コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2014年09月27日

連帯貢献金で数千万が古巣に!香川ドルトムント完全移籍!古巣が潤う連帯貢献金とは?

連帯貢献金で数千万が古巣に!香川ドルトムント完全移籍!古巣が潤う連帯貢献金とは?ールを決めた香川真司。
ドルトムントからは、マンチェスター・ユナイテッド側に移籍金800万ユーロ(約11億円)が支払われるという。

香川真司がマンチェスター・ユナイテッドへ加入したのが、2012年7月1日。
そこからの4年契約で、移籍金は1600万ユーロ(当時のレートで約16億円)。
ユーロで言えば、800万ユーロの差額が云々という話もあるだろうが、
今回もまた移籍金つきの海外移籍ということで、
前回の移籍時でも話題になった「連帯貢献金」について整理しておこう。


■Solidarity Contribution(直訳すると、連帯貢献)
選手が海外移籍をすると、12歳になるシーズンから23歳のシーズンまでに所属した
全てのクラブに対し、連帯貢献(金)を配分しなければならない。

■補償が発生する条件
・選手が別の協会に所属する別のクラブへ移籍する場合(すなわち国際移籍)
  (i.e. international transfers).
・連帯貢献金は、新しいクラブによって選手の古巣へ支払われている限り、
 プロのキャリア全体を通して支払われます。

■計算方法
A)12歳のシーズンから23歳のシーズンまでのトレーニング年数(最大12シーズン)
 (where this player played between the ages of 12 and 23. )
B)移籍補償(いわゆる移籍金、違約金)の5%を、按分
 (distribute 5% of this transfer compensation)
C)12歳~15歳までの4シーズンは、按分総額のうち1年当たり5%(=違約金の0.25%)
 (from the season of his 12th until the season of his 15th birthday, ...
   i.e. 0.25% of the total compensation.)
D)16~23歳までのシーズンは、按分総額のうち1年当たり10%(=違約金の0.5%)
 (As from the 16th birthday of the player, ... i.e. 0.5% of the total compensation.)


というわけで、香川の今回の事例を、香川の所属先別にいくら請求できるのか?
についてまとめておきます。

■香川の所属歴と年齢と連帯貢献金の計算()日本円は13
年度 年齢 所属クラブ    比率 連帯貢献金(?)
2001年 12歳 FCみやぎバルセロナ 0.25% 20,000EUR  
2002年 13歳 FCみやぎバルセロナ 0.25% 20,000EUR  
2003年 14歳 FCみやぎバルセロナ 0.25% 20,000EUR  
2004年 15歳 FCみやぎバルセロナ 0.25% 20,000EUR  
2005年 16歳 FCみやぎバルセロナ 0.50% 40,000EUR 
=======================
                    120,000EUR = 約1644万円

2006年 17歳 セレッソ大阪 0.50% 40,000EUR  
2007年 18歳 セレッソ大阪 0.50% 40,000EUR  
2008年 19歳 セレッソ大阪 0.50% 40,000EUR  
2009年 20歳 セレッソ大阪 0.50% 40,000EUR
=======================
                 220,000EUR = 約3014万円

2010年 21歳 ボルシア・ドルトムント 0.50% 40,000EUR 5,560,000
=======================
                    40,000EUR = 548万円

2011年 22歳 ボルシア・ドルトムント    
2012年 23歳 ボルシア・ドルトムント    
2013年 24歳 マンチェスター   
2014年 25歳 マンチェスター  

というわけで
中学~高校年代で所属したFCみやぎバルセロナには、約1644万円を請求する権利があり
高校~20歳までいたセレッソ大阪には、約3014万円を請求する権利がある。
請求先は・・・ボルシア・ドルトムントです。


連帯貢献金は、権利が与えられるだけで、自動的には払ってくれません。
所定の文書を作成し、移籍先から請求することになります。
決まったルールに則って手続きするので、。
日本での事例が少ないので大変そうですが、請求する価値はありますね。

posted by sca25 |04:52 | 連帯貢献金 | コメント(0) |

2014年09月27日

レコンビン率いるベトナム代表が明日来日!AFFスズキカップに向け大阪で強化合宿

AFFスズキカップ 2014に参加するベトナム代表が、強化合宿のため9/28に来日します!
大会前の強化合宿として、大阪(J Green堺)で9/28~10/16までのおよそ3週間滞在。
ベトナムの英雄レコンビンも再来日します!


