがASEAN諸国と提携、2年目は事業面での連携を開始、
3年目以降に選手獲得や放映権収入(現在はほとんど無料)獲得というプランのようです。
そこで、親会社クラブを差し置いてJ2のコンサドーレ札幌が1年半で選手獲得に至ったことは、
多方面で高い評価を受けています。
今後東南アジア選手獲得が少しずつ増えていくと思いますが、
そのときに札幌+レコンビンの事例が扱われるのはとても大きい。
どんな業界でも「最初」と「No.1」はとても重要ですから。

posted by sca25 |14:58 | レコンビン移籍まとめ | コメント(1) |

2013年12月28日

ソンラムゲアン社長、移籍金50億ドンでレコンビンの移籍を容認か!?

SLNA chấp nhận bán Công Vinh với giá 5 tỷ đồng 
SLNAはコンヴィンの移籍金50億ドンを受け入れる
というタイトルの記事がソンラムゲアン公式に載っています。
ソンラムゲアン公式より(ベトナム語)
※50億ドン≒約25万USD≒約2500万円

これは、ソンラムゲアン公式のfacebookにも転載されています。
ソンラムゲアン公式facebook(ベトナム語)

ソンラムゲアンの公式サイトや、公式facebookにこういう記事が載るのは、
状況が進んでいる証拠ですね。

でもこの記事、BongDa.comにも載ってます。これが公式にも載った元記事かな?
BongDa.com(ベトナム語)2013/12/27 

そのBongDaの記事を一部翻訳したのが、こちら。
ベトナムフットボールダイジェスト(日本語)

なお、最初の記事のホー・バン・チエム最高経営責任者のインタビューは、
以下のような言葉で締められています。
Được biết, trong tháng 1, lãnh đạo SLNA - Công Vinh và CLB Sapporo sẽ có cuộc gặp gỡ để giải quyết dứt điểm chuyện đi hay ở của Công Vinh.
SLNAの代表者はヴィンの問題を解決するための会議を札幌のクラブと1月に持つことになります。

というわけで、レコンビンとの移籍交渉は越年決定のようです。


Sông Lam Nghệ An muốn bán Công Vinh với giá rất cao.
ソンラムゲアンはヴィンを高い値段で販売したい。
なんて記事も出てますね。
BongDa.com(ベトナム語)2013/12/27 

ソンラムゲアン公式には、レコンビンの最新インタビューが掲載されています。
Công Vinh: “Tôi đang đứng trước lựa chọn rất khó khăn” 
コンビン:「私は非常に困難な選択の前に立っています」
ソンラムゲアン公式 2013/12/26


翻訳は、こちらでどうぞ
google翻訳

posted by sca25 |08:57 | レコンビン移籍まとめ | コメント(0) |

2013年12月27日

サッポロ・プレミアムカップ2014inベトナムVリーグ開催なるか?

ベトナム・Vリーグの日程が発表されました。
■EXIMBANK V-League 2014 
第1節:1/11(土)~12(日)
第22節:7/5(土)~6(日)
(約1か月の中断)
第23節:8/2(土)~3(日)
第26節:8/24(日)
※W杯は2014/6/13(金)~7/14(日)なので、中断期間はあまりかぶってません。

来季はリーグ戦が1月から始まるため、ベトナムでキャンプを行い、
現地のクラブと練習試合という可能性は非常に低いですね。
キャンプ期間中に「サッポロ・プレミアムカップ2014」というのを期待していましたが、
タイミングが合いませんでした。
2013年は開幕が3月だったので、2014年も可能と思っていたのですが、残念。

J2はW杯期間中も突っ走るので、シーズン中も期待できません。
W杯決勝の7/14前後なら?・・・ないですね。
なお、J1はW杯期間中は中断するので遠征可能です。川崎はほぼ決定のようです。


