コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2013年12月08日

クラブコンサドーレ改悪じゃねーかっ!(その1/不満、クレームは宝の山)

タイトルはわざと煽りました。
改悪・・・とは、微塵も思ってません。

「収入が少ないシーズン開幕前の行くかどうかも分からない時期に
 数万円を落とすシーチケ保有者を優遇するよなー。
 でも特典がクラブコンサドーレとあまり変わり映えしない。」
「年会費5000円のファンクラブに、なぜ先行入場権があるんだろう?
 株主招待券+会員でも先行入場できるのかな」
「そもそも、先行入場にそんなに価値あるの?ゴール裏の場所取りが重要なのかな」
 という感想というか疑問を、会員の改定以前から抱いていました。


2014年度のクラブコンサドーレ会員特典
http://club-consadole.jp/cms/preview.php?pre_no=83


今回の改定ポイントである「先行入場権を会員+シーチケ保有者に絞った」ことに対し、
改正について連絡を受けたとき、以下のように捉えました。
1)シーズン開幕前に、より多くのマネーをクラブに落とした人を優遇ないし差別化した。
2)会員+シーチケ客が、会員+持株会招待券客らと同じ扱いされるよりマシ。
3)ゴール裏入場拒否されたわけでもなく、早くから並べば一般入場列でも30分遅れで入場開始。
4)シーチケ保有+非会員だと、クラブのマーケティングに全面協力してない。

このうち、4)は誤りで、シーチケにもワンタッチパスが付与されます(付与されないと誤認してました)。
3)も、一般入場列でダラダラ入るより、年会費5000円で先行入場できるならお買い得感ありますね。

この時点で私が理解できてなかったのは、
札幌から遠い地域に住み「Time & Money & Soul」をかけてやってくるサポーターにとって、
ドニチカ圏内にお住まいの方との「Time & Money & Soul」の差を埋める価値があることでした。
(遠方という意味では私もその1人ですが)

立場違えど「先行入場権のため」に年会費5000円を払っていた人は大いに不満でしょうけれど、
ここは1つ、コンサドーレをサポート(支える)方法というか、
アプローチの仕方を今一度考え直してみるよい機会になると思い、ダラダラと書き連ねています。

これまで享受していたサービスを失って、
クラブ対して不満をぶつけるだけという行動では、何も生み出しません。
(ある種正しい行動ですが、やや物足りない)
どなたかのブログで「クラブに失望」という言葉が載っていたので、
5000円で享受していたサービスを失ったことで失望という言葉が出て来るロジックに
大変興味を抱いてコメントしたのですが、得られるものは多くありませんでした。

自分の立場とクラブコンサドーレに望むことを明確にしつつ、
その上で、クラブと会員双方にとってよりよくするためには、
どうすればよいかを考えた上で、メールなり、苦情受け付けなりすればよいと思います。
サービス提供者にとって「苦情、クレーム、不満」は宝の山ですから。
単なる苦情・不満から、前向きな苦情や改善提案へと発展させるよい機会と言いたいのです。

クラブにとって辛いのは、無反応で会員がいなくなっちゃうことです。
ブログやツイッターでボヤいても、マーケティングには何の役にも立ちません。
電話で苦情を発してよいのは、録音できるコールセンターがある会社のみです
(コンサにはないので時間の無駄)。
メールとか、問合せフォームなど、書面で残るのがベストですね。

1人のお客様に、そこまで求めるのもどーなの?って思考もありますが、
「支える」ことを望むなら「支え方」をアレコレ考えて、
サービスを享受する者が、提供者が何を考えてそうしたのかを考えることで、
普段気づかないことや発見があればよいですし、
自分にとってよりよい選択をすることにつながると思います。

というわけで、先行入場に付加価値が高いのであれば、
シーチケなしでも1万円会員向け特典として入れるのは大いにアリだと思っています。
それでもシーチケユーザとの差別化は図るべきとの考えから、大分を参考に、
5000円会員(ホワイト)なら先行入場券2枚、
1万円会員(ブルーグレイ)なら先行入場券4枚、
というのが落としどころかな。
特典で割引券配るくらいなら、先行入場【券】の方が付加価値あるのかも。