来日メンバー30名が9/26にベトナムサッカー協会(VFF)から発表されました。
U23ベトナム代表を率いてアジア大会をベスト16で終えたばかりの三浦俊也監督も、
数日後に合流する予定。

注目のベトナム代表候補には、日本ではおなじみとなったレ・コン・ビンの名前が!
ベトナムサッカー協会が発表した候補リストはこちら

アジア大会ベスト16で敗れた(でも予選で強豪イランに勝った!)U23ベトナム代表からは、
Mac Hong Quan(マック・ホン・クアン。22歳。チェコの強豪スパルタ・プラハの下部組織出身)ら、
7人が選出されている。
(オーバーエイジのVU Minh Tuan も入れたら8人)
30歳過ぎの選手が Le Tan Taiの1人しかおらず、全体的に若い選手を選出したようだ。

練習試合の予定も発表されています。(10/7追記)
10/8(水)15:00 KO(45分ハーフ予定)
  全日本大学選抜vs ベトナムA代表 於)J-GREEN堺(S5予定)
  全日本大学サッカー連盟のリリースより

10/11(土) 13:00 TM  
  ヴィッセル神戸vs.ベトナム代表@いぶき 
  神戸の練習スケジュールより

10/15(水)13:00 練習試合
  京都サンガ vs ベトナム代表(@東城陽(サンガタウン城陽(=東城陽グラウンド))
  京都の月間スケジュールより

個人的に注目している若手選手の1人、
先日のNutifood cupでU19日本代表を切れの良いドリブルで苦しめた
U19ベトナム代表エース NGUYEN CONG PHUONG は、選ばれず。
U19代表勢は、まだA代表には早いということか。
・・・と思ったら、10/9から開催されるAFC U19選手権があるからですね。
そこで活躍が認められれば、AFFスズキカップ合流するのでしょうか?


ベトナムならではの、予備知識。
今回の日本遠征にあたり、出発が2組に分かれているそうです。
南部地域のチームの選手たちは、ノイバイ国際空港から出発。
北部地域のチームの選手は、タンソンニャット空港から出発。
南北で縦長なベトナムならではですね。


★AFFスズキカップとは・・・?

2年に1度開催される、東南アジア最強の国を決める大会。
今回は11/22~12/20まで開催される。
その盛り上がりは凄まじく、どの試合も大勢の観客が詰めかけ、決勝は10万人のスタジアムが埋まったりする。
東南アジア各国で生中継され、視聴者数も凄まじい。

組み合わせは以下の通り。
グループA(ベトナムで開催):ベトナム、インドネシア、フィリピン、予選2位のチーム
グループB(シンガポールで開催):シンガポール、タイ、マレーシア、予選1位のチーム
(予選は10月に開催し、東ティモール、ブルネイ、ラオス、カンボジア、ミャンマーが出場)
上位2チーム同士の決勝トーナメントからは、ホーム&アウェイ方式。

前回の2012年では、シンガポールが3大会ぶり4回目の優勝を飾っています。(準優勝はタイ)
ベトナムは、グループリーグでまさかの3位敗退。
今回の大阪合宿を経て、AFFスズキカップへ向け準備万端で乗り込もうというわけですね。
ベトナムVリーグは8月に終わっているので、コンディションを高める狙いもあるようです。

posted by sca25 |03:51 | VPF2014ベトナムVリーグ | コメント(2) |

2014年09月26日

ドイツ・ブンデスリーガのフロントも認めた松本山雅・アルウィンの素晴らしさ

ドイツ・ブンデスリーガ フォルトゥナ・デュッセルドルフのクラブ職員として活躍した日本人、瀬田元吾さんが、
松本山雅のホームスタジアム、アルウィンについて触れています。

私がウダウダ書くより、こういう立場の人が見た松本の凄さについて、
良記事があるので、是非一度ご覧下さい。

試合そのもの、サポーターの多さといった要素以外について、
瀬田さんの視点から見た素晴らしさってのが、伝わってきます。

鳥肌クラブ松本山雅(前編)