■参加チームは13チーム
 1 ハノイT&T(昨季優勝:ACL予備予選参加)
 2 SHBダナン
 3 ホアン・アイン・ザライ
 4 ソンラム・ゲアン
 5 タインホア
 6 XMVハイフォン
 7 ドンナイ
 8 ベカメックス・ビンズオン
 9 ドンタム・ロンアン(コンサドーレ札幌提携先★)
10 シマン・ビッサイ・ニンビン
11 QNK Quảng Nam(昨季2部1位)
12 Than Quảng Ninh(昨季2部2位)
13 Hùng Vương An Giang(昨季2部3位)

(昨季シーズン中に1つ消滅したり閉幕後に1つ消滅したり、
 いろいろあって奇数になってしまいました。)


リーグの開催情報はこちら(ベトナム語-VPF公式)。


■toyota・タイ・プレミアリーグ2014
開幕は2/22を予定。
クラブ数が18から20に増えるため、終了が2013年の11/3より遅くなる可能性が高い。

タイ・プレミアリーグの冠スポンサーになるくらい力をいれているだけあって、
開幕が2月下旬なことも幸いし、名古屋(TOYOTA)が動きました。

名古屋グランパスは、2013シーズンに続き、
2014春季キャンプをタイ王国のチェンマイにて実施し、
また、2014年2月15日(土)にバンコクにて開催されます、
国際親善試合「トヨタプレミアカップ2013」に
前年大会の優勝チームとして出場することが決定しましたので、お知らせいたします。
http://nagoya-grampus.jp/information/pressrelease/2013/12262013-25.php

他にもいくつかJリーグからキャンプを張るチーム(磐田(YAMAHA))があるので、
それに乗じてコンサドーレもタイ・キャンプへ行くのがよいと考えていましたが、
提携先のコンケーンはバンコクから遠いこともあり、
時間のロスなどを考慮してタイキャンプは断念したようで。

posted by sca25 |00:44 | タイ・ベトナムパートナーシップ | コメント(0) |

2013年12月27日

9番はレコンビンの背に?⇒「CV9」

レコンビンの移籍交渉について、
VPF(ベトナム・プロフェッショナル・フットボール=Vリーグ)公式サイトに、
興味深い記事が貴重な写真付き(札幌の選手と一緒)で掲載されていたので、
リンクを置いておきます(ベトナム語)

ベトナム最大のサッカー情報サイト、BongDa.comでもかなり具体的な話が出てます。
BongDa.com.vnはこちら。(ベトナム語)

もう翻訳と意訳はめんどくさいので、読みたい方はgoogle翻訳(ベトナム語→日本語)に貼って、意訳してください。
google翻訳(ベトナム語→日本語)

明日あたり、ベトジョーが運営するベトナムフットボールダイジェスト(日本語)にも載ると思います。
「・・・と、BongDaが報じた。」という感じで。
ベトナム・フットボール・ダイジェスト(日本語)

「CV9」の誕生が近付いてるような気がします。

posted by sca25 |00:39 | レコンビン移籍まとめ | コメント(0) |

2013年12月26日

コンサドーレ札幌って営業黒字になったことあるの?

「コンサ黒字見通し」道新Webより
メディアが発信するタイトルは、これで十分だろう。

■年度別、営業利益(損失)と経常利益(損失)
      営業利益 営業外収益 営業外費用 経常利益
H17(2005/J2) -136,506 205,717  11,804   57,406
H18(2006/J2) -350,679 210,404  13,779  -154,055
H19(2007/J2) -186,686 207,514  13,194    7,633
H20(2008/J1) -151,728 169,945  26,532   -8,314
H21(2009/J2) -135,446 120,981  11,127   -25,592
H22(2010/J2) -234,512 127,695  10,307  -117,124
H23(2011/J2)  -84,359 115,596   9,204   22,033
H24(2012/J1) -119,900 104,641  18,889   -34,148
H25(2013/J2)  -64,197  92,405  19,208    17,208(予算)
※北海道フットボールクラブ有価証券報告書より