少し脱線しますが、道内企業の経営者の言葉を貼っておきます。

「道民がもっと北海道に惚れること。北海道の人たちは惚れ方が足りない。
 だから愚痴が先に出てしまう」

「若い経営者を育ててこなかった我々の責任もあるが、次の世代が育っていないのが北海道の現状だ」

「北海道の限られた市場の中にいたら数店舗しか展開できなかっただろう。
 本州へ行ったから全国的になれた。北海道だけにとどまっていたら事業は難しい。
 道内企業は、どんどん津軽海峡を渡って本州で事業を拡大させたほうが良い。
 北海道の広域分散の土地で耐え忍ぶ経営していると本州でも十分に競争力がある。
 それにみんな気がつかないだけだ」

つづく

posted by sca25 |13:59 | 市場 | コメント(4) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:クラブコンサドーレ改悪じゃねーかっ!(その1/不満、クレームは宝の山)

 先に書かれちゃったのでコメントでお茶濁します。今回の改定にあたって思ったのは
 「+\6,000で先行入場をするだけの価値があるかどうか?」ということ。
'
 遠方からの場合だと年間に参戦できるのは3回、頑張って4回くらいとみてます。となると、1回につき\1,500から\2,000多く出費することになるのでそこで割安か割高かを感じるボーダーラインとなりけっこう微妙かな、と。僕は基本SS指定しか買わないので「何がなんでも先行入場!」というこだわりはないんですが、こだわる方には少なからず抵抗感はあるんじゃないでしょうか。
 とはいえ、シーチケ購入者は先行入場できるので(裏を返せば先行入場したかったらシーチケ買ってね、ということ)、準シーチケユーザー(?)とも言える購買層には先行入場券で妥協するのはアリかと。イベント仕掛けてどれくらい使われるかを探るなんてこともできますし、大して使われなければ少なくするor廃止すればいいので。
 クラブ側としてはまとまったお金が早く集まるシーチケにシフトしたいというのが本音。配っても使われない割引券を乱発するよりは…ってところでムダを排除したいんだと思います。案外、ドームでの試合増と先行入場でシーチケを値上げしやすくなるとか思ってたりしてw。

posted by フラッ太| 2013-12-08 14:46

Re:クラブコンサドーレ改悪じゃねーかっ!(その1/不満、クレームは宝の山)

コメントありがとうございます。
割引券って、刷る枚数が多い割に使用率が低いように思います。
それにシーチケで動く金は無視できないですし、
ドームの試合数が増えるのであれば価格上昇が間違いないですから、
シーチケユーザの不満を減らす仕組みが必要です。
それが、今回の措置と考えられそうですね。
一見すると値上げと騒ぐ人もいるでしょうけれど、
ドーム経費を考慮すれば「ドーム増える→シーチケ価格上昇」
「ドーム少ない→シーチケ価格抑制」なのは明白です。
あとは、先行入場した人が多く来るスペースの治安維持というか、
水準向上なんてのもありそうな気がしています。

posted by sca| 2013-12-08 18:09

Re:クラブコンサドーレ改悪じゃねーかっ!(その1/不満、クレームは宝の山)

サポーターのことをパートナーと言ったのの社長は、
まだまだパートナーとしての認識が甘いよ、と思っているのではないかなと感じました。
今回の変更を皆さんほど改悪だと感じていないひとりです(なのでブログでも触れていません...)。
.
割引券といえば、毎年鬼のように余る割引券をさばくのに困っていました。
当日券でしか使えないものなので、集客の見込みもしづらいのではないかと思っています。
.
最後の経営者さんの言葉は本当にそうですね。
地元愛を口にしつつ、どこかまだ他人事になっている人は多いと感じます。
北海道を魅力的に思ってもらうには、価値があると判断してもらうためには、
そこに住む人が今よりももっと魅力的であるべきだなぁと。

posted by ひとみ | 2013-12-12 16:04

Re:クラブコンサドーレ改悪じゃねーかっ!(その1/不満、クレームは宝の山)

コメントありがとうございます。
「サポート」という言葉について、今一度考えてみる機会を与えられていると思います。
私自身「支える」というアプローチでコンサに興味を持ったのがここ1年くらいですが
その間にお会いしたサポの方や、ネットで得た情報から、
支え方(特に金銭面の)についての知識やコンサの事例が
ごく一部の人は知っているけど、広まってないなあという印象を抱いています。
過去の歴史や法律を知っていれば「寄付」という選択肢は絶対に出てこないはず。
でも、いろんなことをやり続けて、燃え尽きてる人も多いなあとも。
なんてことをモヤモヤしてます。

つくづく「パートナー」っていい言葉ですね。

posted by sca| 2013-12-14 18:35

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