Jリーグが望むクラブ松本山雅(後編)

印象に残った言葉
「正直、僕たちは何もしてないんだ。サポーターの皆さんが、クラブ育て、サポーターを増やしてくれたんだ。」

posted by sca25 |08:23 | AWAY遠征 | コメント(0) |

2014年09月24日

(質問)J2でおすすめのスタジアムはどこですか?⇒答え松本のアルウィン

「Jリーグでオススメのスタジアムは?」 と聞かれたら 一番は松本のアルウィン  
二番は札幌ドーム と答える。 

松本のアルウィンは是非一度行ってみてくれと言いたくなるスタジアムだ。

1)球技専用なので、陸スタより見やすい
2)座席の位置がピッチより高いため、最前列でも見やすい
3)スタジアムグルメが充実し、地元の名物が多い
4)ビールが緑
5)アウェイゴール裏以外、全方位を囲むようにして松本サポで埋まってるアウェイ感
6)ゴールを決めたら全員がタオルをぐるぐる回す形式美と迫力と一体感
7)試食のスイカがうまかった
8)国宝の松本城を攻め落とせば松本観光は制覇したも同然
9)松本は長野県ではなく信州です
10)新宿から約2時間半(スーパーあずさ)

こんなところだろうか。

ただサッカーを見に行くだけでなく、
せっかく行くのだから観光と食い道楽を満喫する性質なので、
いろいろな要素が必要なのです。
サッカーはおまけくらいの位置づけ。

逆に私がアウェイへ行かないケースは・・・
陸スタ、歴史的建造物が日帰り圏内にない、
メシがチェーン系ばかりで特色がない、スタジアムを1周できない
といったところですね。

そんなわけで、今年もまた松本へ行くことにしました。
温泉、メシ、松本城、列車・・・と、たんまり現地へ金を落としてまいります。
スポーツ・ツーリズムです。
サッカーはおまけです。


札幌ドームは世界的に見ても唯一無二の稀有なスタジアムで、 
試合前に設備を見て回るだけでその凄さに圧倒される。 
試合直前に来て試合を見るだけなんて、もったいない! 

松本のアルウィンと札幌ドームは、
試合をほとんど見なくても、十分楽しめて元が取れるスタジアムだ。 

そういった気付きを得られるかどうかが、 
J2を楽しめるか、スポーツツーリズムを満喫できるかの 
分かれ目のように思える。 

アウェイチームのユニフォーム着て、メインスタンド側のスタグルを楽しめるくらい
殺伐さとは無縁で、どこか牧歌的で、のどかなJ2ってのが今の私には合っている。

松本が楽しみである。

posted by sca25 |02:19 | AWAY遠征 | コメント(2) |

2014年09月24日

ベトナムVリーグ関係者が来日して視察してました(横浜日産スタ)

今日、日産スタジアムへ、ベトナムVリーグ関係者が視察に訪れているのを偶然出くわしました。
Jリーグ・アジア戦略室の方が説明しながら移動していたので、声をかけるスキがなく、ちと残念。
「ドンタム・ロンアーン!」とか叫んでしまおうと思いましたが、
横浜の地でそれをやるのは場違いすぎたので自重。
一目見て、ベトナム人だと気付いたのは、見る目が養えてきたってことにしておこう。

今回の目的と様子について、Jリーグとjsgoalに落ちているので、
Jリーグ・アジア戦略について興味ある方は、ご一読ください。


★ベトナムリーグ来日のお知らせ [ Jリーグ ](14.09.18)

このたび、2012年にパートナーシップ協定を締結したベトナムリーグ(Vリーグ)が、
Jリーグ、JFAおよびJクラブの視察を目的に、来日することとなりました。
2012年のリーグ間提携以降、強く来日を希望されていたVリーグの来日を心より歓迎し、
今後ますますの友好関係を構築しながら、両リーグの発展のために活動を継続していく予定です。