分かっている範囲で、2005~2012年で営業黒字になったことは無い。
(過去にはありそうだが、資料は見当たらず)
強力な親会社のないクラブの宿命のようにも思えるが、
営業赤字で営業外収益が1億円を超えるJクラブは、新潟、札幌の2つだけ。
とはいえ、クラブの営業収益の3分の2が広告料収入で占める
千葉、京都、徳島、大宮のような親会社クラブと比較しても意味は無い。

2013年度は債務超過を2年かけて無くす予算を組んだが、
それが今期どこまで減らせたのか、
経常利益が予算に達したのかを基準に評価すべきであって、
経常赤字or黒字かを基準に評価するのは誤りと私は考えている。

つまり、経常黒字にするのは当たり前で、経常利益が予算未達であれば、
来期は今期以上にハードルが上がり、より一層厳しい経営が必要になる。
予算を達成できれば、少しは攻めに転じる余地がある。
そう捉えている。
それが分かるのはしばらく先だ。

国内の経済状況や少子高齢化など、厳しい条件が増しており、
クラブはよくやっている方だと思う。
でも「よくやっている」だけでは債務超過は解消できない。

そんなときパートナーにできることは?
やるべきことは明確だし、計画的、戦略的に行動するのみ。
考える段階は、すでに終わっているのだから。


余談。
今年2月のサポ集の議事録出てませんね。
あれは、世に出せないか。。。

posted by sca25 |02:33 | コンサドーレ経営状況2013 | コメント(2) |

2013年12月24日

Jリーグが地上波で放送されない理由とは?(その9/時間帯)

前回までの記事
Jリーグが地上波で放送されない理由とは?(その1)
Jリーグが地上波で放送されない理由とは?(その2/神奈川・千葉は放送ゼロ)
Jリーグが地上波放送されない理由(その3/札幌vs北九州どっちが放送多い?)
ホームゲームの地上波放送回数は規制されているの?(地上波分析その4)
Jリーグが地上波で放送されない理由とは?(その5/地上波と放映数規制)
地上波のホームゲーム市場(Jリーグが地上波放送されない理由その6)|
Jリーグが地上波で放送されない理由とは?(その7/制作費)
Jリーグが地上波で放送されない理由とは?(その8/CM単価)
Jリーグが地上波で放送されない理由とは?(その9/時間帯)

J1の地上波放送回数
J2の地上波放送回数


■時間帯
全国ネット系列局は、キー局が押さえている時間帯(朝の情報番組帯、昼のワイド帯、ゴールデン)は
Jリーグの放映は絶対にしません。
キー局の広告が日本中で見られるコンテンツに載ることが大前提なのに対し、
Jリーグ(地域密着)はそのビジネスモデルに相反するからです。

5月に開催された20周年記念試合(浦和-鹿島)で手の込んだ演出を行いましたが、
地上波放送全国放送は適わなかったのが好例(放送したのはNHK-BS1/テレ玉)。

さらに、土日の17時頃~25時頃までは、Jリーグの試合を全国ネット地上波で放映する可能性はない。
夏場の試合時間は夜間帯(18時頃~21時頃)ですから、この期間は系列局での放送の可能性はほぼゼロ。
(札幌の夜間試合は年に数回ですが)
放送許諾料をいくら安くしようとも、テレビ局としては広告料収入が入ることが求められ、
広告代理店としては広告価値を全国規模で確保しつつ広告料収入が入ることが求められますが、
そもそもビジネスモデルがあってない以上、リーグ戦の放映をキー局に求める意味はありません。

念のため調べたところ、今年系列局で夜間に放映したのは、1試合のみ!(それでもすごい!)
第23節8月28日(水)19:02 清水4-3鹿島アイスタ 静岡放送(TBS系列)

つまり生中継するには「土日の12時頃~17時頃」で「キー局の放映がない時間帯」しかありません。
「深夜帯に録画中継を~」とも考えましたが、結果が速報で伝播した状況で放送しても、
放送する側としてはあまり旨味はありません。

この問題に関係なく土日の夜に放映できるのがキー局の影響が無い「独立U局」の強みです。
なので私の結論は、キー局は全力で無視して、
独立U局やケーブル局向けの放送使用料を下げつつ回数とエリアを増やすことと考えています。
下げなくたって、放送している局はありますし。