【概要】
■日時(予定):9月19日(金)~9月23日(火・祝)
■来日メンバー:Vリーグ関係者、Vリーグクラブ関係者、メディア関係者 計32名
■内容
・Jリーグ、JFA概要説明
・Jクラブの組織体制、収入構造、ホームタウン活動、育成システムなどの講話
・八百長対策についての講話
・J1リーグ戦などの試合視察
・クラブハウス視察       ほか
http://www.j-league.or.jp/release/000/00006039.html
http://www.jsgoal.jp/official/00178000/00178896.html


9/20(土)
練習場、選手寮、フロンタウン鷺沼など川崎フロンターレの施設見学を実施。
その後、武田社長をはじめフロンターレのスタッフから、
地域密着の重要性やチーム経営などについてのプレゼンテーションを受けた。
http://www.jsgoal.jp/photo/00136300/00136365.html


9/23(火・祝)
試合前はクラブスタッフからクラブに関するプレゼンが行われ、
参加者は熱心に聞き入っていた。
http://www.jsgoal.jp/photo/00136600/00136606.html


余談。
仁川アジア大会でU23ベトナム代表を率いて2連勝で予選リーグを突破した三浦俊也監督。
今度は、ベトナム代表を引き連れて、10月に来日するとか。
現地記事で9月頭あたりに書いてあった記憶があるのだが、
まだ詳細な情報は来ていないので、いまはそんな情報があったという程度にしておく。
レコンビン来るなら、見に行ってみたいものだ。
ついでに、U19で名前覚えちゃったドリブラーのNGUYEN CONG PHUONG(グエン・コン・フオン)
も来ないかな。

posted by sca25 |01:38 | Jリーグ・東南アジア戦略 | コメント(0) |

2014年09月17日

三浦俊也監督率いるベトナム代表が強豪イランを4-1で破る大金星!決定率100%!

三浦俊也監督率いるベトナムがイランを枠内シュート決定率100%で圧勝!(4-1)
三浦俊也監督(札幌-神戸-甲府-現ベトナム代表監督)がU-23ベトナム代表を率いて参加したアジア競技大会。
初戦で優勝候補の一角とも言われるイラン代表から4-1で勝利を奪い、ベトナム中から喝采を浴びている。

イランといえば、アジア競技大会では
2002年釜山大会-優勝
2006年ドーハ大会-3位
2010年広州大会-4位
と、23歳以下ルールとなって以降、毎回準決勝以上にコマを進めてきた強豪。
A代表でも2014W杯ブラジル大会に出場するなど、
アジアでも指折りの強豪なことは言うまでもないだろう。

そのイランに4-1で圧勝。

いやーびっくりした。
では、どのくらい圧勝なのか、スタッツを調べてみよう。
IRI vs VIE
15 Shots 5 
 5 Shots on Goal 4 
16 Fouls 16 
 4 Corner Kicks 3 
 2 Free Kicks 7 
56 Ball Possession 44 
35 Actual Playing Time 27 

シュート数は、イランの3分の1の5本。
枠内シュートは4本で、ゴールも4なので、枠内に打ったシュートは100%ゴール。
ボールポゼッションも56vs44で、シュートを打たれた割に、攻められてる印象はない。

勝手なイメージだが、三浦監督って、相手に研究される前は、存分に力を発揮する印象。
相手に研究されちゃうと、急に引き出しが減っちゃうというか・・・。
まあ、その辺は私がウダウダ語るよりも多くの三浦采配を見ている
札幌サポのほうが正しいイメージを持っているだろう。

ベトナム代表の次戦vsキルギスタン戦は、9/22(月)の17:00(現地時間)となっている。

グループH
順 国 点 勝 分 負 得失
1 VIE  3  1  0  0  +3
2 KGZ  0  0  0  0   0
3 IRI  0  0  0  1  -3

サッカーの結果詳細はこちら


その他の東南アジア勢(Jリーグ提携国のみ)
マレーシア0-3韓国
インドネシア7-0東ティモール
タイ2-0モルディブ
カンボジアとミャンマーはいないんですね。。。


SEA games(東南アジア競技大会)には手を出す電通が、
それより規模が大きいはずのASIA games(アジア競技大会)には手を出さない。
スポーツビジネス(というか放映権ビジネス)はシビアなものである。

posted by sca25 |01:57 | Jリーグ・東南アジア戦略 | コメント(0) |

2014年09月14日

U19日本代表が決勝でベトナムに1-0で勝利し優勝!(内山はフル出場)

ベトナムで開催されているNutifood cup 2014。
本日行われた決勝戦は1-0でベトナム代表を破り、見事優勝を飾った。

予選初戦でオーストラリアにロスタイム弾で劇的な勝利を収めたU19日本代表。
ベトナムとの第2戦では、前半に先制されながらも、後半に3点取って逆転勝ち。

そのベトナムとの再戦となった決勝。
前半は互いに中盤での激しい争いが多いが、時間が経つにつれ日本のキープ力が勝ってくる。
15金子が抑えの利いたミドルシュートを放つも相手GKにセーブされる場面もあったが
0-0で折り返す。
後半も一歩も譲らない展開となるが、後半29分ついに均衡が破れる。

中盤でボールを奪いショートカウンターから15金子がゴール正面で受け
相手にクリアされかけるも、11越智(産能大)が素早く奪い返して
9表原(愛媛)へ素早く回し、PA内左へ侵入した9表原が
相手マークを中⇒外へのドリブルでずらしたところを、左45度から左足一閃!
ゴール右隅に突き刺さる素晴らしいゴールで先制した。

この1点を守りきった日本が優勝を飾った。


4万人の観衆で埋め尽くされた完全アウェーの中、
国歌斉唱まで行う丁寧さ。

U代表の親善大会とはいえ、これだけ大勢の観客で試合をできるのは
とても貴重な経験といえる。

U19日本代表のスタメン。
GK 1 中村 航輔(柏レイソル)
DF21 高木 大輔(東京ヴェルディ)
DF 4 内山 裕貴(コンサドーレ札幌)★
DF25 茂木 力也(浦和レッズユース)
DF20 坂井 大将(大分トリニータU-18)
MF 7 大山 啓輔(大宮アルディージャ)
MF24 井手口陽介(ガンバ大阪)
MF28 小川 直毅(ガンバ大阪)
MF15 金子 翔太(清水エスパルス)(C)
MF32 杉本 太郎(鹿島アントラーズ)
FW19 北川 航也(清水エスパルスユース)

試合は前半からともに中盤でのプレスが早く、
シュートまで持ち込めない展開続く。
特筆すべきはベトナムの球際への積極性と、キープ力の高さ。
ポゼッションはやや日本が上回るものの、
前半は日本が奪われる場面も多く、
日本のプレスをかいくぐってパスを回せる技術の高さを見せ付ける。

ベトナムで怖い存在だったのは、
10番でキャプテンを務めるNGUYEN CONG PHUONG(グエン・コン・フオン)
高いキープ力からチャンスを演出していたし、
将来ベトナム代表に食い込んできてもおかしくない存在だ。
そのうちベトナムのメッシといった異名を日本のテレビ局がつけるのだろう。

ベトナムなら日本は圧勝して当然と思い込んでる人は
試合を是非見てほしい(すぐに削除されるだろうが)。
日本とそれほど差がないと感じることが出来るはずだ。
また、なぜ彼らがベトナム国内で黄金世代と呼ばれているかも分かるはずだ。
前半のみ(youtube)
フルで割りと安定している(youtube)

最終的なSTATSはこちら
VET  -  JPN
 2  SHOT  6
 2  CK    3
 1  OFF   1
11  FOUL 10
 
日本のシュートが6本に抑えられてることから見ても
圧倒したわけではないことが伺える。
ベトナムのシュートが2本で終わっているが、
予選のときより、10番や9番の仕掛けを高い位置で潰していたことが要因だろう。
前を向かせると怖い存在なだけに、しっかりとした対策と立ててきた証拠だ。

なお、日本が先制した後、喜んだ9表原が相手ゴール裏をトラック付近まで駆けていったが、
ペットボトルが何本も投げ込まれていた。
客席から距離が遠いので転がってくるのがいくつも見えただけだが、
喜び方にも少し注意した方が良いだろう。