あとは、試合を90分流しても、広告を放送する枠が少ないのがネックなので、
特にサッカー専門番組以外で3分ハイライトを10分くらいまで流せる料金体系や制限にした方が、
「サッカーに興味ないけどスポーツニュース見ちゃう層」への波及効果は高いと思います。
サッカー専門番組は、地元クラブを応援する人しか見ない番組になっているのが、実にもったいない。
(クラブ応援番組のツボは、試合映像ではないとも思います)

全国ネット系列局に対しては、3分無料マスタテープを選手が抱えて、
地方局の情報番組に営業行けばいいのにと思います。
実際に試合に出た選手が解説するのって、意外なほど刺激的で盛り上がります(かつてそんなイベントを経験しました)
選手のトークがうまいことが必須ではありますが、棒読みしかしない選手を鍛える期待も込めて述べてます。

・一定回数以上放映したら割引く(5回放映したら6回目以降半額など)
・録画は割引く(昼の試合を深夜に放映する場合など。二次利用だと3分の1。)
・もっと狭いエリアに限定して格安の放送を展開する(NHK札幌で放送せず、NHK函館で放送するなど)
・10分くらいの長いハイライトを野々村社長が解説する(5分+5分で間にCMを入れられるように)

でも、スカパーやNHK-BSでじっくりハイライト番組をやっている以上、
コアな視聴者層=これらを見た視聴者が、その後の時間帯で放送される
民放地上波のハイライトを見るかと言うと、あまり見られない。
それ以外の視聴者層で、視聴率を底上げできるかというとかなり厳しい。
結論は、サッカー専門のハイライト番組ではNGで、
民放地上波のスポーツ番組にねじ込むしかないんじゃないかなあ。
でも速報Jリーグゴールハイライトは、20分くらいでコンパクトにまとまっていて、
全国ネットに安売りできそうなのは、アレくらいですね。
全国ネットに安売りじゃあダメか。やはりクラブがある地方局と独立U局に安売りの方が、
単純に放送回数が増えて、広告価値高しと位置づけられるかもしれません。
む、難しい。


以上を踏まえて、motoさんのコメントに対するリプライ。

>ここからは個人的考えですが、一ついえるのは「放映権料を増やす」、「放映権料で稼いで分配金を」というよりも、
>そこで儲けなくてもいいから「地上波はあくまでプロモーション用に使わせてもらう」くらいな発想でもいいんじゃないでしょうか。

ご指摘の通り「地上波はあくまでプロモーション用」とどこまで割り切れるかがカギのような気がします。
しかし、90分の試合放送は、やはり放送枠と経費と広告料のバランスが悪すぎて、かなり厳しい。
プロモーション用の編集済み映像をパッケージ売りするならいけそうな気がします。

10分くらいで、決勝ゴールのみにまとめた映像なら、売れそう・・・いやキツイか。
1社だけでなく、朝放映する局、深夜に放映する局、昼に放映する局など、
同じ映像を時間帯別、局別に安売りで広告斡旋or無料でJリーグが自社提供する。
そうすれば、1社提供でもいけそうですし、時期によってはJリーグの自社提供でもよいかも。
それでも年間通せば、数億円のプロモーション費用がかかりそうですが。。。
ここを割り切れるかなあ。

>クラブの地元だけでなく全国展開するような大手だって、40クラブで毎週末20試合全国各地で試合があって、
>全てローカル放送ありとは行かなくても、10数試合規模で全国各地で放送されてるとなれば広告露出機会としては結構なボリュームです。
>現状Jトップパートナーは1億らしいですが、「それだけ写るなら2億出してもいい」
>「4億出すからウチだけLED看板の表示時間を10分余計にくれ」と言う
>野心的なところも出てくるかもしれません。

この考え方は、正しいと思います。
ただし、それを「90分の試合」となると、かなり厳しい。

独立U局の放送回数が多いのは、彼らのビジネスモデルと合致していることと、
低価格なこと、キー局の影響がないことが要因だと思いますが、
それでは、神奈川やちばで放送されないのはなぜか?