さて、内山。
1試合休んだこともあってか、コンディションのよさが垣間見えて、
カバーリングやポジショニングがよく、危険な場面を未然に防げていた。
体も張っていたし、及第点の内容といえる。
ただ気になるのは、体を当てられると、負ける場面があり、
今後のAFCU19で西アジア勢と対戦したとき、標的にされる気がする。
空中戦や、体を張った場面で、芯の弱さがあると致命的だ。
三浦(清水)がCBの第一選択肢だろうけれど、内山の評価が2~3番手のように思える。
ここはうまく使い分けるのだろう。

posted by sca25 |02:08 | | コメント(1) |

2014年09月10日

U19日本代表はベトナムに3-2で逆転勝ち(札幌内山は負傷交代)

ベトナムで開催されているNutifood cup 2014。
初戦でオーストラリアにロスタイム弾で劇的な勝利を収めたU19日本代表。
ベトナムとの第2戦では、前半に先制されながらも、後半に3点取って逆転。
相手の反撃を終了直前のPK1点に抑え、3-2で2連勝を飾り、
決勝トーナメント進出を決めた。

なお、内山(コンサドーレ札幌)は、
前半35分に日本のCK崩れから相手DFとヘディングの競り合いで
頭部をぶつけた影響も見せずにプレーを続けた。
さらに前半終了直前に相手の裏を狙ったボールを背走する際、
右かかとを相手に踏まれ、右足首を負傷しピッチ外に出た。
その影響からハーフタイムで交代となった。

試合映像youtube(ベトナム語。すぐ消えると思います)こちら


なお、ベトナムの10番が細かいタッチでスピードのあるドリブルを持っていて、
なかなか倒れず、見ていて面白い選手でした。
このNGUYEN CONG PHUONG(グエン・コン・フオン)、
先制点を取った9番NGUYEN VAN TOAN(グエン・バン・トゥアン)や
Vリーグ2014最優秀若手選手のチャン・ミン・ブオン
という名前は覚えておいた方がよいでしょう。

なお監督は GUILLAUME GRAECHEN というフランス人です。
HAGL-Arsenal JMG(ホアンアイン・ジアライ-アーセナルJMG)で監督かコーチをやってる人らしい。

posted by sca25 |01:16 | | コメント(0) |

2014年09月09日

レコンビン、今季の所属元ソンラムゲアンとの残留交渉が決裂!

SLNA(ソンラム・ゲアン)とコンビンは、契約交渉が決裂しました (9月6日)

ほぼ確実に、SLNAは次の3シーズンでビンのプレイを見れません。 
昨日の午後、コーチ・フータンとコンビンは、新たな契約締結に関する電話で互いの予備的な交渉を行った...。 
双方の希望を確認した後、コンビンが正式にチームゲアンに別れを告げる。 
最高の選手を維持するのに十分な年俸を用意したSLNA。 
コンビンに感謝し、彼が彼の新しいクラブでの成功を祈っています!

SLNA và Công Vinh thất bại trong đàm phán hợp đồng

Gần như chắc chắn, SLNA sẽ không có sự phục vụ của Công Vinh trong 3 mùa bóng tiếp theo. 
Chiều qua, HLV Hữu Thắng và Công Vinh đã có trao đổi sơ bộ với nhau qua điện thoại về việc ký kết... hợp đồng mới. Sau khi nắm bắt nguyện vọng của 2 bên, Công Vinh chính thức nói lời chia tay với đội bóng xứ Nghệ.
Lại một lần nữa SLNA không đủ lực để giữ cho mình những cầu thủ tốt nhất.
Xin cảm ơn Công Vinh và xin chúc anh thành công với CLB mới! 

from SLNA facebook
https://www.facebook.com/cdvslna


ベトナムVリーグは今季の全日程が8月に終わりました。
その後、9月6日までにソンラム・ゲアン残留か退団かを決断すると
現地報道に流れていましたが、ソンラム・ゲアンの公式facebookによると
退団の意志を固めたようです。(信用するかどうかは別問題)

今ベトナムで乗りに乗っているべカメックス・ビンズオンへの移籍が現地で報道されています。
ベトナム代表での活動を経て、来年1月のベトナムVリーグ開幕前までの長いスパンで
移籍先を決めることになりそうです。

ベトナム代表としての活動は、今年10月に開幕する、
東南アジア最大のサッカーの祭典、AFFスズキカップ2014に向けて動き出します。

AFFスズキカップのスポンサーに、いくつの日本企業がつくのかにも注目が集まります。
今回は電通は絡んでないのかな?

タイトルスポンサーのスズキを除いて、
オフィシャルスポンサー11社中8社が日本企業です。
J2クラブの胸スポンサーもありますね。

suzuki



posted by sca25 |12:24 | VPF2014ベトナムVリーグ | コメント(0) |

2014年09月09日

前寛之(コンケーンFC/タイ1部)レンタル移籍後初ゴール(動画アリ)

コンケーンFC(タイ1部(日本で言うJ2))へレンタル移籍中の前寛之が、
レンタル移籍後初のゴールを直接FKで決めています。

動画はこちら(タイのスポーツメディアなので遅いです。CMが30秒くらいあります)
http://sstv.siamsport.co.th/video.php?IDClipVDO=00050173

背番号16、オレンジのシューズが前寛之です。

さて、短いハイライトですが、いくつか見どころを。

・バンコクFCはマスコットが牛(0:00)
・先発メンバーに横野純貴と前寛之が揃い踏み(0:11)
・対戦相手のバンコクFCはユニフォームが赤黒(0:14)
・バンコクFCの29番?が常盤聡みたいな身体能力
・味方が触ったようにも見えるが、直接FKからゴールを決めています。
 ↓公式記録
mae_result


日本の2部のサッカー(ハイライト)を見たあとで、
タイの2部のサッカー(ハイライト)を見ると、
当たりの弱さと、心の弱さ(簡単に倒れる)を感じてしまいます。
ただ、かなり荒っぽいので、厳しい競り合いで踏ん張りすぎても
怪我してしまうので、仕方がない気もします。

ちなみに前寛之は、加入後はずーっと先発フル出場しています。
記録は別途まとめます。


12位 Pattaya United (38pts,-10)
13位 Phuket FC (36pts,-3)
14位 Trat FC (34pts,+5)
===以下、降格====
15位 Nakhonpathom United (33pts,-1)
16位 Phitsanulok TSY FC (27pts,-24)
17位 Khonkaen FC (24pts,-20) ←★
18位 Sriracha Ban Bueng FC (3pts,-56)

コンケーンFCは下から2番目の順位で、降格圏から脱出できていません。
残り5試合で、勝ち点13くらいが必要です。
厳しいですね。
ただ、シーズン前半の遅れを少しずつ取り戻してきているので、
前寛之は、そこそこ貢献していると言えそうです(都合の良い解釈)。


万が一タイ2部(日本で言うJ3)へ降格したらコンケーンFCへ
選手を送り込むメリット云々を言い出す人がいるかと思いますが、
コンケーンFCとの提携のメリットは、以下にあると思います。

・オーナーのカソム・チャオナン氏は、日本語英語も堪能な国際派で、大学の学長。
 タイのサッカー協会やフットサル連盟の理事をやっているなど、人脈が豊富。
 (AFCのHPに名前が載ってたレベル)

・道内の大学生がコンケーンFCとの提携をきっかけに留学するなど、
 対応がクラブ間に留まらない幅広さがある。

・日本の2部リーグで燻っている選手がレンタル移籍するには
 出場機会が多く得られて、適切なレベルにある(試合内容はともかく)

(参考)タイ・コンケーンFC社長のカソム・チャナオン氏は大物で親日家じゃねーかっ!


私は、今のところ提携解消といった動きを見せる必要はないと考えています。
トヨタ、ヤマハ、日産などビッグな企業が親会社のJクラブとは
異なるアプローチでの東南アジア戦略を担うべきだからです。

報道やクラブからの発表がないので、あまり活動してないように見えますが、
細く長い付き合いを目指すのであれば、今のような対応でよいと思います。
本腰入れるなら、現地駐在員を置くくらいの動きが必要ですが、
そこまでやるなら現地にスクール事業を展開するくらいのパワーが必要ですから。
コンケーンFCは、今の札幌に合った提携先だと思います。


posted by sca25 |10:51 | タイ・プレミアリーグ&Div.1-2014 | コメント(0) |