独立U局以外の全国ネット系列局には、キー局が押さえる「時間帯」という壁があります。
これらの放送回数が多いのは、清水9回、磐田4回、名古屋4回、松本5回、岡山4回です。
これら以外の「その他地方局価格」の地域で放送されないのはなぜか?

この辺の課題を解決するカギは、ご指摘のとおり、
>「地上波はあくまでプロモーション用に使わせてもらう」くらいな発想
などだと改めて強く思います。

posted by sca25 |00:01 | Jリーグ地上波放送分析 | コメント(2) |

2013年12月23日

一連の小野伸二報道で広告効果はどのくらい?

報道から三日経過し、さすがに水差してもよい空気になってきたようなので、
今回の報道と広告効果について分析します。

今回の小野獲得記事を見て、野々村社長はつくづくメディア戦略に長けた人だと思う半面、
海外じゃこんなの日常茶飯事だよなーと思いました。 

半年(?)におよぶ本田-ミラン報道でどのくらいの広告効果を得たのか理解してる人は、 
「J2の」札幌にしては、うまいことやるじゃん、と感じたはず。 
さて、一月に小野獲得なんて99%ありえません。 
(残りの1%は、私の想像を超えたレベルで事態が進んだとき。)

1)五月までシーズン中なので、移籍金発生(5000万円以上?)。 
2)ウエスタンシドニーの、マーキープレーヤー(サラリーキャップ選手)。 
3)そんな状況を黙らせるくらいの札束を積んでも、費用対効果は低い。 

とはいえ今回の件、社長含め関係者は誰もウソついてませんし、 誰も損していません。 
(メディアの加筆修正はあるようですが)

コンサ→メディアで大きく扱われる
小野→小野自身のメディア波及効果と市場価値の確認
WSW→日本への宣伝


今回の広告効果を、広告料に置き換えた場合いくらになるのか算出しました。

新聞
1)道内版スポーツ紙の一面を飾る 
2)道内一般紙にも扱われる 
3)スポーツ各紙に扱われる

インターネット
1)Yahoo!、googleなどのスポーツトップニュース扱い
2)各サッカーメディアで扱われる。
3)上記を元に、SNSなどへ拡散
4)ご丁寧に現地からの否定報道もYahoo!トップに載る

細かく拾うとまだまだあるのですが、
これらをそのまま広告料をかけて掲載した場合、概算で1千万円を超えました。

つまり、広告制作費をかけずに、関係者によるタレコミと、
適切なタイミング(スポーツ開催がない金曜日)に報道したことで、
見事にインターネットメディアを通じた情報の拡散が発生。
それにより、世間に与えた「コンサドーレ札幌」の印象は上がったのか?下がったのか?
小野の話題で踊らせて、 無謀な予算編成とJ1昇格宣言をぼやかしてしまいました。 
とはいえ、強烈な親会社クラブが2減1増の来季に勝負をかける気持ちは理解できますから、
露骨な無理はせず、今年の路線を続けてほしいと思います。


なんてことを20日(金)の昼に思ったのですが、水を差すので自重しておりました。
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損」ですから。
契約切れて無料で夏に獲得するならアリかもしれませんが、争奪戦が発生。
年俸がつりあがることで、たとえ移籍金がかからなくても、
費用対効果の面で大きな利益には繋がらないでしょう。


以下、Aリーグきちんとを調べていなかったので備忘録として。
冠スポンサーがついてヒュンダイ・Aリーグになってる(韓国の現代自動車)。
4月中旬までレギュラーシーズン、以後5月頭までファイナルシリーズ。
サラリーキャップ制(210万A$)がある。
1人だけ枠を超えてよい「マーキープレーヤー(marquee player)」制度がある。
小野が所属するウェスタン・シドニー・ワンダラーズは昨年レギュラーシーズン1位。
ファイナル決勝で負けて準優勝。

posted by sca25 |02:51 | 北海道メディア分析 | コメント(4) |